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ちょっとビンス殴りに行ってくる! 「WWE SmackDown vs. Raw 2011」はバックステージも大騒ぎ!?
「WWE SmackDown vs. Raw 2011」公式サイト
今回発表された情報の中で,まず注目したいのはレジェンドスーパースター達の存在。
シリーズには毎回,現在は番組に登場していないレジェンド達が特別出演しているが,今回はマクマホン家との確執が番組内で続く“ヒットマン”ブレット・ハート,おなじみのストーン・コールド・スティーブ・オースチン(1998年頃のニーブレスが左だけのスタイル),ザ・ロック(もみあげが短くタトゥが少ない2000〜2001年頃のスタイル)に,ロブ・ヴァン・ダム,さらにジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ,ジミー・スヌーカ,“リビングレジェンド”テリー・ファンクといった懐かしの名前が並ぶ。
中でも2006年に“ECW One Night Stand”において61歳でリングに上がり,ハードコアマッチに出場したテリー・ファンクは,現在進行形のWWEに興味はなくても,オールドプロレスファンならば間違いなく必見。還暦を過ぎてラダーのてっぺんからバンプをとり,燃える有刺鉄線角材を振り回し,有刺鉄線ボードに突っ込んで大流血するよれよれ爺さん(現在も66歳で現役)が本作に登場するとなれば,たとえゲームでそこまでできないとしても,血が騒ぐものがあるはずだ。
ゲームだけに,あまりよれよれじゃないのが残念といえば残念だが,良くも悪くも引退しないレスラーの見本として長生きしてもらいたいものである。フォーエバー。
ザ・ロック |
ストーン・コールド・スティーブ・オースチン |
ショーン・マイケルズ |
ブレット・ハート |
ミスター・マクマホン |
アリシア・フォックス |
CMパンク |
クリス・ジェリコ |
シェーマス |
ザ・ミズ |
楽しいのは試合のみにあらず!
控え室やインタビュー中を襲え!
一方,相も変わらず元気なのが団体の社長,ビンス・マクマホン氏だ。こちらは近年の短髪姿での登場で,相変わらずワル顔をさせたらハリウッドスターも裸足で逃げ出す千両役者ぶり。
しかも今回はゲームモード「ロードトゥーレッスルマニア」の進化により,誰もが一度はやってみたいと思っていたはずの,“ビンスを襲いに行く”という,楽しすぎるプレイだって可能となっている。
これを実現しているのが,新たに搭載される「フリーローミングシステム」である。要するに,バックステージを自由に歩き回ってほかのスーパースターに接触し,イベントを発生させることができるようになったのだ。そのため,ストーリーモードであるロードトゥーレッスルマニアの中にも,これまでにない自由度が誕生。
スーパースターの一人となってストーリーを淡々と追うだけでなく,自分の意志で行動できるようになっているのだ。これによって,仲の良いスーパースターが変わったり,隠し要素が解禁されたりと,予期せぬ展開が生まれるという。
ディーバの控え室にまで入れてしまうのは大丈夫なのか? と思いつつも,WWEのバックステージに興味のある人は,存分にうろつきたくなるはずだ。
ここで発生するイベントも,「タイトルマッチ中にベルトを盗んで逃げ,HHHに追いかけられる」などというバカバカしいものが用意されているなど,よりWWEらしさを味わえるようになったようだ。
スクリーンショットも確認してほしいが,リムジンに逃げ込んだクリス・ジェリコと,車のガラスを叩き割ろうとするHHHの表情も秀逸。
いやはや,ひたすら試合をするプロレスゲームばかりだった頃から考えると,面白い時代になったものだと感慨深い。
こういうシステムが採用されると,ディーバ達も俄然注目すべき存在になってくる。
また,誰とどう絡んでいくかをプレイヤーがより能動的に意識できるようになったことで,本作のWWEシミュレーターとしての存在感も,ぐっと増すことになりそうだ。
「WWE SmackDown vs. Raw 2011」公式サイト
- 関連タイトル:
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