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オーバーランド,F-16をフィーチャーした「MSFS X」のアドオン,「Aerosoft F-16 Fighting Falcon X」を本日から発売開始
オーバーランドは本日(12月25日),「マイクロソフト フライト シミュレータ X」専用アドオンソフト,「Aerosoft F-16 Fighting Falcon X」(エアロソフト F-16 ファイティング ファルコン X。以下,ファルコン X)の発売を開始した。価格は3480円(税込)で,オーバーランドの公式サイトからのダウンロード販売となるが,CD-Rでの販売にも対応している。また,日本語マニュアルは付属しているが,基本部分は英語となっている。
「Aerosoft F-16 Fighting Falcon X」製品紹介ページ
Aerosoft公式サイト
ドイツのAerosoftが開発したファルコン Xは,アメリカのジェネラル・ダイナミクス(現在はロッキード・マーティン)が開発した単発のマルチロール機,F-16をフィーチャーしたアドオンだ。比較的安価ながら多目的に使えるF-16は,アメリカ空軍のほか20か国以上の空軍が採用するベストセラー機で,4000機以上が生産されるという記録を打ち立てている。
ファルコン XにはF-16A,F-16AM,F-16Cという3種類のサブタイプが収録されており,2種類のエンジン(General Electric F110-GE-100と,Pratt & Whitney F100-P-220)が使用できる。アドオン専門のAerosoftらしく,精密に再現されたコクピット(F-16C Block 50/52および,F-16A MLU仕様)や,フレームのほとんどないキャノピー,そして細かく再現されたアビオニクスや実物に忠実なヘッドアップディスプレイの動きなど,戦闘機マニアも唸る作りこみだ。そのあたりは,掲載したプロモーションムービーでも確認できるだろう。
ベースとなるのがフライト シミュレータ Xだけに,空中戦や爆弾の投下,地上攻撃などはもちろんできないが,ジャンボ機ではとても体験できない機動性や,高度5万フィートまで一気に駆け上がる上昇性能など,戦闘機ならではの操縦が体験できるだろう。
ファルコン Xには,アメリカ軍のほか,ベルギー,チリ,デンマーク,エジプト,ギリシャなど16か国のペイントも収録されているので,普段,民間航空機の操縦桿を握り,計器飛行をもっぱらとしている人も,超音速の快感に酔いしれてみよう。
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Aerosoft F-16 Fighting Falcon X
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