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もっと好きになってもいいですか? ドラマCD「ラブプラス Sound Portrait」について早見沙織さん,丹下桜さん,皆口裕子さんに聞いた
これは,KONAMIから発売中のニンテンドーDS用ソフト,「ラブプラス」に登場する各キャラクターの,ゲームでは描かれていない側面を,ゲームの制作スタッフが監修したオリジナルシナリオで表現したもの。
ダミーヘッド録音によるボーナストラックも収録され,まるで実際に彼女が耳元で囁いているかのような気分まで味わえるという,ラブプラス紳士なら必聴のドラマCDとなっている。
発売日は,「高嶺愛花」編が6月23日(水),「小早川凛子」編が7月21日(水),「姉ヶ崎寧々」編が8月18日(水)で,価格は各2800円(税込)。なお,ドラマの一部は文化放送デジタルラジオ「超!A&G+」で毎週日曜21:30〜22:00に放送中の,「丹下桜のRadio・A・La・Mode」にて放送されている。
今回はその発売に先駆け,アフレコ現場にお邪魔して高嶺愛花役の早見沙織さん,小早川凛子役の丹下桜さん,姉ヶ崎寧々役の皆口裕子さんから,収録の感想や聴きどころなどについて話を聞いてきた。本稿ではその模様をお届けしよう。
ゲームとはまた違った彼女の一面が見られる!?
ラブプラス紳士なら悶絶必至の充実した内容
――大人気のラブプラスがドラマCD化されるということで,まずは感想をお聞かせ下さい。
早見さん:
ドラマCDにはゲームに無かった要素が沢山含まれているので,一味違った楽しみ方ができるのではないかと思っています。
丹下さん:
ゲームのときは性格が3パターンありましたが,ドラマCDでは一つの性格で凛子を演じています。でも,ツンデレなので一つの性格でも色々な面があり,どれが本当の凛子なのかだんだん分からなくなってきています(笑)。
皆口さん:
ゲームと同じで,ドラマCDでも聴いている人が“彼氏”でいられる作りになっています。ゲームと変わらず「俺のことだ」と思いながら聴いてください(笑)。
――すでに愛花編の収録は終えられたとのことですが,演じてみた感想をお願いします。
シナリオの量が本当に多く,愛花がコミカルだったり空回りしたりと,ゲームとはちょっと違った感じになっていました。私も演じていて本当に楽しかったです。
聴いている人がラブプラスの世界に入り込んで,クスッと笑えるような内容だなと感じました。
丹下さん:
愛花ちゃんメインのお話ということで,凛子は通りすがりにかすったくらいの絡みでした(笑)。詳しくはまだ話せないのですが,愛花ちゃんから「とある大切なもの」をちゃっかりゲットしてしまうという展開があります。
ちょうど今は凛子編の収録をしていて,「丹下桜のRadio・A・La・Mode」という私の番組で放送するドラマと,CDのみに収録されるボーナストラックを録りました。
ボーナストラックではダミーヘッドを使っているのですが,マイクがドイツ製なので彼(?)にはドイツ製なのになぜかフランス人風な“ジョルジュ”という名前がついてるそうです(笑)。そのジョルジュに向かって,耳元で囁いてきました。
セリフも「中間の凛子ではなく,ツンかデレかのどちらかでガッツリ行ってください」と言われたので,そういう風に演じています。
あと,イジられているというか,清楚なお嬢様と素敵なお姉さん相手にはできない部分のしわ寄せが,全部凛子に来ています(笑)。
いい感じに遊ばれていますので,楽しいドラマCDになっていると思います。
皆口さん:
愛花編では愛花ちゃんがデキシーズにバイトで入ってくるというエピソードがあるのですが,その話がけっこう面白くて,私も出来上がりが楽しみです。
それから,愛花編,凛子編,寧々編で3話連続になっている話もあるので,ぜひ全部聴いてください。
――ラブプラスの魅力と,それがドラマCDにどんな風に反映されているのかを教えてください。
ゲームもドラマCDも,“彼氏”について3人が色々と話しているという,ちょっとニヤニヤしちゃうような部分が魅力だと思います。
やはり彼女が自分について話しているというのは嬉しいことだと思うので,そこがイチオシですね。
丹下さん:
ラブプラスの魅力は,“彼女ができるところ”だと思います。私のところにもファンの方から「彼女ができました! DSで!」というメールがよく来るのですが,皆さんとてもキラキラしていて,「ああ,社会的に貢献しているんだな」と。
収録のときにもプロデューサーさんや音響監督さんから,「このゲームを世の中の男子たちのために!」と熱く語られたんですよ(笑)。ちゃんと救われているようで,良かったです。
ドラマCDではそれぞれの家族が出てきたりと,ゲームで描かれなかった部分も描かれているので,楽しみにしていてください。
皆口さん:
ラブプラスって生々しいんですよね(笑)。ゲームなんですが,皆さん彼女をとても大事に想ってくれていて,そういうリアルな部分が魅力だと思います。
ドラマCDではそんなゲームの世界をさらに膨らませているので,笑ったり驚いたりしてください。
――今回のドラマCDはゲームの設定を広げたオリジナル脚本とのことですが,「こういう話を自分だったら聴いてみたい,やってみたい」という希望は何かありますか?
早見さん:
やりたいことは,ほとんどすべてやらせていただきました(笑)。でも,ドラマCDでは1対1の絡みが多かったので,今後は3人でのかけあいもやってみたいですね。
丹下さん:
沙織ちゃんが言ったように,もうありとあらゆるシチュエーションを体験させていただいたんですよ(笑)。でも,確かにごく普通に学園生活で会話をしてみたい気はしますね。
皆口さん:
寧々編はまだ収録していないのですが,台本を読んだ感じでは3人が仲良くなったところで終わるので,今後は仲良くなった3人がどうなるのか,そういう部分が広がればいいなと思います。
――ゲームは別録りだったと思いますが,ドラマCDでは3人一緒ですよね。ほかの方が収録している様子を見て,いかがでしたか?
収録しているところをニコニコしながら後ろで見ていたんですが,どちらのキャラも凄く癒されるなと感じました。
丹下さん:
一人のときはいいのですが,ご一緒するときは皆さんに「ごめんなさい! 凛子が失礼なことを言いますので」と,お断りを入れてから演じています(笑)。
自分のことだと客観的になれないんですが,お二方が演じられているのを見て「あぁラブプラスだ」と思いました。
皆口さん:
3人一緒の収録ということで,「お姉さんになりすぎてないかな」「寧々っぽくないかな」と心配しながら演じていました。
二人がしっかりしているので凄いなぁと。ちゃんと付いて行こうと思いました(笑)。
――では最後に,今回このドラマCDを購入するであろう全国の彼氏達にそれぞれメッセージをお願いします。
早見さん:
自分の彼女がドラマの中でどんな風に動いているのか,ワクワクなところだと思います。彼女の新しい一面を知る意味でも,繰り返し聴いてください。
丹下さん:
いろいろな方々に楽しんでいただけて本当に幸せだなと思っています。全国の彼氏さん達も,満点彼氏を目指して頑張ってください(笑)。
皆口さん:
色々なお話が入っているので,多分どこかには好きな彼女がいると思います(笑)。楽しみにしていてください。
今回の取材は否応無しに「ラブプラス Sound Portrait」への期待感が高まる内容だった。
6月24日(木)には「ラブプラス」の次回作である「ラブプラス+」も発売される。ドラマCDとあわせて彼女とラブラブチュッチュできる日を楽しみに待ちたい。
「ラブプラス+」公式サイト
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