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AMD,サーバー向けCPU「Opteron 6300」に16コアおよび12コアモデルを追加
Opteron 6300シリーズ 製品情報(英語)
12コアおよび16コア搭載モデルを追加
〜「AMD Opteron 6338P」および「AMD Opteron 6370P」が更なる効率性を実現。AMD Open 3.0のオープン・コンピュート・プラットフォームに最適化され、価格/ワット性能を最大化〜
AMD(米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ロリー・リード)は本日、サーバー向けCPU「AMD Opteron 6300シリーズ」(コードネーム「Warsaw」)に12コアおよび16コア搭載モデルを新たに追加したことを発表しました。エンタープライズ環境向けに設計された新型CPUは、「Piledriver」コア・アーキテクチャーを採用し、既存の「AMD Opteron 6300シリーズ」のソケットおよびソフトウェアとの完全な互換性を備えています。また、新製品の消費電力およびコスト効率は、業界最高レベルのコスト効率を提供するオープン・コンピュート・プラットフォーム「AMD Open 3.0」に最適化されています。
顧客の要望から生まれた新型CPU「AMD Opteron 6338P(12コア)」および「AMD Opteron 6370P(16コア)」は、エンタープライズ環境において高度に仮想化されたデータ解析、xSQL、従来のデータベース処理などの複雑なコンピューティング・ニーズに対して最適化され、1ワットおよび1米ドルあたりのパフォーマンスを最大化します。
AMD米国本社のバイスプレジデント兼サーバー担当ジェネラル・マネージャーであるスレッシュ・ゴパラクリッシュナン(Suresh Gopalakrishnan)は、次のように述べています。
「より効率的なサーバーの活用を実現する仮想化環境への移行が進むにつれ、メモリ容量とI/O帯域幅によってワークロードが制限を受ける状況が増加しています。AMD Opteron 6338PおよびAMD Opteron 6370Pは、1ワットあたりのパフォーマンスを高めるよう最適化されたサーバー向けCPUとして、より少ない消費電力およびコストでの仮想プライベート・クラウドの導入を実現します」
製品仕様
Model Number |
Cores | Base Frequency |
Max AMD Turbo CORE frequency |
TDP | Memory support |
---|---|---|---|---|---|
AMD Opteron 6370P | 16 | 2.0GHz | 2.5GHz | 99W | Quad channel U/RDDR3 up to DDR3-1600; ULV and LRDIMM support |
AMD Opteron 6338P | 12 | 2.3GHz | 2.8GHz |
このたび発表したサーバー向けCPUはSugonとSupermicroに採用され、システム・インテグレーターであるPenguin ComputingとAvnet Electronics Marketingを通じて本日より提供されます。価格は、「AMD Opteron 6338P」は377米ドルから、「AMD Opteron 6370P」は598米ドルからです。詳細については、AMDのウェブサイトをご覧ください。
AMDは、2014年1月28〜29日に米国カリフォルニア州サンノゼで開催される「Open Compute Summit V」に出展します。
参考情報
製品ウェブサイト
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