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【速報】 韓国mgame「プリンセスメーカー」のオンラインゲーム化事業発表会を開催,はたしてどんなゲームになるのか? 気になる日本展開は?
原作となるプリンセスメーカーは,いわゆる育成ゲームの元祖ともいうべき存在で,赤井孝美氏の指揮の下,ガイナックスで開発されたゲームである。1991年にPC-9801用に発表されて以降,さまざまな機種に展開し,シリーズとしては5作が作成されている。
【詳報】結局,オンライン版「プリンセスメーカー」はどんなゲームになるのか?
王国を救った英雄である主人公に対し与えられる褒美として,主人公が願ったのは戦災孤児の救済だった。そして,預けられた孤児である一人の少女を育てていくことになる(初代の例。このあたりは作品によって差がある)。
娘は,アルバイトをさせたり,花嫁修業をさせたり,勉強させたりと日々の生活をとおして成長していく。その成果は実に多彩だ。ゲームにはマルチエンディング方式が採用されており,育て方次第で,愛娘はさまざまな職業に就き,さまざまな人生を送ることになる。プリンセスメーカーというタイトルから想像できるとおり,見事,王子様のメガネにかなう女性に育て上げるのが最終目的ともいえるが,実際のところは「パパと結婚」という裏(?)ハッピーエンドパターンのほうが人気があったかもしれない。
ということで,興味津々で韓国でのプレス発表会に参加してきたので,発表されたゲームの概要を軽く紹介しておきたい。
プリンセスメーカーの版権を管理するサイバーフロント代表の藤原三二氏は,今回のオンライン版に対し,「何度も韓国に来ているが,こんなに嬉しいのは初めてだ」と述べ,藤原氏と赤井氏の出会いなどについて明かした。10年前に赤井氏と出会った当時から,赤井氏はプリンセスメーカーのオンラインゲーム化を口にしていたという。「mgameとともにプリンセスメーカーの新しい歴史を作っていきたい」と語っていた。
続いて,mgameのシン・ドンユン理事からゲームの方向性を示すスライドとともにゲームの概要が紹介された。
具体的な姿はまだ見えてこないのだが,順調にいけば2010年中に2本くらいのタイトルが出るとのことで,プリンセスメーカーオンラインといった単一のタイトルでリリースするわけではなく,いくつかの形態でシリーズ化していくものらしい。現状ではMMORPGやソーシャルゲーム,携帯電話,スマートフォン,ブラウザ,コンシューマゲーム機用と全6種類の計画が挙がっているようだ。
また,発表会には原作者の赤井孝美氏も出席しており,「プリンセスメーカーを始めて10年目にサイバーフロントと出会い,プリンセスメーカーが新しい命を得た。さらに10年経って,今度はmgameと出会い,プリンセスメーカーがどう生まれ変わるのか楽しみだ」とコメントしていた。
気になる日本展開については,ちゃんと「計画している」とのコメントをもらったので,大いに期待したいところだ。
詳しい内容については,続報でお届けする予定なのでお楽しみに。
【詳報】結局,オンライン版「プリンセスメーカー」はどんなゲームになるのか?
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