新感覚アクションシューティング「マインドジャック」のゲーム概要が明らかに。世界中のプレイヤーのゲームに自由に潜り込んで遊べるその内容とは

　スクウェア・エニックスは本日（6月25日），同社が2010年10月に発売を予定している新感覚のアクションシューティング「マインドジャック」（PlayStation 3/Xbox 360）で，ゲームシステムなどの最新情報を公開した。

　本作の主人公は，連邦諜報局の諜報員ジム・コービンと，反進歩主義NGOの支援者でフリーの反国家活動家レベッカ・ウェイスの二人。本作は，この二人が，テクノロジーが進化した西暦2031年を舞台に，自らの姿を晒さず，ネットワークを通じて敵兵や市民の人格を乗っ取る“マインドハック”という公にされていない技術と，その裏に隠された陰謀を暴く物語が描かれる。

◆「マインドジャック」概要

◆キャラクター


ジム・コービン （Jim Corbijn）
連邦諜報局（Federal Intelligence Agency：通称FIA）の諜報員。
かつての戦友であり今の上司であるフェルナンデスの指示を受け、レベッカの尾行を始めた事を契機に、国家をも揺るがす陰謀に巻き込まれていく。



レベッカ・ウェイス （Rebecca Weiss）
反進歩主義NGOの支援者であり、フリーの反国家活動家。
FIAの情報網にも入っていない武器を所持する謎のテロ組織から狙われているようだが、彼女についての一切は謎に包まれている・・・・


◆NERKAS Solutions Inc.

▼ナーカス社“KM-987 ヘッドセットコントローラー”を開発
世界初の独自ネットワークシステムを採用したヘッドセットコントローラーにより、これまでにないリアルとデジタルの融合を実現。
KM-987は使えば時や場所を選ばずに人類すべての情報を集め整理することが可能。それによりあなたは、現在、過去など全ての知識を、自由に手にすることができるでしょう。

KM-987 ヘッドセットコントローラー
商品名：ヘッドセットコントローラー
型番：KM-987

会社概要
商号：ナーカス社 （Nerkas Solutions Inc.）
設立：1998年
所在地：サン・ミラ
代表者：アンドリュー・ガードナー
主な事業内容：コンピュータソフトウェア・ハードウェア、情報通信機器、民間・軍用機器の研究、開発、製造、販売、インターネット関連事業
従業員数（連結）：119,000人（2030年現在）
2030年度連結売上高：1104億7100万＄

◆ Caution！！ ◆

ナーカス社に対して警鐘を鳴らす、ある極秘資料を入手した。
革新的な製品として、世間一般に普及している、ナーカス“KM-987 ヘッドセットコントローラー”。
とある産業ジャーナリストが独自に入手したナーカスの極秘資料によると、これには何か軍事的な目的が隠されているらしい。
画像を見ると一般市民が兵士と抗争をしているようだが、詳細はまだ解明されていない。
この情報を提供してくれた産業ジャーナリストの消息も未だ不明である…。

　本作では，マインドハック技術を用いることで，いつでも街にいるさまざまなキャラクターの脳を直接ハッキングし，自由に操ることができる。ハッキングできるのは，敵兵士や戦闘メカ，クリーチャー，市民などあらゆるキャラクター達だ。しかも，キャラクターによっては，特徴的な操作方法のものもあるという。


　また，本作ではハッキングすることで，いつでもほかのプレイヤーが遊んでいるゲームに侵入できるのが特徴だ。自分のゲームの世界に，いつの間にかほかのプレイヤーが入り世界を共有することになる。
　“他人のプレイしているゲームに侵入”するハッキングでは，大きく分けて二つのプレイスタイルを楽しめる。一つは主人公（侵入したゲームのプレイヤー）を助け，共に敵を倒していく協力プレイ，もう一つは世界のプレイヤーに対抗する敵勢力として，主人公を狙撃したり，妨害を行うという対戦プレイスタイルだ。
　この二つのスタイルは共存しているので，侵入してくるプレイヤーの選択によって，同じステージでもまったく違った展開を楽しむことができる。


　プレイヤーキャラクターは，敵を倒すことで経験値を獲得しレベルアップしていく。レベルアップすることで，「アーツ」と呼ばれる特殊能力を身につけることができ，さまざまな付加効果が得られるのだ。
　アーツの付加効果には，ダッシュの制限時間を長くしたり，体力を増やしたり，エイム時の集弾率が上昇したりと，さまざまなものが用意されている。プレイスタイルに合わせて，レベルアップの際に選んでいこう。


　戦闘では，近接戦やカバーアクション，敵を盾として利用するヒューマンシールドといった多彩なアクションが魅力だ。これらのアクションには，実際に存在するイスラエルの近接格闘術「クラヴ・マガ」が採用されている。ゲーム中の銃器の扱いや，銃器携行中のアクションも，すべてクラヴ・マガのチーフインストラクターによる，モーションキャプチャで再現されているので，プレイする際にはそのリアルな動きに注目しておこう。
　そんな本作の重要なキーワードは，やはり「マインドハック」だ。レベッカが何かを掴んでいるようだが，それはプレイしてからのお楽しみだ。

本作最大の特徴となるゲームシステム『マインドハック』は、ストーリーでも核となる重要なワードだ。
レベッカが何かを掴んでいるようだが、どうやらマインドハックされている人間は、自らがマインドハックされていることには気付かないようだ。
目に見えているものだけではない、その裏に隠された事実を探し、『マインドジャック』の真実へ辿り着け！！

秘密裏に行われた1800人以上にも及ぶ人々の消失。
これほど大規模な陰謀を覆い隠すことは、もはや一企業には不可能か？
そして、反国家活動家であるレベッカの目的とは…

オーバーテクノロジーとも言える、他人の脳に侵入し身体を乗っ取る“マインドハック”。このテクノロジーの存在は一切公にされてはいない

ジムは隣の男に信頼を寄せているようだが、彼の正体は？

西暦2031年サン・ミラ国際空港−。ジムとレベッカの出会いが、“マインドハック”を巡る巨大な事件への幕開けとなる…

ボストンでは何があったのだろうか？？そして、彼が銃を突きつける相手とは…

「マインドジャック」ティザーサイト