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電子マネーで“ピッ”とアーケードゲームを楽しもう。JR秋葉原駅構内で開催中の「駅ナカゲームセンター」レポート
この催しは,同社が進めている,ゲームセンターでの交通系電子マネー(Suicaなど)の使用促進を目的としたもの。期間は本日(11月20日)と21日の2日間で,営業時間は11:00から21:00まで。イベントスペースにはクレーンゲームなどのプライズマシンが多数設置され,駅の利用者が電子マネーを使ったゲームプレイを楽しんでいた。
本稿では,その模様をレポートしていこう。
タイトー電子マネー公式サイト
“ピッ”とするだけでプライズゲームが遊べる手軽さ
タイトーステーションなどのタイトー系列のアミューズメント施設21店舗を皮切りに,現在導入が進んでいるマルチ電子マネー端末。都内近郊の読者なら,ゲーム機に取り付けられたその四角い端末を,すでに見たことがある人もいるのではないだろうか。
駅の改札と同様,Suicaなどの交通系電子マネーを“ピッ”とタッチするだけで,財布からお金を出し入れすることなくアーケードゲームが楽しめるというわけで,プレイヤー側もかなり便利だが,電子マネー対応はゲームセンター側にも大きなメリットがある。ゲーム機からの集金や,両替用硬貨の準備といった作業が軽減されるほか,プレイごとの料金も,例えば1プレイ90円や110円といったように,比較的自由に設定できるようになる。
そんな双方にメリットのある電子マネーを多くの人に知ってもらい,ゲームセンターでもっと利用してもらおうというのが,この度の「駅ナカゲームセンター」の狙いである。
イベントスペースには,クレーンゲームの「ネイル ステージ」や,シャベルタイプのプライズマシン「カプリチオスター」といった筐体が,「タイトーオリジナルトートバック」「ゴールドピローチョコレート」といった景品を満載して並べられていた。
ネイル ステージ |
カプリチオスター |
交通系電子マネーは,現在「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」に対応しており,このいずれかであれば端末にタッチするだけで,プレイを楽しめる。料金設定はフリープレイになっていたので,本当にタッチするだけである。
JR秋葉原駅構内のイベントスペースでは,物産展や家電新製品のプロモーションなど,さまざまな催しが日々行われているが,さすがに無料で遊べるプライズマシンが置いてあるというのは,日々秋葉原駅を利用している人達も驚いたようで,11:00のオープン直後から行列ができるほどの盛況ぶりだった。客層も若い女性からスーツ姿のサラリーマンなど,幅広い人達が足を止めていたようだった。
さっそく筆者も手持ちのSuicaを使ってプレイしてみたが,“ピッ”とするだけでクレジットが投入できるのはかなり手軽だ。その便利さは,今後対応店舗で遊ぶときは,ぜひこれでプレイしたいと思ったほどだ。
冒頭で紹介したとおり,この駅ナカゲームセンターは,明日21日の21:00まで開催されている。秋葉原に立ち寄る予定のある人は,ぜひイベントスペースまで足を運んで,電子マネーでのゲームプレイを体験してみてはいかがだろうか。
タイトー電子マネー公式サイト
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