プレイレポート
ワールドボス討伐がさらに熱く進化「NineTailOnline -精霊物語外伝-」の特徴とアップデート動向を紹介
ナインテイルは,アエリアがサービス中のMMORPG「Grand Fantasia -精霊物語-」(以下,グランドファンタジア)と密接な繋がりがあり,グランドファンタジアのアナザーストーリー的な位置づけのタイトルだ。とはいえ,世界観はかなり異なり,グランドファンタジアが可愛らしいファンタジー系であるのに対し,ナインテイルはオリエンタルな雰囲気に溢れている。
「NineTailOnline -精霊物語外伝-」公式サイト
これがフルルだ |
また,システム的な特徴としてはスキルが挙げられるだろう。本作では一般的なアクティブスキルのほかに,“集気スキル”と呼ばれるものがある。これはアクティブスキルの使用に必要なスキルポイントを回復できるというもの。つまり,集気スキルをうまく使うと,アクティブスキルを絶え間なく繰り出せるのだ。
この仕組みの存在により,1対多という厳しい状況でもアクティブスキルをうまく続けて,十分に敵と渡りあえる。テクニックを追求するコアプレイヤーには,なかなか評判がいいシステムなのだ。
もちろんコアプレイヤーだけでなく,ゲーム初心者への配慮も抜かりはない。本作はさまざまなサポート機能が充実しており,自動で反撃してくれたり,HPや装備の耐久度が下がってきたときにアイテムで回復してくれたりといったことも可能なのだ。さらに,複数のアクティブスキルをマクロ登録することで,ワンボタンで連続して繰り出せたり,クエストの受注時に対象NPCの場所や,討伐モンスターの場所まで自動的に移動してくれたりする機能もある。まさに至れり尽くせりといった仕様で,ストレスをほとんど感じずに冒険を楽しめる。
10人パーティーで挑むハイレベル向けインスタンス「魔化七星観」
最初に紹介する“魔化七星観”は,レベル50以上の10名パーティを対象としたインスタンスダンジョンだ。レベル30〜35用向けに“七星観”というダンジョンが以前からあったが,その上位版という位置付けになる。ダンジョンがある場所や入場口はどちらも同じなのだが,キャラクターがレベル50に達していればこちらのダンジョンでプレイ可能だ。
七星観と比べて対象レベル帯が高いこともあり,中で待ち受けるモンスターは大幅に強くなっているので,一辺倒に攻めまくるだけでのクリアは難しい。とくに,“術”または“物理攻撃”のどちらか一方を無効化するボスと戦うときは,相手の反応を見て攻撃方法を考えよう。
「魔剣の帝王・ゴウケン」と「妖槍の覇王・ゴウソウ」がプレイヤーの挑戦を待つ
続いて紹介するのは,サーバーごとに毎週1回だけポップする,強力なモンスターである「ワールドボス」についてだ。
ワールドボスの出現時は,10分前に全プレイヤー向けに警告メッセージが流れる。ワールドボスの首を狙うプレイヤーは急いでチームを結成し,指定エリアへ向かう。どのワールドボスも,討伐するには数十名規模の戦力が必要となるため,かなり大規模な戦いが繰り広げられる。ワールドボス討伐は,コアプレイヤーにとっての大きな目標の一つになっているのだ。
魔剣の帝王・ゴウケン |
妖槍の覇王・ゴウソウ |
獰猛な褐色イノシシ |
ゴウケンは“竹林の秘境”のエリアに毎週水曜の20時,ゴウソウは“豊水の郷”エリアに毎週金曜日の20時にポップする。夜ということで,人は比較的集めやすそうだ。腕に自身のあるプレイヤーは,積極的に参加してみてよう。
討伐に貢献するとこんな石像が建つ |
本作の運営スタッフに話を聞いたところ,2010年内もアップデートのスケジュールがびっしりと埋まっているそうだ。開発元のお膝元である台湾では,開発がかなり先まで進んでおり,日本語のローカライズも順調に進んでいる。あとは実装タイミングを待つばかりといった状況だ。今後のアップデート情報を追いつつ,ゲームを楽しんでほしい。
「NineTailOnline -精霊物語外伝-」公式サイト
- 関連タイトル:
NineTailOnline −妖怪伝−
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