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「Project Draco」改め,「Crimson Dragon」がプレイアブル出展。ディレクターによる実機デモプレイの解説をレポート
開発を手掛けるグランディングの二木幸生氏。「今回の初披露にたくさんの人に来ていただいて本当に感謝しています」と挨拶した |
本作でプレイヤーが乗るドラゴンは6種類登場する。その中でブラッドスキン,ダークショルダー,スノーウィングなる3種類のドラゴンを二木氏が紹介した。
発表初期から公開されていたブラッドスキン。プレイヤーが最初に乗ることになる,メジャーなタイプのドラゴンだ |
ダークショルダーは,機動力はやや劣るものの防御力に長けた,守りを主体とするドラゴンだ |
スノーウィングは,ドラゴンに装備できる“アクションスキル”の能力が優れている特殊なドラゴンだ。「このスノーウィングが本作を作るにあたり最初にデザインされたドラゴンで,毛が生えているなどあまりドラゴンらしくない見た目にしました」と二木氏は語る |
アクションスキルは,倒した敵が使っていた能力が使えるようになる。ドラゴンが一体どう姿を変えていくのかも楽しみだ |
本作を制作するにおいて苦労した点について聞かれた二木氏は,「マルチプレイや成長要素,Kinectでの操作など,とにかく盛りだくさんな要素を詰め込もうと思ったこと自体が一番苦労したところでした」と解答。その甲斐あって,Xbox LIVE アーケードタイトルながらも,かなりのボリューム感のあるお買い得な作品に仕上がった,と付け加えた。
数多くのボスやステージのギミックなど,Xbox LIVE アーケード作品とは思えないほどの濃い内容に完成しているとのことだ |
そしてここからは,本作のプログラムマネージャーをつとめる日本マイクロソフトの丹家氏を招いてのデモンストレーションプレイが行われた。今回イベント会場でも体験版をプレイできたが,そこに出てくるものとは別のステージを披露してくれた。
最後に二木氏は「本作はランド・ホーさんと共同開発をしているんですが,昔ゲームを一緒に作っていた古いメンバーとともに,楽しく作らせていただいています。開発も終盤にさしかかり,今後はいろいろ追加情報もお見せしていきますので,引き続きCrimson Dragonをよろしくお願いします!」と挨拶し,ステージは終了となった。
正式タイトルも決定し,ますます楽しみとなった本作。リリースは2012年内が予定されている。
デモプレイを見せてくれた日本マイクロソフトの丹家敏晴氏。「Kinectでコアユーザーが満足できるゲームを作るという目標のもと鋭意制作中ですので,発売を楽しみにしてください」と来場者にメッセージを贈った |
会場の試遊台が1台のみだったため,早々に整理券が配布され,開場約40分ほどで受付終了となってしまった。Xbox 360オンリーのタイトルということで,注目度も非常に高かったようだ |
- 関連タイトル:
Crimson Dragon
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