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[E3 2011]「バイオハザード リベレーションズ」プレイレポート。初期作品を思わせる閉ざされた空間での恐怖がたまらない
本作は,3DS用に開発されたバイオハザードシリーズ完全新作で,BSAA隊員のジル・バレンタインとパーカー・ルシアーニの活躍が描かれる。時代設定は2005年で,シリーズ第4作と第5作のあいだを埋める物語となっている。クリスとジェシカの失踪の知らせを受けたジルとパーカーが豪華客船内を調査することになるのだが,まあ,当然そこには人ならざる者がわんさかといるわけだ。
ちなみに,ニンテンドーDS用ソフト「バイオハザード Deadly Silence」では,上画面にマップが表示され,下がメインの画面になっていた。だが,本作ではそれが逆になっており,下画面にマップが表示されている。
そのためもあり,いわゆるタッチ操作を駆使する要素はあまりなく,謎解きや,カメラアングルの変更ぐらいにしか使わない。これまでのシリーズ作品をプレイしたことがあれば,すぐに遊び始められるだろう。
試遊機でプレイを始めると,ゲームは謎の部屋からスタートした。例によって肝心な場所へ通じる扉には鍵がかかっており,まずはその問題をどうにかする必要がある。ここでは,ドライバーを見つけてドアの脇にある配電盤の蓋を開け,配線をうまいこと繋いで鍵を解除することで,先に進めるようになった。
そんなこんなで先に進むと,お約束のクリーチャーが出現し,戦闘がスタートした。戦闘時の操作も基本的には従来作品と同様で,Rボタンで装備している武器を構え,Yボタンで発射する。接近されて掴まれた場合,ボタン連打で振り払うといったあたりも,シリーズファンにとってはおなじみの操作のはずだ。
今回遊んでみた限り,アクション寄りである最近のシリーズ作品よりもアドベンチャー要素が濃く,初期タイトルに近い印象だ。探索したり,謎を解いたり,ときどき敵に驚かされたりしながらゲームを進めていくことになる。
どこから敵が現れるか分からないスリリングなプレイフィールを味わいたいという人ならば,たまらない一作となりそうだ。
「バイオハザード リベレーションズ」公式サイト
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ
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