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[E3 2011]人間と機械との戦いを描くセガの新作TPS「Binary Domain」をE3会場で体験プレイ
名越監督率いる“龍が如くチーム”がTPSを手掛けるのは本作が初だが,プレイした感触からは“基本がしっかり作られたTPS”という印象を受けた。物陰に隠れる,ドッジロール,十字キーによる武器の切り替え,ボイスコマンドによる仲間への指示出しなど,欧米向けのTPSなどでおなじみのシステムはすべて盛り込まれており,ストレスなく操作できる。
敵の耐久力はやや高めで,弾丸一発で倒せるようなシーンはほぼなかった。プレイヤー側も比較的耐久力が高いので,持久戦とまではいかないが,撃ち合いになるシーンはそれなりに多くなりそうだ。仮に主人公が瀕死になっても,ボイスコマンドで味方を呼べばすぐに助けてもらえるのもポイント。そう簡単にやられはしないので,単騎特攻さえしなければTPSに馴染みのない人でも十分に楽しめる難度になっていそうだ。
ちなみに,グラフィックスのクオリティはかなり高めに感じられた。街の風景やロボットの質感,仲間キャラクターの描写などが緻密に描かれている。
本作のもう一つの魅力である,名越監督が「命」をテーマにしたという物語が,どのように描かれるのかにも期待したい。
「Binary Domain」公式サイト
- 関連タイトル:
バイナリー ドメイン
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バイナリー ドメイン
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(C)SEGA
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