PC/Mac版「Minecraft」が1000万本以上のセールスを記録。ブロック世界の構築者は今後も増え続けそうな気配

　4Gamer読者にはたぶんおなじみの箱庭系ゲーム「Minecraft」が，1000万本のセールスを記録した。これは，スウェーデンのゲームメーカー「Mojang」のJens Bergensten氏が自身のTwitterで明らかにしたもので，今から約9時間前に「Minecraft (PC) has hit 10M! As promised, a subtle hint on the main 1.6 feature.」（PC版Minecraftが1000万本を達成。約束どおり，パッチ1.6のヒントを少々）とTweetしているのだ。その後，Mojangの創設者の一人で，Minecraftをほぼ独力で開発したMarkus Persson氏が「Mac版とLinux版も合わせてだけどね」と書き足しているが，それにしても，2009年5月のα版リリース以来，約4年で一つのマイルストーンに達したことになる。

「Minecraft」公式サイト

　1000万ダウンロードを達成したのは，ストックホルム時間で1：00頃のことで，どうやらBergensten氏は寝ないでカウントダウンを続けていた様子。公式サイトの“Statistics”ページでは現在のダウンロード状況が確認できるが，そこでは1000万本を4000本ほど超えたセールス本数が確認できる。


　ブロックを組み上げて自分の世界を作り出すというMinecraftは，α版，β版を有償でリリースして開発を続ける（α版，β版の購入者は製品版がリリースされたあと，無償でアップデートできる）というユニークなビジネスモデルでも知られており，最近は，Minecraftに倣ったプロジェクトもいくつか見られるようになってきた。
　2012年5月にはXbox 360版もリリースされており，こちらも2013年3月の段階で600万本以上のセールスを記録したことが発表されている。これまでXbox LIVEで配信されたすべてのアップデートを同梱した「Minecraft：Xbox 360 Edition」が6月6日にリリースされる予定になっていることから（関連記事），マインクラフターは今後もさらに増え続けそうだ。