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Softbank,2016年夏モデルのAndroidスマートフォン3製品「Xperia X Performance」「AQUOS Xx3」「DIGNO F」を発表
各製品の概要を簡単にレポートしよう。
●SoftBankスマートフォン2016年夏モデルの概要
- Xperia X Performance
ソニーモバイルコミュニケーションズ製,6月中旬以降発売予定,Android 6.0,Snapdragon 820搭載,3波CA対応 - AQUOS Xx3
シャープ製,6月上旬発売予定,Android 6.0,Snapdragon 820搭載,3波CA対応 - DIGNO F
京セラ製,6月下旬発売予定,Android 6.0,Snapdragon 410(MSM8916)搭載
Xperia X Performance
Xperia X Performanceの基本スペックは,製品情報を見る限り,KDDI(au)およびNTTドコモのモデルと同じ仕様のようだ。
背面パネルには,Xperia以外のロゴがないとのことなので,同じ製品ならシンプルなデザインを選びたいという人なら,ソフトバンクモデルを選ぶのも手かもしれない。
●Xperia X Performanceの主なスペック
- メーカー:ソニーモバイルコミュニケーションズ
- OS:Android 6.0(Marshmallow)
- ディスプレイパネル:5.0インチTFT液晶,解像度1080×1920ドット
- プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 820」(MSM8996,クアッドCPUコア+Adreno 530,最大CPU動作クロック2.2GHz)
- メインメモリ容量:3GB
- ストレージ:内蔵(容量32GB)+microSDXC(最大200GB)
- アウトカメラ:有効画素数約2300万画素
- インカメラ:有効画素数約1320万画素
- バッテリー容量:2570mAh
- 待受時間:590時間(W-CDMA),550時間(GSM),530時間(FDD-LTE),520時間(AXGP)
- 連続通話:1680分(W-CDMA),600分(GSM),1380分(FDD-LTE)
- LTE通信周波数帯:900MHz / 1.7GHz / 2.1GHz
- 最大通信速度:下り262.5Mbps,上り37.5Mbps
- 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
- Bluetooth対応:4.2
- 本体サイズ:71(W)×144(D)×8.6(H)mm
- 本体重量:約165g
- 本体カラー:ホワイト,グラファイトブラック,ライムゴールド,ローズゴールド
- 主な対応サービス&機能:防水(IPX5,8),防塵(IP5X)
AQUOS Xx3
AQUOS Xx3は,NTTドコモの「AQUOS ZETA SH-04H」とほぼ同じ仕様の製品である。「ハイスピードIGZO」と呼ばれる,垂直リフレッシュレート120Hzの液晶パネルを搭載するのが大きな特徴だ。
搭載SoCは,Qualcomm製のハイエンドSoC「Snapdragon 820」で,メインメモリ容量は3GB,内蔵ストレージ容量は32GBと,スペック面ではXperia X Performanceに匹敵している。
●AQUOS Xx3の主なスペック
- メーカー:シャープ
- OS:Android 6.0(Marshmallow)
- ディスプレイパネル:5.3インチTFT液晶(垂直リフレッシュレート120Hz対応,「ハイスピードIGZO」),解像度1080×1920ドット
- プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 820」(MSM8996,クアッドCPUコア+Adreno 530,最大CPU動作クロック2.2GHz)
- メインメモリ容量:3GB
- ストレージ:内蔵(容量32GB)+microSDXC(最大200GB)
- アウトカメラ:有効画素数約2260万画素
- インカメラ:有効画素数約500万画素
- バッテリー容量:3000mAh
- 待受時間:620時間(W-CDMA),585時間(GSM),545時間(FDD-LTE),540時間(AXGP)
- 連続通話:1790分(W-CDMA),800分(GSM),1690分(FDD-LTE)
- LTE通信周波数帯:900MHz / 1.7GHz / 2.1GHz
- 最大通信速度:下り262.5Mbps,上り37.5Mbps
- 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
- Bluetooth対応:4.2
- 本体サイズ:73(W)×149(D)×7.6(H)mm
- 本体重量:約155g
- 本体カラー:ホワイト,アクアブルー,アンバーブラック
- 主な対応サービス&機能:防水(IPX5,8),防塵(IP5X)
DIGNO F
京セラ製スマートフォンのDIGNO Fは,米国国防総省基準である「MIL-STD-810G」規格に準拠した耐衝撃性を持ち,さらに防水防塵仕様で,濡れた手や手袋でも操作できるタッチパネルを搭載するのがアピールポイントとなっている。
ただ,搭載SoCがQualcomm製のエントリー市場向けSoCである「Snapdragon 410」なのに加えて,内蔵ストレージ容量が8GBと少ないため,ゲーマーが積極的に選ぶ製品とはいえないだろう。
●DIGNO Fの主なスペック
- メーカー:京セラ
- OS:Android 6.0(Marshmallow)
- ディスプレイパネル:5.0インチTFT液晶,解像度720×1280ドット
- プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 410」(MSM8916,クアッドCPUコア+Adreno 306,最大CPU動作クロック1.2GHz)
- メインメモリ容量:2GB
- ストレージ:内蔵(容量8GB)+microSDXC(最大200GB)
- アウトカメラ:有効画素数約800万画素
- インカメラ:有効画素数約200万画素
- バッテリー容量:2300mAh
- 待受時間:860時間(W-CDMA),870時間(GSM),650時間(FDD-LTE),600時間(AXGP)
- 連続通話:測定中
- LTE通信周波数帯:900MHz / 1.7GHz / 2.1GHz / 2.5GHz(AXGP)
- 最大通信速度:下り112.5Mbps,上り37.5Mbps
- 無線LAN対応:IEEE 802.11n
- Bluetooth対応:4.2
- 本体サイズ:72(W)×142(D)×10.8(H)mm
- 本体重量:約143g
- 本体カラー:ホワイト,レッド,ブラック
- 主な対応サービス&機能:防水(IPX5,8),防塵(IP5X),耐衝撃(MIL-STD-810G)