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Qualcomm,エントリー市場向けSoC「Snapdragon 215」を発表。前世代よりゲーム性能は最大28%向上と謳う
Snapdragon 215は,Snapdragon 200シリーズでは初めて64bit対応のArm製CPUコアである「Cortex-A53」を4基搭載しており,CPU性能は前世代に比べて最大50%向上したのが特徴であるという。また,統合されたGPUも「Adreno 308」となり,ゲームにおける性能も前世代比で最大28%向上したとのことだ。
ゲーマーが積極的に選ぶ端末に使われるSoCではないが,名前を覚えておくと,低価格スマートフォンのスペックを見るときに参考となるかもしれない。
●Snapdragon 215の主なスペック
- 型番:QM215
- 製造プロセス:28nm
- CPUコア:Cortex-A53
- 物理コア数:4
- 最大動作クロック:1.3GHz
- GPUコア:Adreno 308
- ISP:12bit ISP×2(詳細未公開)
- カメラ:1300万画素(シングル),800万画素(デュアル)
- DSP:Hexagon(詳細未公開)
- APIサポート:OpenGL ES 3.2,DirectX,OpenCL
- メモリコントローラ:LPDDR3 672MHz,最大容量3GB
- 統合型モデム:Snapdragon X5 LTE
- 通信仕様:LTE Cat 4,下り最大150Mbps
QualcommのSnapdragon 215製品情報ページ
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