バンダイナムコゲームスは本日(2011年3月4日)付けで,ニンテンドーDS用“ドラマチック・ナゾトキ・ミステリー”「
トレジャーリポート 機械じかけの遺産」を発表した。
発売日は5月26日を予定,価格は5040円(税込)だ。
本作は,古代の謎を解き明かすべく,さまざまな仕掛けやナゾにチャレンジしていく,ナゾトキアドベンチャーゲームだ。開発陣には,
「428 〜封鎖された渋谷で〜」(
PlayStation 3/
Wii/
PSP)や「
大神伝 〜小さき太陽〜」などでお馴染みの小説家
北島行徳氏がシナリオ担当として参加,また,作曲家でありプロデューサーでもある
光田康典氏がサウンドプロデューサーを務める。さらに,キャラクターデザインは,マーベル・コミックで執筆しているアーティスト
グリヒル氏が担当する。
各ジャンルのトップクリエイターたちが集結!
■サウンドプロデューサー
光田康典(みつだ やすのり)
作曲家&プロデューサー。
プロキオン・スタジオ取締役
代表作
「ゼノサーガ エピソードI 力への意志」
「イナズマイレブン」シリーズ他
■作曲・編曲
桐岡麻季(きりおか まき)
ゲーム音楽を中心に数多くの楽曲を手掛ける作曲家。
プロキオン・スタジオ所属
代表作
「アヌビス」主題歌「Beyond the Bounds」作曲
「ルミナスアーク3 アイズ」主題歌「Wake up World」作曲・編曲・作詞 他
■シナリオ
北島行徳(きたじまゆきのり)
小説家、ノンフィクションライター、シナリオライターとして活躍する。
代表作
「428 封鎖された渋谷で」
「大神伝」
「ケイオスリングス」他
■キャラクターデザイン
グリヒル
「マーベル・コミック」で執筆するアーティスト。
代表作
「PowerPack」シリーズ
「CAPTAIN AMERICA: THE FIGHTING AVENGER」他
本作では,“小説家の失踪事件”から物語がスタートする。主な登場人物は,セントラル新聞社に勤めるグータラ新聞記者
「ジョン・エバンス」と,しっかり者の新人カメラマン
「エミリー・スミス」,そして冒険の中でジョン達の前に現れる謎の子供
「ニノ」と,そのペット
「プーチ」の3人と1匹だ。この失踪事件をきっかけに,彼らは18世紀末に富豪が残した遺産を追う冒険を繰り広げることになる。
小説家の失踪事件から始まる、古代の謎をめぐる冒険ミステリー!
■ストーリー
新聞記者のジョンと新人カメラマンのエミリーは、人気冒険小説作家の失踪事件をきっかけに、18世末紀の富豪の残した遺産を追う冒険へとまきこまれていく・・・イギリスの都心から、中東の古代遺跡まで、世界をまたにかけた冒険ミステリーが展開する!
●豊富なアニメシーン
冒険ミステリーを、「A-1 Pictures」制作によるアニメーションをふんだんに盛り込み、壮大な音楽とあわせドラマチックな冒険ミステリーの物語のアクションシーンや心理描写を演出!
●物語を彩るカットイン
物語の節目ではカットインが挿入されます。美しいイラストは物語の世界を彩ります。
■登場人物
一癖あるキャラクターたち!
ジョン・エバンス(32)
セントラル新聞社に勤める皮肉屋なグータラ新聞記者。出社をするとすぐに昼寝をしてしまう。趣味はパズルを解くこと。新入社員だったころは真面目男だったらしいのだが……。
エミリー・スミス(22)
しっかり者で元気な新人カメラマン。おとなしそうに見えるが気が強く、先輩社員のジョンにもはっきりと物を言う。趣味は冒険小説を読むこと。小説家フェローネのファン。
プーチ(6)
ニノのペットのブルテリア。ニノが寂しそうなときは相談相手になり、ニノにトラブルが起きれば困難を乗り切る相棒になる。
ニノ(9)
ジョンの前に現れる謎の子ども。怒るとすぐにスネを蹴るという暴れん坊。その一方で、どこか寂しそうな一面も。犬のプーチとは大の親友で、片時も離れない。
そんな本作のゲーム部分は,アニメや会話によるストーリー展開を楽しみながら,情報や隠された仕掛けを探す
「調査」と,仕掛けや暗号を解き明かす
「ナゾトキ」の2レイヤーで進行していくことになる。
調査では,画面上の怪しい場所をタッチして,その場所にいる人物と会話したり,怪しい場所を調べて,カギとなるアイテムや隠された暗号を見つけたりしていくのだ。調査によって手に入れた手がかりには,ナゾトキが必要なアイテムなどが含まれている。そのアイテムのナゾを解くことで,さらに物語が進んでいくという仕組みになっているわけだ。
ナゾトキパートでは,手で動かして解いていくパズルのようなものが多く,直感的に閃いて解けるものから,じっくり時間をかけて解いていく思考性の高いものまで,幅広い「ナゾ」が用意されているという。
◆ゲームの流れ◆
■ストーリーとナゾトキの一体感、仕掛けや暗号がナゾとなって登場!
アニメや会話劇で語られる物語を楽しみながら、情報や隠された仕掛けを探す調査と、仕掛けられた罠や暗号に挑むナゾトキの2軸でゲームは進行します。
●調査
調査は、フィールドで人と会話し情報をあつめたり、隠された暗号や仕掛を探し出してゆきます。
●ナゾトキ
暗号や仕掛けのナソトキに挑戦します。クリアすることで手に入れたアイテムを利用して、更なるナゾへ挑戦していきます。
■怪しい場所をさわって動かし、隠されたナゾを見つけていく!
ゲームは、画面上の怪しい箇所をタッチする簡単操作で、キャラクターがフィールドを調査し、隠された仕掛けや暗号を見つけてゆきます。
○怪しい場所を調べろ!
画面上の怪しい場所をタッチすると、「!」アイコンが表示され、キャラクターがタッチした場所へ移動し、調べたり、会話したりします。
「!」アイコンが表示されるところを調べてみよう
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○会話し情報を集めよう!
登場人物と会話をすることで、色々なヒントを入手し、事件を解決する手がかりにしてゆきます。
登場人物と会話をすることでヒントを入手し,次の手がかりを見つけていく
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○怪しい場所を詳しく調査!
特定の箇所をタッチすると、画面が拡大され、より詳しく調査が出来ます。画面上のモノをさわったり動かすことでさまざまなナゾを発見してゆきます。
■さまざまな仕掛けや暗号がナゾトキとなって登場!
主人公が事件を探る中で遭遇する、仕掛や暗号がナゾトキとして登場するので、ドラマとナゾトキが乖離することなく、物語と一体となったナゾトキが楽しめます。仕掛や暗号を解くことで新たな物語に繋がるアイテムを入手し、物語が進んでゆきます。
ストーリー,調査,ナゾトキのサイクルによって物語が進んでいく本作。どのようなナゾが待ち構えており,どのような結末を迎えるのか,ナゾトキミステリーが好きな人は,本作の発売を楽しみに待つことにしよう。
※画面は開発中のものです