現在テスター募集中の「BraveSongOnline」 ボイス収録現場で人気声優の森久保祥太郎さんにショートインタビュー

　キューエンタテインメントが現在，クローズドβテスターを募集している新作MMORPG「BraveSongOnline」。台湾ではすでにサービスされている本作，MMORPGにしては珍しい特徴として，15人の個性豊かなプレイヤーかキャラクターがあらかじめ用意されていることが挙げられる。日本語版は，それぞれのキャラクターを豪華声優陣が演じることでも注目を集めそうだ。

森久保祥太郎さん

　そんな本作に登場するキャラクターの一人“シャール”の声を演じる，森久保祥太郎さんの音声収録現場を取材する機会が得られた。今回は森久保さんと，BraveSongOnlineのディレクターを務めるキューエンタテインメントの椿 祐氏にショートインタビューを行ったので，紹介していこう。

「BraveSongOnline」クローズドβテスターに応募する
（4Gamer枠1000名・4月20日17：00まで）

4Gamer：
　本日はよろしくお願いします。森久保さんはこれまでにもオンラインゲームのキャラクターの音声収録を体験されていますが，アニメのように物語性のあるセリフと，ゲームのように断片的なセリフとでは，演じるうえで心境も違うかと思います。そのあたりについて聞かせてください。

森久保祥太郎さん（以下，森久保さん）：

「シャール」。15人いるプレイヤーキャラクターの中でも，とくに主人公格の存在だ

　膨大なセリフがあればキャラクターを出しやすいんですが，シチュエーションやセリフが限られてくると，「キャラクターを印象付けなきゃな」という気持ちが強まるので，割と瞬発力が必要になりますね。

4Gamer：
　今回，演じるうえでとくに意識したことはありますか？

森久保さん：
　キャラクターの年齢ですね。シャールは10代の少年なので，それを意識しました。

4Gamer：
　声優として参加してみて，BraveSongOnlineにはどういう印象を受けましたか？

森久保さん：
　僕が演じたシャールっていうキャラクターは，エジプトっぽい世界観を持っていて，本人も考古学に興味があるんです。街や着ている服の雰囲気も昔のエジプトを思わせますね。

4Gamer：
　「ここが聞きどころだ」っていう部分はありますか？

森久保さん：
　オンラインゲームって，スケールの大きい世界観を持っていると思うんですが，僕はその一部分を担当させてもらいました。「僕のセリフのここを聞いて」というよりは，作品全体の雰囲気を楽しんでもらえればいいかなと思います。

プロデューサー 椿 祐氏（以下，椿氏）：
　今回はセリフが少なかったけど，短いセリフの中で，あそこまでキャラクターにカラーをつけられたのは良かったですね。今後のキャラクター作りが楽になるかも（笑）。

4Gamer：
　プレイヤーに向けて伝えたいことはありますか？

森久保さん：
　オンラインでつながっているので，ゲームを通じて日本中のプレイヤーと友達になってほしいです。

4Gamer：
　最後にメッセージをお願いします。

森久保さん：
　今回は石田 彰さん，井上喜久子さん，堀川りょうさんなど，ベテランの方々と共演しています。非常にフレッシュな気持ちで演じさせてもらったので，ぜひたくさん楽しんでもらえればと思います。

椿氏：
　このBraveSongOnlineというゲームは，台湾では「勇者之歌」というタイトルで運営されています。なぜタイトルに「歌」と付いているかというと，「魔王を倒すための勇者を，歌を歌って呼ぶ」という設定があるんです。ゲーム内でもト音記号など音や歌に関わるものが出てきますし，今後は森久保さんに，勇者の歌自体のイメージソングを歌ってもらうなんていうのも面白いかもしれませんね。まだまだ夢のようなお話ですが（笑）

4Gamer：
　ありがとうございました。

「BraveSongOnline」クローズドβテスターに応募する
（4Gamer枠1000名・4月20日17：00まで）