アトラスは,2011年7月21日に発売を予定しているニンテンドーDS用ソフト「
ノーラと刻の工房 霧の森の魔女」の最新情報を公開した。
本作
「ノーラと刻の工房 霧の森の魔女」はアトラスの完全新作RPG。プロデューサーに「
世界樹の迷宮II 諸王の聖杯」「
世界樹の迷宮III 星海の来訪者」の
小森成雄氏,企画/シナリオ原案に
初期アトリエシリーズを手がけた
吉池真一氏,キャラクターデザインに「
世界樹の迷宮」シリーズの
日向悠二氏,サウンドには
ワイルドアームズシリーズの
なるけみちこ氏という,豪華な陣容で現在開発が進められている作品だ。
泣かないで
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“アイテム作成”と“冒険”,そして“町の人々と交流”を軸とした本作の概要については,以前掲載した「
こちら」の記事に詳しいので,合わせてチェックしてほしい。
今回は,本作に登場するキャラクター,およびアイテム作りに関する新たな情報が明らかになった。
■キャラクター
心優しく頼もしい、最強の女剣士
カルナ・アスターラ
Karuna-Astarra
イサルミィの町に雇われた傭兵で,現在は剣兵詰め所に居候中。かなりの剣の腕を持ち,近隣では敵う者なしとウワサされる,最強の女傭兵剣士。戦闘では一分の隙もないが,普段はおおらかで明るい性格。うっかり者の一面も?
鉱石大好き少女,今日もお父さんのお手伝い
エルシー・クイン
Elsie-Quin
テンペリナの武器屋「クインズ」の一人娘。親の手伝いがしたいお年頃。年の割にはシッカリしていて,頑張り屋。店を手伝っているうちに,鉱石に対して並みならぬ興味を持つようになった。その鑑定眼はもはや大人顔負け?お茶会を開くのが好きな女の子らしい一面も。
本作のヒロイン ノーラは
“導刻術”という不思議な術を使用でき,アイテムの作成時には,これを使いこなすことが重要になる。導刻術は“物質の刻を操る術”で,例えば「花」の刻を戻すと「種」に変化し,刻を進めると「枯れ花」になるといった具合だ。
“導刻術”を使うには
「クロノ水溶液」というアイテムが必要だ。クロノ水溶液には赤・青・闇・光・銀といった種類があり,これらはアイテムから抽出することで入手できる。また導刻は,ノーラの部屋にある「刻分儀」を用いて行う。導刻完了まで日数がかかるアイテムもあるので,無駄な時間を過ごさないように,効率を考えることも重要だ。
素材集め
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クロノ水溶液を準備
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「刻分儀」を使って導刻
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アイテム作成の際にはもちろん,“導刻”以外に
“加工”や
“分解”といった一般的な方法も利用できる。“加工”はアイテムを組み合わせる方法で,「塩」「ミルク」「小麦粉」を加工すると「パン」ができあがる――といった具合。“分解”はアイテムを素材や材料へと分ける方法であり,先ほどのクロノ水溶液はこの方法で取り出すのだ。
なお,導刻に“刻分儀”が必要なように,加工&分解にもそれぞれ適切な器具や道具が必要になる。食料の加工は「調理器具」が,大きな木の分解は「大工道具」がないとできない。ゲーム中では,これらの道具を手に入れることも,冒険の目標の一つとなっているとのことだ。