スクウェア・エニックスは,Wii用ソフト
「ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III」を2011年9月に発売する。本日は少しではあるが
最新情報が届いているので,本作に収録されたかつての名作の情報を引用しつつ,さっそくその情報をお伝えしよう。
第1報でお伝えしたとおり,本作は「ドラゴンクエストI・II」「ドラゴンクエストIII」というスーパーファミコン用タイトル,さらにそれらのオリジナルであるファミコン版のタイトル3本の,計5本(6作品)を収録した「ドラゴンクエスト」シリーズ25周年タイトル。
「ファミコン? ああ,博物館でみた」なんていう若い人がかつての名作を体験できるのはもちろん,
「実はクリアしてなかった」「バックアップ電池が切れて冒険の書(セーブデータ)がすぐ消えるようになっちゃって……」なんていう“元”プレイヤーも,Wiiという最新ハードで再びトライすることができる。お祭りタイトルであることはもちろん,過去と現在のドラクエファンを結ぶ,重要なタイトルでもあるのだ。
そんな本作は,現在の社会的・文化的情勢に配慮して,メッセージ文などが一部変更されているものの,
ゲーム内容は発売当時のものをほぼ再現しているとのこと。ファミコン版の“III”とスーパーファミコン版の3作は各ゲーム内でそれぞれ3つの「冒険の書」が作成可能となっており,さらにファミコン版の“I”と“II”はなんと
「ふっかつのじゅもん」がそのまま記録方式として採用されているという。今ならデジカメなどで画面を写すこともできるし“メモのミス”などが発生しなそうな時代ではあるが,それでもかつての風情を感じることはできるだろう。もちろん,それぞれのゲームでWiiの機能としての中断セーブも可能だ。
以下に,収録された5本(6作品)の情報を引用しておくので,これまで“ロト三部作”を遊ぶ機会に恵まれなかった人は,ぜひじっくりと読み込んで,発売に備えておいてほしい。
人気シリーズの原点を当時のまま復刻!
「ドラゴンクエスト」シリーズ25周年を記念する商品は、ファンの方々の間でも“ロトの伝説三部作”として知られる『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII』『ドラゴンクエストIII』のスーパーファミコン版に、なんとファミコン版まで揃えて当時のまま遊べるよう復刻した※1Wii専用ソフトです。
収録されるのは、次の6タイトル。ファンの方々なら昔遊んだ時の楽しい思い出と共に、今改めてプレイすることで得る新たな発見を体験できるでしょう!
収録ファミコンソフト
『ドラゴンクエスト』
1986年5月27日発売。
平和だったアレフガルドの世界に闇の覇者・竜王が現れ、世に平和をもたらしていた「光の玉」を奪い去ってしまった! ふたたび闇に閉ざされた世界を救うため、伝説の勇者・ロトの血を引く主人公、つまりあなたは、竜王討伐の旅に出る――。
『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』
1987年1月26日発売。
前作から100年後、かつてアレフガルドの地を救った勇者の血を引く子孫によって新たに3つの国が興された世界。そこに現れた大神官ハーゴンは魔物たちを闇の世界から呼び出し、世界を破滅に導こうとしていた! ローレシアの国の若き王子はハーゴンを討伐すべく、同じ勇者の血を引く2人の仲間を探しだすため旅立つ。
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
1988年2月10日発売。
小国アリアハンの勇敢なる戦士・オルテガの息子である主人公は16歳の誕生日を迎えたある日、王様から重大な使命を告げられる。それは、亡きオルテガの遺志を継ぎ、闇の国より現れた魔王・バラモスを倒すことだった。世界を救うため旅立った主人公を待ち受けていた驚きの運命とは……!?
収録スーパーファミコンソフト
『ドラゴンクエストI・II』
1993年12月18日発売。
ファミコンで発売された『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII』をスーパーファミコン用ゲームとしてリメイク。それぞれの作品を別々に遊ぶことができる。スーパーファミコンの機能を生かし、ファミコン版からグラフィック、サウンドなどが大幅に強化されている。
「ドラゴンクエストI」
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「ドラゴンクエストII」
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『スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
1996年12月6日発売。
ファミコンで発売された『ドラゴンクエストIII』をスーパーファミコン用ゲームとしてリメイク。グラフィックやサウンド面がパワーアップされているだけでなく、新たな職業や性格システムが追加されているなど、もはや新作ともいえる内容となっていた。
そしてこの記念商品には、上記6タイトルのゲームが遊べるWiiソフトに加えて、ステキな記念特典を同梱。今後の情報にもぜひご期待ください。