プレイレポート
「Tree of Savior」マゾ育成で6ランクのフェンサーに到達してみた。敏捷型でも,意外と育てられる?
本作の特徴の1つに,何度も転職を繰り返せるクラスシステムがある。数多くのクラスが存在し,なかなか悩ましい仕組みでありながら,クラスや割り振ったステータスのリセットは行えない。そのため,キャラクターの完成形を想像して育成を進めつつも,「極端なビルドを考えて失敗したら困る」「育成の辛いビルドは手を出しにくい」といった感じで,無難なキャラクターにせざるを得ないといったことはないだろうか。とくに,オープンβテストからプレイを始める人なら,なおさらだろう。
しかし残念ながら,筆者にはそういった感性が備わっていなかった。ファーストキャラから大器晩成型を目指してがんばりたい。育成がマゾい? 知らんがな! という感じでオープンβテスト初日からせっせとレベルを上げ,ひとまず6ランクの転職までたどり着いた。
リセット系のサービスがない本作なだけに,「マゾキャラを作ってレベルを上げていったらどうなるのか」「どのぐらい大変なのか」は知りたい人も多いはず。せっかく育ててみたので,筆者の場合はどうだったのか,育成記を残しておきたい。力なんて1ポイントも振っていない,タンク性能もたいしたことない,敏捷振りフェンサーの成長ぶりをご覧あれ。
目指せフェンサー,服がフリフリで可愛い!
まずは基本的な育成方針を紹介しておこう。最初に断っておくと,本稿の育成方針は「筆者がこうしたい,こうしたら良さそう」と思ったものなので,実際はもっと有効な選択肢があるかもしれないが,そこは試行錯誤しながらのファーストキャラということで,ご容赦いただきたい。
さて,今回筆者が最終的なクラスに選んだのはフェンサーだ。理由は単純に,全クラスの衣装を見比べて一番かわいかったから。それだけだ。
クラスの転職の仕組みは「こちら」の記事にまとめているが,フェンサーは6ランクで取得可能なクラスなので,7ランクでは2サークルを選ぶことにする。問題は2〜5ランクのクラスだ。
今回筆者は,3〜5クラスすべてでバーバリアンを選択することに決定。バーバリアンを3サークルまで取得するのは,フェンサー志望としてはごく一般的だ。ただ筆者の場合は,バーバリアンの「ウォークライ」「フレンジー」という攻撃力を向上させる2種のバフが,フェンサーに転職した後も役立つのではないかと考えたのが採用の理由だったりする(実際は微妙だったのだが)。
2クラスは正直どれでも良かったので,転職時の気分で決めてしまうことにした。
そしてステータス振りだが,ソードマンで振る人が多そうな力ではなく,敏捷を伸ばすことにした。フェンサーが持つスキルの性能を考えると,実は力のほうが相性が良いかもしれないが,「フェンサーなんだから華麗に回避してほしい!」というのが一番の理由だ。それともう1つ,敏捷はクリティカル発生率が伸び,最終的に攻撃面も補強される大器晩成型のステータスなので,どのような使い勝手になるのか試してみたかったというのもある。
攻撃面について補足しておくと,本作で敵に与えるダメージは,ステータスよりもスキルの性能に大きく依存する。そのため「高ランクの強力なスキルでクリティカルが発生すると,ダメージが大きく伸びる」という計算になっているのだ。高確率でクリティカルが出せるほどに成長した敏捷型のキャラは,力が低くても攻撃能力が備わるのである。
ただし,それはあくまで「成長してから」のお話。高ランクになるまではスキルのダメージはそれほど高くないし,そもそも育成中はあまりクリティカルも出ない。力に振っていないので,ダメージも底上げされない。育成が大変なキャラになりやすいのだ。そんなキャラでゲームを始めると,どのような苦労が待っているのだろうか。
最初の育成は楽々なソードマン。でも,攻撃スキルってなんですか?
というわけで,最初はソードマンでゲームスタートである。1ランクはクエストを少し進めるだけで通り過ぎるうえに,ソードマンは「ダッシュ」が可能で移動速度が速いので,最序盤の育成はかなり簡単だ。マップをきちんと探索してクエストをこなし,ボスを殴り倒していれば,「クラペダ」から開始している場合,「水晶鉱山」に入るあたりでクラスレベル15を迎えられる。
ソードマン時点で取得するスキルは「デアデビル」「コンセントレイト」「ペインバリア」を選択。すべてバフである。「どうせ後々転職が進んだら,ソードマンの攻撃スキルなんて使わないでしょ」とタカをくくっていた結果なのだが,当然このスキル構成では,ガインガインと通常攻撃を連打する以外,戦闘手段がない。正直,あんまり楽しくないスタイルなので,早く転職したい気持ちでいっぱいだ。
2ランクはスワッシュ目当てにペルタスト
すでに敵が倒せません!
無心で敵を殴り続け,無事クラスレベル15に到達すると,最初の転職が可能になる。ここで選択できるのは,ソードマンの2サークルとハイランダー,そしてペルタストだ。ハイランダーは攻撃スキルで育成が楽になり,両手剣用のバフも覚えるが,筆者が目指しているのはフェンサーであり,武器はレイピアだ。最終的にハイランダーのスキル群は使わないと判断し,候補から除外する。
ソードマンとペルタストのどちらを選ぶかは悩ましいが,ソードマンを2サークルに上げたところでスキルポイントはすべてバフに使うことになる。対してペルタストの場合,「スワッシュバックリング」を取得できる。
スワッシュバックリングは,広範囲の敵のヘイトを自分に集めるスキルであり,パーティでタンクをやるときに役立つ効果を持っている。しかも,「盾を叩いて挑発する」スキルのくせに,盾を持たずサブウェポンの短剣を装備していてもなぜか使用可能なので,フェンサーになっても使える。「スワッシュさえあれば,貧弱な敏捷型でもパーティに入れてもらえるはず!」と,若干日和りつつ,2ランクはペルタストに決定した。
スワッシュバックリング以外のスキルは盾に関連したもので,フェンサーにはあまり関係がなく,何を取ってもOKだ。そこで,余ったスキルポイントは攻撃スキル「アンポブロー」「リムブロー」にまわすことに。
一応,2種の攻撃スキルを手に入れたが……この時点で,すでに火力のなさが露呈してしまう。なにせ,どちらも盾で殴るスキルであり,威力は控えめ。そのうえ,ソードマンの段階で攻撃スキルを取っていないため,手数もない。何より,力のステータスが低すぎる。ありったけのバフを使って,雀の涙ほどのダメージを叩き込む感じだ。敵がまったく倒せません!
転職したての水晶鉱山のあたりであれば,攻撃スキルが増えた強さを実感できたのだが,クエストを進めて「ターネット聖堂」に辿りつくと,もうお手上げ。聖堂に入ってとりあえず見つけた敵に通常攻撃してみたら,ほとんど敵の体力は減らず,悲惨なダメージが見えてしまった。近接攻撃クラスとはいったい……。
これはどこかでレベルを上げてこなければ,メインクエストすら進められない。そこで,一度「オルシャ」に向かい,クエストをこなしてからクラペダに戻って,ターネット聖堂にリベンジするという作戦に出てみた。
ワープスクロールを購入し,オルシャに到着 |
クラペダが辛くて逃げてきた貧弱ペルタストなら私ですが,何か? |
オルシャで手に入れた経験値カードを使って,なんとか数レベル上げたところで,ターネット聖堂のクエストを進行。聖堂1階は敵が山ほど出現するので,かなり厳しいが,少数を引っ張って盾で地道に殴れば,なんとかクエストをクリアできるという感じだ。
あまりに辛いが,ここまで来れば次の転職まであと少し……!
バーバリアンに転職
ついにマトモな攻撃スキルを取得するが……
ターネット聖堂3階を攻略中にクラスレベルが15になり,転職が可能に。選択するのは予定通りバーバリアンとなる。強力な攻撃スキルを数多く覚えるバーバリアンだが,中でも使い勝手が良いのは「ヘルムチョッパー」だ。高威力の2ヒット攻撃で,さらに2連射が可能。しかもスタン効果まで付いている。
どのぐらい強力かというと,これまでの最大火力のリムブローに比べて,約2倍のダメージが2ヒットする。ヘルムチョッパーすげえ!
さらにバーバリアンは,スタン中にダメージが向上する優秀な攻撃スキル「クリーブ」を取得でき,ヘルムチョッパーと合わせたコンボが強力だ。ただし,筆者はこのクリーブを取得できないという悲しい事態に陥ってしまう。というのも,今後の取得スキルを考えると,スキルポイントが足りないのだ。
筆者はこの後,バーバリアンの2サークルで前述のウォークライとフレンジー,そして範囲攻撃の「サイズム」の取得を予定していた。これらの取得と強化を最大まで行う場合,スキルポイントを温存しなければならない。そのため,この時点で取得できるスキルは,ヘルムチョッパーのみとなる。
ヘルムチョッパー取得直後は,感動的な威力に大満足し,「もしかしてこのキャラ強いんじゃない?」などと錯覚していたのだが,すぐに問題点に気付く。
まず,自分だけでなく,敵ももちろん強くなっていくので,「ヘルムチョッパー以外ではロクにダメージが与えられない」という状態になってしまった。ほかの攻撃は,はっきり言ってゴミみたいな威力だ。ヘルムチョッパーが再使用できるまでの20秒間は,何もできないに等しい。
また,このあたりからインスタンスダンジョンに参加できるようになってくるが,ほかの攻撃系クラスが与えるダメージを見ていると,「うわっ……私の火力,低すぎ……?」という感じで,だいぶ悲しい。
そんな欠点を抱えつつも,幸い,「逃げ回りながらヘルムチョッパー」だけでクエストは進められる。サブクエストまできっちり終えて,クエスト報酬の経験値カードをつぎ込めば,レベリングはなんとか可能だ。逆に言えば,狩りで経験値を稼ぐなんてことはできないわけだが,いつか報われると信じて,淡々とクエストをこなしていく。
バーバリアンの2サークルに突入
待望のバフが微妙です……
10ポイントものスキルポイントを余らせたまま,クラスレベルが15に到達し,バーバリアンを2サークルに強化。すぐにヘルムチョッパーとサイズムのレベルを最大まで上げ,戦闘力を一気に強化する。
マトモな攻撃スキルが2つになったことで,単純計算でこれまでの倍のダメージを与えられるようになり,クエストの進行はさらに楽に。逃げ回る時間も短くなり,一応狩りで経験値も稼げる。ほかの攻撃系クラスが当たり前にやっていることを,ちょっとマネできるようになった程度のパワーアップでしかないが,これまでが弱すぎたので,大きな進歩だ。敵が倒せるって素晴らしい。
2サークルで手に入るスキルポイントは,予定どおりウォークライとフレンジーに回してみたが,クールダウンが非常に長いうえに,残念ながら活用できるシーンが限られる。これなら,1サークルの時点でクリーブを取得していれば,もっと楽にレベリングできたはずだし,この先も重宝しただろう。しかし,ここまで来てしまったので,方針は変えないものとする。
レベル100前後から,本作のレベリング手段は広がっていく。インスタンスダンジョンで稼ぐのも,敵が多いところで狩りにいそしむのも良い。クエスト派の人も,全体マップをよく確認してみると,メインクエストの進行とは関係のない場所に適正レベルのマップがあり,そちらのサブクエストをこなすことで経験値カードがもらえるので,探索の幅がグっと広がるのだ。
筆者の場合,戦闘力が低いので,ここでもクエスト中心のレベリングを行っていたが,あちこちのマップに足を運んでクエストをこなしていくのはなかなか楽しい。メインクエストを進めるのに「レベルが足りない」と思ったら,全体マップをじっくり見てみるのがオススメだ。
2サークルになって強化された敏捷型バーバリアンだが,ここまでくると,パーティを組んだときの弱さがさらに際立つようになってくる。とくに攻撃力のなさは深刻で,パーティで一緒になった力特化のバーバリアンと比べると,半分程度のダメージしか与えられていないというのが,数字で見えてしまって辛い。うわっ……私の火力,低すぎ……?(2回目)
遠距離攻撃クラスとはさらに攻撃力に差があり,もはや「火力さん募集です」というパーティに入るのは気が引ける。幸い,スワッシュバックリングがあるので,タンクとしては参加できるといったところだ。
ただ,タンクはタンクで問題がある。敏捷を上げていると,敵の物理攻撃はけっこう回避できるのだが,魔法攻撃は必中なので,ヘタに敵を集めると死んでしまうのだ。レベル90,115のインスタンスダンジョンあたりから,このまま敏捷に振り続けるのはさすがに厳しいと判断。敏捷を優先で上げることは変わらないが,ある程度体力にも振って,HPを確保していく。ああ,攻撃面の強化がさらに遠のいていく……。
ついにバーバリアンをマスター
しかし戦闘力が変わらない
適正レベルのマップに片っ端から足を運び,コツコツとクエストをこなして,ついにバーバリアンの3サークルを取得。バーバリアン選択時のクエストは,1〜3サークルまですべて「オレを倒せ」「あいつを倒してこい」的な内容で,クリアは簡単だ。実に脳筋な感じが素晴らしい。
バーバリアンの3サークルでは,これまで取得したスキルを強化していくだけ。攻撃手段は相変わらずヘルムチョッパーとサイズムの2本柱だけだし,「効果がないとは言わないけれど……」的な2種のバフの使い勝手もそのままだ。つまり,「クエストを進める程度の攻撃は可能。パーティではスワッシュ使うだけ」の微妙な戦闘力は,一切変わっていない。
敏捷の上がり具合もまだ十分ではなく,クリティカルもほどほどにしか発生しない。ほかの攻撃役のパーティメンバーとの火力差はさらに開き,タンクになるしかないというレベルである。これが力に振った近接攻撃クラスなら快適に狩りができるし,ソロで育成が辛い支援クラスでもパーティで活躍できるというものだが,残念ながら筆者のキャラはどちらも厳しいものがある。
そして何より辛いのが,この微妙な状態で,育成期間の長い5ランクを抜けなければならないということだ。5ランクのクラスで過ごすのは,だいたいレベル128〜178。実に50レベルぶんを戦い抜かなければならない。
5ランクの育成で意識しておきたいことは
- 一日最大3回行ける,インスタンスダンジョンやミッションで経験値を稼ぐ
- レベル160代中盤ぐらいまではおいしい狩り場が多いので,狩りで稼ぐ
- 経験値カードは「育成が辛い」と思うところまで温存
の3つだ。とくにインスタンスダンジョンは,経験値を大量に稼ぎつつ,ボスからレアアイテムが狙えるので,積極的に1日3回こなしたい。ただ,高レベルになるにつれ,1回の攻略にかかる時間が長くなっていくので,忙しい人はちょっと大変かもしれない。
レベル140〜165ぐらいまでは,敵が大量に出現するマップに通えるので,パーティの募集に乗っかってもいいし,面倒ならソロでちまちま狩っていても,レベリングは可能だ。
経験値カードを温存するのは,レベル170ぐらいからおいしい狩り場がなくなってくるというのが理由だ。レベル上げが大変なところは,経験値カードを一気に使ってスキップしたいので,少なくともLv7以上の経験値カードは温存しておきたい。
筆者の場合は,インスタンスダンジョンに通いつつ,狩りはソロプレイ中心で進行した。つまり,がっつり狩りで稼いたわけではないのだが,それでも意外となんとかなるものだ。重要なのは,とにかく経験値カードを集めること。クエストをこなすだけでなく,マップの探索率を100%にしたり,あるいは同じモンスターを特定の数だけ倒したりすると,大量の経験値カードが手に入るので,それを使ってレベル166から178まで一気に上げられた。
苦難の日々にさようなら
ついに立派なフェンサーに!
長い修行期間を経て,ついに5ランクのクラスレベル15に到達。フェンサーマスターから転職に必要なクエストを受けられるようになる。先のスクリーンショットのとおり,フェンサーマスターの横で経験値カードを使ってレベルを上げたので,内心ドキドキのワクワクだ。早くフェンサーになりたい!
まあ,いざフェンサーマスターに話しかけてみたら,「基本が大事だから,経験値がもらえないほどレベルに差がある敵を55体倒してきてね(意訳)」という,まったくワクワクしない面倒なクエストを言い渡され,ちょっとがっかりしたが。簡単に転職させてくれるバーバリアンのおっさんを見習ってほしい。
フェンサーは単体攻撃に秀でたスキルが多いが,中でも高威力,低クールダウン,優秀な追加効果と3拍子そろった「アタックコキーユ」が強力。これを最大値まで取りつつ,攻撃と同時に回避の上がる「ランジ」を取得する方針で育成を続けていく。
転職直後ではスキルの威力が低く,まだスキルの数も揃っていないので,戦闘スタイルはほぼバーバリアンのままだ。ただ,そんな中でも,ここまで育成が進むとクリティカルの発生率がかなり高くなっているのが実感できる。敏捷が高まっているだけでなく,フェンサーは転職時点でクリティカル発生が40も上がる「シャープレイピア」を装備できるので,さらにクリティカルに特化できるのだ。だいたい6割ぐらいはクリティカルになるので,ようやくこれまで敏捷に振ってきたことが報われた気がする。
ここから敏捷をさらに上げつつ,2サークルになってフェンサーのスキルが揃ってくれば,もっと強くなれるだろう。今後の育成が楽しみだ。
経験値カードさえきちんと獲得すれば,育成はなんとかなる!
以上,攻撃力の上がらないステータス振りでフェンサーを目指してみた。これから7ランクのフェンサー2サークルに到達するまで,かなり長い道のりが待っているが,フェンサーになって急上昇したモチベーションで乗り越えたいところだ。
実際に敏捷型のフェンサーを作ってみて感じたのが,「最低限,クエストを進められる程度の戦闘力さえあれば,6ランクまではそれほど辛くない」ということ。適正レベルのマップを探索し,クエストを逃さず進め,5ランクからはバイボラの翼でもらえる経験値カードを意識すれば,きちんとレベルが上げられるようにはなっている。レベル上げに困ったときは,全体マップを開いて逃したクエストや行き損ねているマップがないか探してみると,活路が開けるかもしれない。
とりあえず,力を捨てた近接攻撃クラスであっても,育成はなんとかなったとお伝えしておこう。
本稿執筆にあたっての反省点としては,「もっとマゾくできたな」といったところ。例えば2ランクでペルタストを経由していない場合,タンクになれないので,パーティでの居場所はなかったはず。友達とパーティを組むか,もしくは自分で募集をかけてなんとかしないと,インスタンダンジョンに行くのも困っていただろう。どうせなら,そのぐらい辛い目にあったほうが参考になったかもしれないので,その点は申し訳なく思う。
また,スキルの取り方が微妙だったので効率はかなり悪いと思われるが,それでもバーバリアンの攻撃スキルが非常に強力で,これだけでクエストを進められたというのは想定外だった。力に振っていないのでもっと苦戦するかと思っていたら,適正レベルでも即死させられる敵は多く,案外どうにかなってしまったのだ。……クールダウンのことは置いておいて。
ビルドとしては,「攻撃スキルはフェンサーのものを中心にするから,バーバリアンではなく,ほかのクラスを経由する」というのもアリのはず。完成形だけに焦点を当てるのであれば,違う選択肢を取っても良かったと今では思っている。
今後,このキャラを続けて育成していくか,もっとマゾいソードマンを新たに作るかは悩ましいところだが,ひとまず本稿はここまで。どんなキャラであっても,育成の手段は何かしらあると思うので,諦めずビルドの完成を目指してみてほしい。育成に苦労する場面はあるかもしれないが,そのぶん,完成させたときの喜びは大きくなるはずだ。ああ,フェンサーかわいい!
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