バンダイナムコゲームスは本日(2011年11月8日),同社が12月17日に発売を予定しているPlayStation Vita用ソフト
「リッジレーサー」の最新情報を公開した。今回は,気になる搭載モードを始め,新システム
「プラネタリーリーグ」,マシンの強化やセッティング,さらに本作に登場する新車種の情報が届いているので,さっそくお伝えしよう。
なお,本作の価格は,ゲームカード版が3980円,ダウンロード版が2980円(いずれも税込)に,またCEROレーティングはA(全年齢対象)に,それぞれ決定している。ただし,ダウンロード版の価格は3月31日までの期間限定の価格となっており,それ以降の価格は3480円(税込)になるとのことなのでご注意を。
本作に搭載されるモードは,
「WORLD RACE」「SPOT RACE」「TIME ATTACK」の3つ。なお,これ以外に特別な条件を満たすと出現するモードもあるとのこと。
WORLD RACEはオンライン要素を含む対戦モードで,SPOT RACEおよびTIME ATTACKはオフライン&シングルプレイで遊ぶモードと考えていいだろう。
ただし,WORLD RACEの中はさらに細かくモードが分かれており,3G回線やWi-Fiを使ってほかのプレイヤーのゴーストデータをダウンロードして戦う
「GHOST BATTLE」,Wi-Fiを使用して最大8人同時で闘う
「INTERNET BATTLE」,アドホックでやはり最大8人での対戦に対応した
「FACE to FACE BATTLE」がある。3G回線を使った非同期の接続によって“いつでもどこでも対戦”を実現しているGHOST BATTLEモードは,PS Vitaならではのモードといえるだろう。
いつでもどこでも手軽につながる
PS Vitaで広がる「リッジレーサー」の新たな世界
■WORLD RACE
- GHOST BATTLE(NEAR対応、3G、Wi-Fi)
いつでもどこでも、世界中全てのプレイヤーと1vs1の競争を楽しめる新モード。オンラインランキングから他のプレイヤーの走行データをダウンロード、またはNEARの機能により、PS Vitaを持ち歩いて、走行データを交換します。倒したゴーストデータには戦績が上書きされ、再アップロード。世界中の猛者が倒したゴーストと勝負!
- INTERNET BATTLE(Wi-Fi)
世界でのチームネット対戦の醍醐味が味わえる、最大同時8人対戦のいつでもどこでもリアルにインターネットバトルが楽しめます。
- FACE to FACE BATTLE(Wi-Fi)
アドホック通信による最大8人の対戦モード。お互いに顔を突き合わせてワイワイ楽しもう。
■SPOT RACE
オフラインの1戦完結のシングルレース。スキルグレードアップするとライバルカーもグレードアップ。地道なスキルアップ、ポイント稼ぎにどうぞ!
■TIME ATTACK
3周の合計ラップを競う「トータルタイムアタック」のほか、最大30周をグルグルと走り、ベストな1周をたたき出す新モード「ラップタイムアタック」が爽快感のトランス状態へ誘います。
■???
特別な条件を満たすと出現する遊びも・・・。
また,WORLD RACEは新システム
「プラネタリーリーグ」と連動している。本作においてプレイヤーは,ゲーム開始時にあらかじめ用意された4つのチーム(“勢力”のようなイメージだろうか)のいずれかに所属することになる。チームには「どのチームを倒すべきか」というミッションが与えられ,このミッションでライバルチームに勝利することで,
「ウィニングポイント」(WP)および
「クレジット」(CR)を得ることができる。そして一定期間における獲得WPによって,チームの勝敗が決する。これがプラネタリーリーグの仕組みだ。 ミッションは,4チームが2つに分かれて戦ったり,たった1チームでほかの3チームすべてと戦ったりと,バラエティ豊富なものになるとのこと。ミッション内容は24時間ごとに更新されるので,毎日変化する通信対戦を楽しめるというわけだ。
このほか本日は,前述のCRを元にしたマシン強化やセッティングのほか,
「こちら」で紹介したKAMATA「SYNCi」に続き,本作で登場する新たな車種,
KAMATA「FIBRA」および
SOLDAT「RAUNA」の情報が届いている。以下にリリース文を引用しておくので,ファンはじっくりと目を通して,テンションを上げておこう。
先日お伝えした本作の体験イベント
「PlayStation Vita“PLAY”キャラバン-全国体験会-」の開始も近づいているので,こちらも合わせてチェックを。
多彩なマシンカスタマイズが可能!
マシン強化マップ
様々な機能強化ユニットが、先の見えないツリー構造のマップ形式。
稼いだクレジット(CR)で1歩ずつ開発していこう。マップの中を進み、獲得した強化ユニットは最大3つまでマシンに装着可能。
自分好みのスペックでマシンを強化し、レースを楽しもう。
どこからマップを開発するかはあなた次第。
自分のプレイタイトルにあわせたドリフトレースを楽しむ
ドリフトセッティング
15段階でドリフト傾向を調節できるドリフトセッティング機能を搭載。マシン強化マップとあわせて、すべてのマシンを自分好みにセッティングできます。
毎日、ずっと他のプレイヤーと遊びたくなる新リッジレーサーです。
YOU WILL GET A “NEW MACHINE”
KAMATA 「FIERA」について
■スペック
メーカー名:KAMATA(読み:カマタ)
車名:FIERA(読み:フィエラ)
・全長 4529mm
・全高 1190mm
・全幅 1927mm
■プロフィール
KAMATA FIERA (カマタ フィエラ)
「カマタの新時代」を象徴するのがSYNCiなら、「カマタの伝統」を表現するのがこのFIERA(フィエラ)である。今回登場した最新型は、2006年型と比べて全長で+200mm、全幅で+100mmのロング&ワイドボディ化を施されつつも、むしろ全高は低く抑えられ、より攻撃的な雰囲気をもつ「戦うマシン」に仕上がっている。注意深いファンであれば、以前にも増して洗練されたボディラインやフロントライトのLED化などの現代的な装備によって、全面的にアップデートされていることがわかるだろう。90年代、00年代と駆け抜けてきた傑作スポーツクーペFIERA。そのストーリーはまだまだ終わらない。
SOLDAT 「RAUNA」について
■スペック
メーカー名:SOLDAT(読み:ソルダ)
車名:RAUNA(読み:ラウナ)
・全長 4533mm
・全高 1102mm
・全幅 1996mm
■プロフィール
SODLAT RAUNA (ソルダ ラウナ)
イタリアの名門として、2000年代初頭にMERCURIOやSOLAREといった車を生み出していたRIVELTA(リベルタ)社。仏SOLDAT(ソルダ)に吸収合併された後も、ラテンの香り溢れる「RAGGIO」などを通じてリベルタの伝統は脈々と生き続けてきた。こうした伝統の中心人物が、イタリア人デザイナー、ジャンカルロ・ゾメニャン氏(76)。70年代からの輝かしい実績を買われ先代「RAGGIO」に続くSOLDAT次世代スーパースポーツの開発ディレクターに就任した彼は、7回の結婚にも彩られる恋多き人生を歩んだ老いてなお華やかな伊達男である。新たなマシンの名前を決める会議の席で、彼はこういったという。「RAGGIO(=イタリア語で光線)より速くて手が届かないもの…。ああ、それはかつて私が愛したあの女だね」。そして与えられた北欧の女性名、RAUNA(ラウナ)。「ラウナ」とは誰か? その答はゾメニャン氏しか知らない。
スクリーンショット