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[E3 2012]「Ninja Gaiden 3: Razor’s Edge」のプレイアブルデモでWii U GamePadの操作感を確認。予想以上にコントロールはしやすい
今回プレイできたのは,敵が大量に配置された狭いマップに主人公リュウ・ハヤブサが放り込まれ,「とにかく気ままに倒しまくれ!」といった趣向になっているデモ版だ。
デモの割に,最初から敵が本気で殺しにかかってくるという,なかなかメディア泣かせの仕様で,残念ながら先に進める仕様なのかどうかすら分からなかった。というより,プレイの制限時間がそれほど長くはないこともあり,満足に先に進めていたプレイヤーは見当たらなかったのだが,そんな中でも,本作は非常に激しい流血,欠損表現が取り入れられたタイトルであることは確認できた。敵を斬れば血しぶきが飛び散り,腕や胴体が吹き飛び,首が地面に転がる……といった感じで,過激な描写が採用されている。
これがPlayStation 3やXbox 360のCERO Z指定タイトルであるならばともかく,若干カジュアルなイメージのあるWiiの後継機で見られたのは少々驚きである。
もう一つお伝えしておきたいのが,Wii Uならではの操作まわりだ。Wii U最大の特徴であるWii U GamePadをどのように使うかという点は気になるところではなかろうか。今回筆者が試した限り,本作では何か特別な操作を行えるというわけではなく,武器の変更画面やコンボの一覧を,ゲームパッド上のディスプレイに表示させる形になっていた。
武器変更で手元に視線を移す必要があるのは若干煩わしく感じられたのだが,コンボ表を確認できるのは悪くない。ゲーム画面のインタフェースに表を被せたり,ゲームを中断して表示させたり,手元に取扱説明書を用意したりする必要もないので,ゲームパッド上のディスプレイがなかなか便利に感じられる。
基本操作は,家庭用ゲーム機らしいオーソドックスなボタン配置だ。Wii U GamePadには左右のアナログスティックが搭載されているので,PlayStation 3やXbox 360でアクションゲームをプレイしたことのある人ならば,移動や視点操作に戸惑うことはないだろう。
Wii U GamePadの操作で好印象だった点として,トリガーの感触の良さは特筆しておきたい。Ninja Gaiden 3: Razor's Edgeの場合,左トリガー[ZL]に「Block」が,[ZL]と左アナログスティックの同時押しに「Slide」が割り当てられている。これらは敵の攻撃を防ぐためのボタンなので,ゲーム中に何度も押すことになるわけだが,これがかなり押しやすい。
というのも,左右のトリガーは,Wii U GamePadを両手で保持したとき,人差し指(人によっては中指かもしれない)がフィットするような位置に搭載されているので,非常にアクセスしやすいのである。
写真などから見たWii U GamePadの印象は,持ちにくそうで,アクションゲームとの相性はイマイチなのではないかと勝手な想像をしていたのだが,それはまったくの誤解だった。Ninja Gaiden 3: Razor's Edgeはかなりスピード感のあるアクションゲームであるにも関わらず,それでもWii U GamePadのボタンは十分に押しやすく,コントローラの保持もしやすい印象であったとまとめておきたい。
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