プレイレポート
[TGS 2011]「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」プレイレポートを掲載。大阪を舞台に,“神室の狂龍”右京龍也の拳がうなる!
さて,前作,クロヒョウ 龍が如く新章では,おなじみの神室町を舞台に,喧嘩に明け暮れる主人公・右京龍也の暴れっぷりが満喫できた。
クロヒョウ2は,前作から1年後,アメリカから帰国した龍也と,彼を取り巻く若者達の物語となっており,神室町に加え,大阪の「蒼天堀」(そうてんぼり)が舞台に加わっていることがポイントの一つだ。
展示されていたバージョンは,物語の導入部らしきシーンからスタート。チンピラ2人に絡まれる学生風の男が,懐から銃を抜いて相手を撃ち,狂ったように笑い出す。
一方,ボクシングの武者修行のためアメリカに行っていた龍也は,大阪の蒼天堀で仲間が銃撃された事件が起きたことを知る。その原因を突き止めるべく,九鬼隆昌(前作の九鬼組組長の息子)と共に大阪の街を奔走するのだ……。
そんなストーリーが,前作同様,イラストを用いたアニメーションで語られていく。
「龍が如く2」以来の登場となる蒼天堀の雰囲気はよく表現されており,派手なネオンに彩られた街の散策が楽しめそうだ。
達也はここで,逃げていくチンピラを追って駆けていく。街中では,歩いている人々の声がフキダシを用いて表示される点も,前作から受け継がれている。
最終的には,追っていったチンピラとのバトルになるのだが,今回も達也の戦闘スタイルをバトル直前に選択できる。体験版では,「喧嘩」「ボクシング」「プロレス」の3つのスタイルが選べるようになっていた。
バトル中にゲージなどが表示されない点も前作同様だが,今回プレイして進化が感じられたのは,同行中のタッグパートナーと一緒に戦えるようになったことだ。
しかも,ただ一緒に戦ってくれるだけではない。敵を○ボタンでつかみ,パートナーのいるほうへアナログスティックを倒すことで投げ飛ばすと,自動的に派手なツープラトン攻撃が繰り出せるのだ。
敵を投げる方向やパートナーとの距離を合わせる必要はあるものの,技が決まったときの爽快感はたまらない。筆者は思わず,バトル中に何度も試してしまった。
また,今回は確認できなかったが,パートナーが敵を羽交い絞めにして攻撃のチャンスを作ったり,敵に囲まれたときに助けたりしてくれるそうだ。
試遊バージョンには,地下格闘場「ドラゴンヒート」での1対1のバトルシーンも用意されており,金網を使ってのヒートアクションを繰り出せることが確認できた。
相手は全身にタトゥーを入れた元力士で,見るからに強そうだったが,実際にはそれほどではなく,あっさり勝てて拍子抜けしてしまった。
製品版にどんな敵が出現するか,そして大阪の格闘技集団“阿修羅”とどんな戦いを繰り広げることになるか,気になるところだ。
今回展示されたバージョンは龍也のみにフォーカスした内容となっていたが,公式サイトに掲載されている名越稔洋総合監督のメッセージによると,本作には,新たな仲間として4人の若者が登場するとのこと。ゲームの中で,これらのキャラクターがどのように達也と関わってくるかも楽しみな点だ。
「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」公式サイト
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クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編
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