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正式タイトル「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」発売時期は2012年。「Wii」&「Wii U」で遊べるオンラインRPG。近日βテスター募集開始か
発表会では,“誕生25周年”を迎える「ドラゴンクエスト」シリーズの今後の展開が明らかにされ,ドラゴンクエストシリーズの最新作が発表されることが,事前に明らかにされている(関連記事)。
発表内容については,Twitter(@4GamerLive)および本記事にて,随時お伝えしていく予定なのでお楽しみに。(※実況および記事の更新は終了しました)
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「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」公式サイト
「ドラゴンクエスト」シリーズ公式サイト
「ドラゴンクエスト」誕生25周年記念ポータルサイト
Twitter実況まとめ
映像の上映が始まりました。時計が逆回転し,西暦1986年に。第一作「ドラゴンクエスト」からの流れを時系列順に追う内容です。
基本的にナンバリングタイトルを中心とした構成ですね。ということは……?
司会者の安元洋貴さんと椿姫彩菜さんが登壇しました。
スクウェア・エニックス ドラゴンクエストシリーズ エグゼクティブ プロデューサー 三宅 有氏が登壇。開会の挨拶が始まりました。
三宅氏が「今年5月に25周年を迎えたDQシリーズの,新しい情報をお伝えできるのを嬉しく思います」とコメントしつつ,関係者やプレイヤーへのお礼の言葉を述べています。
来週発売の25周年記念ソフト「ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエスト I・II・III」の紹介が始まりました。
続いて,11月2日発売のニンテンドー3DSソフト,「スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団」について言及されています。
さらに,堀井雄二氏が考案した「いただきストリート Wii」について触れられています。こちらは12月1日発売です。
10月8日(土)〜12月4日(日),森アーツセンターギャラリーで,「誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展」が開催されるとのこと。
さらに本日,「ドラゴンクエスト」のポータルサイト「ドラクエ・パラダイス」がリニューアルオープン。詳しくはこちらで。
http://www.dragonquest.jp/
そしてついに,DQシリーズの生みの親,堀井雄二氏が登壇。「ドラゴンクエストシリーズも今年で25周年になります。これほど長く続けることができたのは,ここにいる皆様,多くのファンのおかげ」
「25年前,1を作り始めたときは開発メンバーも少人数で,ROMカセットも64キロバイトしかありませんでした。その小さな中に絵や音楽や物語やプログラム,いろいろなデータを詰め込んで一つのゲームに仕上げました」
「それから25年,ゲーム機は進化してできることも増えた。開発チームも大人数が何年もかけるという規模になっている。DQシリーズのコンセプトである,自分が主人公になってバーチャルの世界を体験したいという思いは変わっていない」
「DQの思い出は,クラスの友達と一緒に話した記憶も一緒になっているのではないか。DQをプレイすることで,人とのコミュニケーションが生まれたということがあったと思う」
「DQIXでは,携帯機の特性をいかして,すれちがい通信を実装した。『まさゆきの地図』を探した人もいるでしょう。僕も,バーチャルの世界とリアルの世界が一緒になったようでドキドキした」
正式タイトル「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」
Wiiで遊べるオンラインRPG
そして,初公開の映像が上映されます。
彷徨える強き魂よ 今 そなたは知るだろう 広大なる世界に暮らすさまざまな種族たちを 自らの運命を選ぶ 転生から冒険は始まる
こうしたメッセージに続き,エルフやドワーフなど,ファンタジーではおなじみのものから,そうでないものまで,さまざまな種族の紹介に。
映像の最後には「皆をつないで世界がつながる」というメッセージが。オンライン対応……?
正式タイトルは「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」。オンライン対応です。Wiiで遊べるオンラインRPGとのこと。
堀井氏「コンピュータの世界は冷たいイメージがあるので,DQではあたたかい世界を作ろうとしてきた」
堀井氏「次はいよいよオンライン。村にいる人や仲間が本物の人間ということになります。そうなることのメリットやデメリットはある。コンピュータが操る仲間だったら気を使わないのに,人間相手だと気を使う人もいるかも」
堀井氏「そのあたりはシステムで気を使っている。ドラゴンクエストと名を付ける以上,短時間でも気軽にログインできる。キャラクターデザインは鳥山明氏,音楽はすぎやまこういち氏」
鳥山氏からのメッセージ「今回はいろいろなタイプの種族が登場するということで,不思議な人間達の姿を楽しんで描くことができた」
すぎやま氏からのメッセージ「DQはシリーズ25周年,いよいよ10作目。僕の作曲家人生の約半分をDQと共に歩んできた。今回は種族のイメージに合わせた曲作りに楽しんで取り組めた」
「DQX」のプロデューサー,齋藤陽介氏が登壇。
齋藤氏によると,シリーズで初めて,スクウェア・エニックス社内での開発だそうです。
齋藤氏からコンセプトの説明が始まりました。まずは,「新しい感動を」
堀井氏「オンラインだとシナリオが薄いと思う人もいるかもしれないが,そういうことはない。世界観も練り込まれている」
五つの大陸からなる「アソトルティア」が舞台。ここには,オーガ,エルフ,ウェディ,プクリポ,ドワーフという五つの種族が住んでいる。
続いてのコンセプトは「ずっと遊べる喜びを」。ログインする度に変化のある世界を作りたいということで,新しい職業の追加,クエストの追加,季節ごとのイベント実施などが予定されているそうです。オンラインRPGならでは,ですね。
安本氏「正月やハロウィンといったイベントを?」
齋藤氏「簡単に想像できるものはなるべくご提供したい」
椿姫「お花見も?」
齋藤氏「おそらく」
次のコンセプト「安心して遊べる信頼」。「他人と遊ばなくちゃいけないわけじゃない。ひとりでも100%楽しめる」「見慣れたコマンドだから分かりやすい」「お気軽にログアウトできる!」
続いて,ディレクターの藤澤 仁氏が登壇。
ゲームで遊んでいる雰囲気をまとめたという動画の上映が始まりました。
まずはキャラメイク。はだの色,かお,せいべつなどの項目が見えました。藤澤氏「オンラインゲームというと難しいイメージを持つ人もいるかもしれないが,画面はシンプル。いつものDQと同じ感覚で遊べる」
DQシリーズおなじみの「酒場」で,旅の仲間を探す。AIで動く仲間を連れて,冒険することが可能。職業や種族などの条件から,好きなキャラクターを選択できる。
藤澤氏のキャラクターは戦士。AI僧侶を連れてフィールドへ。DQIX同様,装備品を変更するとキャラクターの見た目も変わる。
戦闘はエンカウント式。ターンは一定時間ごとに回ってくる。コマンド選択式。かいしんの一撃あり。人が戦っているところを外から見ることもできる。外から応援すると,された側のテンションが上がる。
強い敵を探しに……ということで,遺跡にいるゴーレムとの戦闘へ。僧侶が一撃でやらる始末。武器も通用しない。なすすべなしに,敗北。
敗北後,左上に「たすけを待つ」というコマンドが。ほかのプレイヤーが自分達が倒れているのを見つけると,助けてくれたりも。
続いて,「DQXの世界で生活する!」という映像に。
今回は戦闘の職業だけでなく,生産系の職業もある。れんきんやさいほうなどで,武器や防具を強化できる。自分が作った装備をほかの人にプレゼント可能。それによって,名声値が上がる。
実際の世界の敷地に,自分だけの家を建てられる。内装,外装ともにカスタマイズ可能。友達を家に招いたりもできる。
スキルポイントシステムも継続して採用されている。
ほかのプレイヤーとパーティを組んで,4人パーティを結成。再度,ゴーレム戦へ。
戦闘中,攻撃や魔法のSEなどは変更なし。敵キャラの名前の色が,残りHPによって変化するので,どれぐらいダメージを与えたか,だいたい把握できる。
酒場で「自分をとうろく」……つまり自分を酒場に預けることで,ログアウト時にほかのプレイヤーに使ってもらえば,経験値が(そのままではないが)手に入る。
DQの記念すべき第10作目を誇るクオリティを目指して,日々完成に近付いている……とのことだが,発売時期などの発表はなし。
齋藤氏「プレイに必要なものは,インターネット接続環境。そしてWiiもしくはWii U」つまり,Wii Uでの発売もするとのことです。
Wii版をWii Uで遊べるということではなく,内容が同じながら,グラフィックスなどが異なるWii U版もリリース予定。WiiもWIi Uも同じ世界で楽しめる。
堀井氏「3DSにキャラクターデータを移して,すれちがいを楽しむような仕掛けも検討中」
なお,近日βテストの参加者を募集予定。また,プレイにはUSBメモリも必要だが,その詳細も,βテスト告知のタイミングで発表予定とのこと。
続いて,任天堂の岩田 聡取締役社長がゲストとして登壇しました。
岩田氏「DQ25周年おめでとうございます。ちょうど昨年が『スーパーマリオ』25周年,DQと共に今年は『ゼルダの伝説」も25周年。25年というのは,新婚カップルが銀婚式を迎えるまでの期間。一般的にはとても長い」
岩田氏「ものを作り続けてきた立場からすると,25年は長いようで短い期間でもあった。今日はDQの歴史を拝見しながら,感慨深い気持ちになった。DQの特徴的なところは,25年前の作品が,今も多くのファンの心を掴んで離さない」
岩田氏「DQIXがシリーズ最高の売上を記録するなど,歴史だけではなく,今最も遊ばれているゲームでもある。マリオやゼルダと互いに切磋琢磨していきたい」
岩田氏「この25年間でビデオゲームは変化してきた。今も変化している。DQIXはすれちがい通信で新たな遊びを提案した。DQXはオンラインゲームに」
岩田氏「かつて敷居が高いとされていたRPGを誰もが遊べるものに変え,RPG人口を増やした実績を持つDQが,オンラインゲームをどのように変えることで,オンラインRPG人口を拡大するのか。とても楽しみにしている」
岩田氏「DQXは最も普及台数の多いWii版に加え,Wii Uでも発売されることになった。オンラインゲームは長期にわたって楽しめるのが大きな特徴」
岩田氏「Wii版からWii U版にデータを引き継ぐこともできるので,長く楽しんでもらえる。3DSへの連動も含めて,新しい構造を提案していただける。どのような社会現象が起きるのか,わくわくしている」
岩田氏「発表会でのお話をお聞きして,25周年を迎えたDQの今後の展開がますます楽しみになってきた。これからもゲーム人口を一緒に拡大していきましょう。我々もサポートします」
そして最後に,齋藤氏,堀井氏が再度登壇。一言ずつ挨拶を行いました。
齋藤氏「DQXの魅力のすべてをお伝えできたとは思ってはいない。ぜひ実際に早くプレイしていただいて,楽しさを体験してほしい」
堀井氏「皆さん気になっているのは発売時期だと思います。スタッフ一同凄く頑張っています。発売日は……2012年。詳しくはWebで……ということで」
以上で,「誕生25周年 ドラゴンクエスト 新作発表会 〜いま開かれる新たな扉〜」の実況Tweetを終了します。ありがとうございました。
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