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“イース”は片思いの初恋の人? 『イース トリビュート』執筆陣コメント第1弾,芝村裕吏氏からのコメントを掲載
日本ファルコム×星海社×4Gamer共同企画,「ノベライズの“新地平”」の第1弾として,2012年冬に刊行される『イース トリビュート』。5人の豪華執筆陣によるオリジナルストーリーが綴られる本作だが,今回はすでに参加が明らかになっている芝村裕吏氏からのコメントが届いているので,さっそくお伝えしよう。
芝村氏にとって,イースは“初恋の人”のようなものだったというエピソードは,ファンにとってもちょっぴり意外かも?
また,次回からは4週連続で,残る4人の執筆陣を本人からのコメントと共に発表していくので,引き続きお見逃しなく。いやあ,楽しみだなあ!
4Gamer「ノベライズの“新地平”」特設サイト
「イース セルセタの樹海」公式サイト
■初恋の人に再会した気分です/芝村裕吏
『イース』というタイトルは私が駆け出しの頃にPCエンジン版『3』で初めて雑用を仰せつかったゲームでして、とても思い出深いタイトルです。
あの頃から少し年をとって偉くなり、再び同タイトルに関わることを嬉しく思っています。関わり方もちょっと深くなりました。
この気持ちは何と表現すればいいのか難しいのですが、しいて言うなら初恋の人に再会した気分です。片思いだったんですよ。雑用ではなく、もっと主要な部分に関わりたかったなと思うところもあるわけです。
そんな思いを込めて今回(きばって)やるわけですが、いくつか出した案から選んで戴いたのはそんな私の思いが良い感じに反映できそうなものでした。どうぞご期待ください。
《芝村裕吏(しばむら・ゆうり)》
ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。
『ガンパレード・マーチ』、『絢爛舞踏祭』、『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから「芝村ゲー」と呼ばれ、熱狂的なファンを獲得している。近年は漫画原作を多く手がけ、『マージナル・オペレーション』を皮切りに小説も意欲的に執筆している。
最前線「ノベライズの“新地平”」特設サイト
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