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少年時代に出会った大人の香りするゲームとの再会――『イース トリビュート』執筆陣コメント第4弾,小太刀右京氏からのコメントを掲載
イース生誕25周年を記念した豪華トリビュート小説『イース トリビュート』の執筆陣&コメント発表も,いよいよ残すところあと2人。その第4弾となる今回紹介するのは,「マクロスFRONTIER」「機動戦士ガンダムAGE」などのノベライズや外伝小説を執筆した小太刀右京氏だ。ゲームデザイナーとしても活動しており,「レッドドラゴン」「天下繚乱」「異界戦記カオスフレアSC」などを担当している。
ロボット物,ファンタジー,時代劇とさまざまなジャンルを手がけてきた氏だけに,どんなストーリーが飛び出してくるか予想がつかないが,ここはいっそ全部ミックスして,江戸時代の街並みを再現した巨大宇宙移民船団で,アドルとその子孫が親子3代にわたって妖怪変化と戦うというのはどうだろう? ダメですか? そうですか。
というわけで,次回はいよいよ『イース トリビュート』の執筆陣&コメント発表も最終回。ラストを飾るのは果たして誰なのか,ますます目が離せません!
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■イースとの再会/小太刀右京
『イース』という作品との出会いは、自分の場合ファミコン版『イース』になります。色々とアレンジがかかっていることで有名な同作ですが、当時小学生だった自分は「大人のパソコンゲームの香り(当時は子供はファミコン、大人はアーケードやパソコンという雰囲気だったのです)」を感じ取って、大層面白く遊んだものであります。
時は経ち大人になり、いろいろな日常の雑事に紛れ、『イース』を思い出すのはバーチャルコンソールで遊ぶ時くらい、という状態だったのですが、PSP版の『イースSEVEN』を友人の重信康先生に勧められてムクムクと『イース』熱が高まってきたところでこのお話をいただき、たいそう喜んでおります。よろしくお願いします。
《小太刀右京(こだち・うきょう)》
作家、ゲームデザイナー。1979年4月1日生まれ。主に巨大ロボット関係のライティングを専門とし、『マクロス・フロンティア』『マクロス・ザ・ライド』『機動戦士ガンダムAGE』などのノベライズや外伝小説を担当。ゲームデザイナーとしては星海社『レッドドラゴン』のシステムデザインの他、時代劇RPG『天下繚乱』、クロスオーバーファンタジーRPG『異界戦記カオスフレアSC』などをデザイン。
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