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Corsairがゲーマー向けディスプレイ市場に参入。2560×1440ドットで165Hz表示対応の32型液晶ディスプレイを発表
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印刷2021/10/01 01:00

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Corsairがゲーマー向けディスプレイ市場に参入。2560×1440ドットで165Hz表示対応の32型液晶ディスプレイを発表

 米国時間2021年9月30日,Corsairは,ゲーマー向けディスプレイ市場への参入を発表した。第1弾製品として,32インチサイズで解像度2560×1440ドット,垂直最大リフレッシュレート165Hz表示に対応した液晶ディスプレイ「XENEON 32QHD165」を米国やヨーロッパで発売する。ただ,日本を含むアジア地域での販売予定は,今のところないそうだ。

XENEON 32QHD165
画像集#001のサムネイル/Corsairがゲーマー向けディスプレイ市場に参入。2560×1440ドットで165Hz表示対応の32型液晶ディスプレイを発表

 XENEON 32QHD165は,量子ドット技術を用いるIPS方式液晶パネルを採用したディスプレイだ。AMDのディスプレイ同期技術「FreeSync Premium」に対応するのに加えて,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC Compatible」の認定を取得する予定であるという。

 XENEON 32QHD165における最大の特徴は,ディスプレイ本体のOSDメニューを操作する方法だけでなく,Corsairの統合管理ソフトウェア「iCUE」や,Elgatoブランドのキャプチャデバイス用設定ソフト「Stream Deck」から,ディスプレイの設定を変更できる点にある。つまり,プレイするゲームごとに画質調整モードを自動で切り替えられるわけだ。
 また,仮想ボタンを備えたCorsair製タッチディスプレイ「CORSAIR iCUE NEXUS Companion Touch Screen」や,Elgato製キーパッド「Stream Deck」を使って,画質設定を切り替えることも可能だそうだ。

CorsairやElgato製品と連携して,ディスプレイの設定を変更できる
画像集#003のサムネイル/Corsairがゲーマー向けディスプレイ市場に参入。2560×1440ドットで165Hz表示対応の32型液晶ディスプレイを発表

 XENEON 32QHD165は,スペック面で特筆したものはないが,iCUEやStream Deckといった既存ソフトウェアとの連携はユニークである。iCUEやStream Deckは,Corsair製品をつなぐハブ的な存在になっており,普段からCorsair製マウスやキーボードを使っている人は気になるのではないか。国内での販売も期待したいところだ。

CorsairのXENEON 32QHD165製品情報ページ

  • 関連タイトル:

    Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)

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