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Corsairがゲーマー向けディスプレイ市場に参入。2560×1440ドットで165Hz表示対応の32型液晶ディスプレイを発表
XENEON 32QHD165は,量子ドット技術を用いるIPS方式液晶パネルを採用したディスプレイだ。AMDのディスプレイ同期技術「FreeSync Premium」に対応するのに加えて,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC Compatible」の認定を取得する予定であるという。
XENEON 32QHD165における最大の特徴は,ディスプレイ本体のOSDメニューを操作する方法だけでなく,Corsairの統合管理ソフトウェア「iCUE」や,Elgatoブランドのキャプチャデバイス用設定ソフト「Stream Deck」から,ディスプレイの設定を変更できる点にある。つまり,プレイするゲームごとに画質調整モードを自動で切り替えられるわけだ。
また,仮想ボタンを備えたCorsair製タッチディスプレイ「CORSAIR iCUE NEXUS Companion Touch Screen」や,Elgato製キーパッド「Stream Deck」を使って,画質設定を切り替えることも可能だそうだ。
XENEON 32QHD165は,スペック面で特筆したものはないが,iCUEやStream Deckといった既存ソフトウェアとの連携はユニークである。iCUEやStream Deckは,Corsair製品をつなぐハブ的な存在になっており,普段からCorsair製マウスやキーボードを使っている人は気になるのではないか。国内での販売も期待したいところだ。
CorsairのXENEON 32QHD165製品情報ページ
- 関連タイトル:
Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)
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