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「地球防衛軍3 PORTABLE」の実写PVがついにお披露目。河崎 実監督と吉木りささんが登場した完成発表会をレポート
以前よりお伝えしている同作の実写プロモーションムービーが披露されたほか,監督の河崎 実氏と,ペリ子役を演じた吉木りささんによるトークセッションも行われた発表会の模様をお届けしよう。
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発表会に登場した河崎氏は,自身の監督デビュー作である「地球防衛少女イコちゃん」や,2011年公開の「地球防衛ガールズP9」を例に挙げ,「私は,もう30年以上地球を防衛しています。地球を防衛するのは私の人生のテーマなんです」と,会場の笑いを誘っていた。
また,日本独自の特撮技術を生かして制作された映像表現に加え,森次晃嗣さん,沖田駿一さん,堀内正美さんなど,「重鎮」と呼ぶべき俳優が多数出演している部分がプロモーションムービーの見どころとアピールした。
「地球防衛軍3 PORTABLE」実写プロモーションムービーの監督を務めた河崎 実氏 |
そしてついに,実写プロモーションビデオの本編が披露された。
侵略者「フォーリナー」が放った巨大なアリのような生物が地球に降り立ち,次々に人間を襲うシーンが迫力の映像で展開されたほか,吉木さん演じるペリ子のラブシーンや,そのペリ子が武装した対フォーリナー兵士「ペイルウイング」の誕生経緯も描かれるという内容だ。
このように書くと,“壮大な特撮アクション”と感じられるかもしれないが,そこは河崎作品。見ていただければ分かるように,映像全体からにじみ出る独特な安っぽさが,なんとも言えないシュールな雰囲気を醸し出している。氏が提唱していた「日本最大のB級映像作品」の名に恥じない出来と言えるだろう。
映像終了後に,ペリ子(ペイルウイング)を演じた吉木りささんがステージに登場し,河崎氏とのトークショーとなった。
吉木さんは「(撮影スタジオが)グリーンバックだったので,どういうシーンなのかが最初は分からなかったんですね。でもスタッフの方が,パソコンですぐに巨大アリと街を合成した映像を見せてくれたんですよ。なのですごく分かりやすかったですし,なにより映像の迫力に感動してしまいました」と,撮影時のエピソードを披露。
「襲われるシーンはどう思った?」という河崎氏からの質問には,「まさかアリに襲われることになるとは思わなかったですね。不思議な迫力がありました」と笑顔を見せていた。
また,吉木さんは「私自身がフニャフニャしていて,兵士とは対照的な感じなので,ペリ子という強くてクールでミステリアスな女性を演じるというのはとても難しかったですね」と,役作りに苦労したことを告白して「ただ,こんな私がペリ子を演じているというギャップも面白いと思うので,その辺もぜひ見てほしいです」とアピールしていた。
ペリ子を演じた吉木りささん |
撮影におけるエピソードを聞かれた河崎氏は,ゲーム中でも触れられることがなかった地球防衛軍の裏設定として,結城博士の存在を描いたことを明かした。「あれだけの規模の軍が存在するには,やはり博士の存在が必要不可欠だろう」ということらしい。
その結城博士は,宇宙人とは友好的でありたいと「武器を捨てて話し合うべき」と言っておきながら,対宇宙人用のとてつもない兵器を開発しているというキャラクター。河崎氏は自分で「いい感じの突っ込みどころ」と紹介していた。
最後に河崎氏は「このPVを見て,(地球防衛軍の)世界を膨らませてほしいですね。ゲームの続編が登場したときには,今回の映像よりも,さらにパワーアップしたものができるでしょうから,ぜひとも再生と,FacebookとTwitterとmixiでの拡散をお願いします!」と,次回作に対する意欲を見せつつ,今回のプロモーションムービーをアピールしていた。
吉木さんは「何回も観たくなってしまう作品になっていると思いますので,いっぱいクリックして,何度も何度も観てほしいですね。『地球防衛軍3 PORTABLE』も本当に楽しいゲームなので,ぜひぜひプレイしてほしいです」と挨拶して発表会を締めくくった。
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「地球防衛軍3 PORTABLE」公式サイト
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