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「シャイニーフェスタ 新作アニメ プレミアム先行上映会」が徳島のマチ★アソビ Vol.9で開催。上映されたアニメは,どのバージョンのものだったのか
「アイドルマスター シャイニーフェスタ」公式サイト
「マチ★アソビ Vol.9」公式サイト
今回のマチアソビは,正式名称を「マチ★アソビ Vol.9」といい,2012年10月6日〜8日の三日間,徳島市周辺10か所前後の場所でステージだのトークショーだの上映会だのといったイベントが開催されるというものだ。また,パネル展やスタンプラリー,グルメハントなど,9月半ばからすでに始まっていた長期イベントもある。イベントのリストを見ると,やはりアニメ関連が多いが,もちろんゲーム関連も少なくない。
会場となったufotable CINEMA |
ufotabele CINEMAのある東新町1丁目商店街 |
へーえ,こんなことやっていたんですね,という私は皆様ご存じのとおり情報検索リテラシーが低いタイプだが,Vol.9とあるとおり,今回で9回めになる。ただし,年に一回というわけではなく,前回のVol.8は今年(2012年)5月に開催されており,「アイドルマスター シンデレラガールズ」で双葉 杏役を務める五十嵐裕美さんが出演したとのこと。メデメデメデ。戦略的休憩。さらに調べてみたところ,アイドルマスターの初参加は,2011年9月に行われたVol.7らしく,時期的には,アニメ「アイドルマスター」の放映が開始されて2か月,ゲーム以外にもファン層を広げつつあった頃だ。
待ちかまえる運命も知らず,鑑賞上の諸注意を告知するバンダイナムコゲームスの門田氏 |
シャイニーフェスタの各バージョンに収録されるアニメについては,2012年10月1日に掲載した記事でもお伝えしたとおり,バンダイナムコゲームス本社において選ばれし勇者達向けのプレミアム先行上映会が開催されているが,それに続いてマチ★アソビでもプレミアム先行上映会が行われることになる。なんだか徳島の人がうらやましいので,私も徳島っ子になっちゃおうかしら。そういえば「アイドルマスター2」(PlayStation 3/Xbox 360)では,徳島のお仕事で購入できる「あわんこのお守り」にホントもう,年がら年中お世話になっているので,なんとなく他人とは思えない気もするのだ。ええ,自分で書いてて無理があるとは思ってます。
さて,10月7日のプレミアム先行上映会に出演したのは,以下の皆さん。
■出演者
中村繪里子さん(天海春香役)
原 由実さん(四条貴音役)
長谷川明子さん(星井美希役)
浅倉杏美さん(萩原雪歩役)
ちなみに,今回のプレミアム先行上映会の観客約100名は,本日早くに行われた抽選で決まったのだが,応募は約700人だったとのこと。東京のプレミアム先行上映会に続き,今回もまた,選ばれし勇者達というわけで,持っている人は持っているんだなあ。
挨拶のあと,中村さんの発案になる「あいうえお作文」が行われた。ワードはもちろんマチ★アソビで,マチ★アソビの面白いところ,いいところ,期待するところなどをそれぞれが語るという内容。とはいえ,マチ★アソビは5文字あるのに,出演者は4人。というわけで,バンダイナムコゲームスでプロモーションを担当する門田氏が,おそらく,ただそこに座っていたという理由でステージに上げられた。いきなりアドリブでしょ,これ。
作文はそれぞれ,マの原さんが「まあ,ラーメンはおいしいわ」,チの長谷川さんが「ちょー,最高」,アの浅倉さんが「あんなこんなの思い出をあなたを」と,なかなか意味深。そしてソの中村さんが「そうね,思い返せば,あの日,マチ★アソビに来たことで,私の運命は大きく変わったわ。だって,これだけたくさんのプロデューサーさんに,出会えたんだもの」と,メモを取っているこちらの身にもなってほしいというもの。全員分を通してみると,ぶっちゃけ支離滅裂だが,最後に無茶振りされた門田氏が,ビを「眉山山頂のステージは,すごく盛り上がっています!」と鮮やかにまとめて,事なきを得た。門田氏はさらに,10月8日にはその眉山山頂の林間ステージでライブイベントが行われることまでアピールするという凄腕広報マンぶりを発揮しちゃったのだった。終わり。
終わっちゃいけない。続いて,アイドルマスターシリーズの総合プロデューサーである坂上陽三氏と,総合ディレクターの石原章弘氏がステージに上がり,いよいよアニメの上映会が行われることになった。
今回も坂上氏が,タイトルの書かれた紙片の入った封筒から一つを選ぶという形で上映タイトルが決められることになった。原さん,長谷川さん,浅倉さんの送る「念」が通じたのか,坂上氏がひいた封筒の中の紙に書かれていたのはグルーヴィー チューンの文字。オリジナルアニメのタイトルは「Music of love」だ。
前回の記事同様,アニメの内容についてはもちろん触れることはできないが,よかったっす。一部が公開されている新曲「edeN」のPVも必見で,見入っちゃった。もっとも,本当に一番良かったのは,ふたたび私の10cmほど前を通っていったん外に出て行った出演の皆さんが,こっそり戻ってきて私のすぐ背後でスクリーンを見ていたということだろう。立場上,ポーカーフェイスは崩せなかったものの,神イベ確定。徳島最高。
続いて,坂上氏と石原氏がシャイニーフェスタの紹介を行う運びになっていたが,「あいうえお作文」のせいで時間が押しており,あまり詳しく話せなかったご様子。やっぱりアドリブだったのか。ともあれ,アニメ「アイドルマスター」で新たにファンになってくれた人に向けて,アニメとのコラボレーションを考えたと石原氏は語り,また坂上氏は,横浜アリーナのライブで語った「これから,10年,20年と(アイマスを)続けていく」という言葉を繰り返し,これからもアイドルマスターをよろしくお願いしますと締めくくったのだ。最後に出演者の皆さんが挨拶を行い,中村さんがいつものように「シャイニーフェスタでも,アイマスですよ,アイマス」と声を出してイベントは終了した。
ここで,あれ? なんか物足りないかなーと思った人も多いはずだが,そう,いつもはあるライブがここでは行われなかったのだ。まあ,ステージ的にちょっときつい感じはしたが,残念だ。しかし,門田氏から「このあと,眉山山頂ステージへ行くと,いいことが起きるかもしれません」という告知があったので,ただちに出かけた。あまりいいことのなかった人生なので,いいことは大好きだ。
というわけで,そこで開催されたのが「NewType」の主催による,「NewType×マチ★アソビ アニメアワード 2012」だったわけだ。これは,アニメ月刊誌NewTypeの読者投票や公式サイトの投票などで決められるアニメの賞で,マチ★アソビでは恒例のイベントになっているとのこと。今回は監督賞や作品賞など16部門が設けられ,それぞれ受賞者が発表されたのだが,アニメ「アイドルマスター」がそのうちの多くの部門で受賞したうえ,「主題歌賞」に選ばれた「READY!!」を中村さん,原さん,長谷川さん,そして浅倉さんがステージで歌ったというわけだ。もうね,大サービスですな。
とりわけ印象的だったのは中村さんの受賞の挨拶で,これで春香の隣に立てて,手をつないで同じ歩幅で歩けるようになったと思うと語り,感きわまって涙ぐむ場面もあった。天海春香を演じることについては,いろいろ思うところがあったのだろうと推察するが,私もついもらい泣き。
ちなみに授賞式の模様は,10月8日21:00から「バンダイナムコライブTV」でも配信されたので,詳しいことをご存じの人も多いはずだが,そんな感じで,アワードは終了し,10月8日には同じ眉山山頂の林間ステージでライブが開催された。とはいえ,それはまたのちほどお伝えしたい。余力があれば。
- 関連タイトル:
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(C)窪岡俊之 (C)2012 NAMCO BANDAI Games Inc. (C)NBGI/PROJECT iM@S
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