バンダイナムコゲームスは,同社が発売を予定しているPSP向けシミュレーションRPG
「サモンナイト5」の最新情報を公開した。今回は,制作発表後,初めてとなる
ゲーム画面が公開されたほか,
新キャラクターの紹介と
世界観の解説が行われている。
2006年にリリースされたPlayStation 2専用ソフト
「サモンナイト4」以来,6年ぶりのナンバリング最新作となるサモンナイト5。グラフィックスが2Dから3Dになり,戦闘シーンがより迫力あるものになっている。今回公開されたスクリーンショットでさっそく確認してみよう。
また,2Dグラフィックスでなめらかなアニメーションを可能にする
「Live2D」技術が使用されたイベントシーンや,キャラクターをじっくり眺められる鑑賞モードなど,グラフィックスの進化には相当期待できそうだ。
新キャラクターとしては,主人公の学生時代の後輩である
「ルエリィ」のイラストが公開された。プロフィールについては,以下に掲載したリリース文を参照してほしい。
また今回は,
2012年10月4日の記事に掲載した世界観の「序文」を
読み解く形でゲームの背景が説明されている。もっとも,確定的なことは書かれておらず,いずれも「とは,どういうことなのか?」といった疑問を投げかけるものになっている。詳細は続報をお楽しみに,というところだろう。
発売時期,価格を含めて,まだ未発表の部分が多いサモンナイト5。掲載したスクリーンショットなどを眺めて,ぜひいろいろと想像してほしい。
主人公と「響友(クロス)」のイラスト
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PSP用ソフト「サモンナイト5」
基本情報
タイトル:サモンナイト5
対応機種:PlayStation Portable
ジャンル:シミュレーションRPG
発売時期:未定
価格:未定
CERO:審査予定
■ゲーム画面
いよいよゲーム画面の公開だ。
2Dからフル3Dになってより迫力あるビジュアルに進化!
今作は、イベントでは飯塚氏のイラストを活かした「Live2D」による演出、戦闘では巨大な敵、豪快な必殺技、華麗な召喚術等々…
迫力のフル3D演出に進化している。
今まで以上にエキサイティングになったサモンナイトに期待だ。
■観賞モード画面
イラストの雰囲気を十分に活かした3Dキャラグラフィック!!
飯塚武史氏のイラストがもつ独特の雰囲気を十分に活かした、カワイイ&恰好良い3Dキャラクターとなっている。
今作では、3Dユニットキャラクターの鑑賞も可能なので、じっくりとその魅力を味わえる。
尚、下の画像はPSP実機画面のキャプチャデータとなる。
かなりきれいなのが実感できる。
■イベント画面
今作ではイベント画面に、話題の「Live2D」という技術を採用。
飯塚武史氏のイラストそのままに、魅力的なキャラクターが、動く、喋る!
もちろん夜会話も…。
これからの情報公開に期待しよう。
Live2Dによるアニメーション
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■新キャラクター紹介!!
学生時代の後輩で、先輩にあこがれる少女「ルエリィ」!!
「ルエリィ」キャラクタープロフィール
「なんたって、センパイはわたしの目標ですから!」
セイヴァールの街にある、「召喚師」をはじめとした、世界の架け橋となるような人物を育成することを目的に掲げる「学園」の学生で、卒業生である主人公の後輩。
主人公のことを目標と定め、センパイと呼び慕っている。
マイペースかつ無邪気な性格で、主人公が学園生だったころには小動物のようにちょこちょこ後ろを追いかけてきていた。
趣味は下校時の甘味屋めぐり。
街中のケーキ屋・喫茶店・パン屋などに出現し味の評価をしていくその様は、付き合わされる友人をして「執念を感じる」と言わしめるほど。
山の上に突き刺さる遺跡「ナギミヤ(那岐宮)の街」の民の末裔で、フルネームを「ルエリィ・カミシロ(上代)」という。
■世界観について
・序文
『異世界・リィンバウム』――そこは、さまざまな魂が出逢う場所。
分かたれし4つの異界をつなぐ楔であり、悠久なる楽園の礎となるべき世界。
界と界が相討つ哀しき戦いを経て、生きとし生けるものたちは『界の意思(エルゴ)』の庇護を離れるという道を選んだ。
『響融化』によって結界という壁が取り払われ、交じり合ってゆく世界で彼らは、ぎこちないながらも共存共栄の道を歩みはじめる。
古き召喚術の理(ことわり)は失われ、対等な形で結ばれる新たなる『誓約』。
魂の絆で結ばれた者たちは『響友(クロス)』と呼ばれ、生涯の友として苦楽をともに生きていく。
世界の架け橋となる彼らを見守り、また、異界間の諍いを調停する者たち。
それが、『異世界調停機構(ユクロス)』に属する、新たなる『召喚師』である。
・「時代設定・舞台について」
明らかに、旧サモンナイトシリーズよりも未来のようだ。
そして舞台となる街の名は界境都市「セイヴァール」…どこかで聞き覚えのあるような名前だが…過去作と何か関係があるのではないだろうか…?
・「界と界が相討つ哀しき戦いを経て」
旧シリーズと5との間に、何か世界を巻き込む大きな戦いがあったようだが…。
聖王国や帝国などといった国々は、そして異世界との関係はどうなってしまったのだろうか…?
・「『響融化』によって結界という壁が取り払われ、交じり合ってゆく世界」
・「ぎこちないながらも共存共栄の道を歩みはじめる」
かつてそれぞれの異界間にあった強力な結界は、現在では力を失い、それぞれの世界を行き来することができる門が自然発生するなどの現象も起きているようだ。
異世界間の交流が進む反面、様々な問題もおこっているらしい。
主人公が属する「異世界調停機構(ユクロス)」は、そのような問題に対して調停を行う組織らしいが…。
・「古き召喚術の理(ことわり)は失われ、対等な形で結ばれる新たなる『誓約』」
異世界から呼び出した存在を「使役」するかつての「召喚術」は、失われてしまったということなのだろう。
「新たなる「誓約」」とは、伝説の「誓約者(リンカー)」が行ったといわれる「真の誓約」のようなものだろうか…?
新たに公開された「世界観」のイラスト
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