ピーター・モリニュー氏の新作「Godus」。Kickstarterで驚異のラストスパートを見せて，ついに目標額に到達

　クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で，開発資金45万ポンドの調達を目指していた，ピーター・モリニュー（Peter Molyneux）氏の新作「Godus」。資金がうまく集まらず，北米時間の12月21日までの達成が危ぶまれていたが，最後の数日で驚くほどのラストスパートを見せ，ついに45万ポンドのラインを突破した。

Kickstarter「Project GODUS」ページ

　本稿の執筆時点では，残り約10時間で50万ポンドに迫る勢いであり，50万ポンドに到達した場合のストレッチゴールとしては，開発陣がアイデアを練っているだけというCo-opが実装される予定だ。さらに55万ポンドに到達した時点で，LinuxおよびOUYA版の開発も行われるなど，結果次第ではかなりのフィーチャーを持ったゲームになりそうだ。


　Godusは，モリニュー氏の出世作でもある「ポピュラス」(1989年)を思わせるゴッドゲームで，神となったプレイヤーが，さまざまなミラクルを発動させて住民達の信仰を集め，彼らの文明を発展させていくというもの。近隣の部族を攻めて領地を広げたり，ほかのプレイヤーと領地争いを繰り広げたりといった要素も用意されている。
　開発資金が集まったことにより，モリニュー氏の「ブラック＆ホワイト」で脚本を務めたジェームス・リーチ（James Leach）氏の参加が決まったという。Bullfrog時代のスタッフが再結集したデベロッパ，22 Cansを舞台に，モリニュー氏の集大成となりそうな作品が無事スタートラインについたようだ。