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スターギャラクシー
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全艦,発進せよ!「スターギャラクシー」初参戦プレイヤーに贈る,本拠地の開発から戦争までを追体験する戦争参戦記を掲載
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印刷2013/07/04 00:00

プレイレポート

全艦,発進せよ!「スターギャラクシー」初参戦プレイヤーに贈る,本拠地の開発から戦争までを追体験する戦争参戦記を掲載

 スクウェア・エニックスが開発し,Yahoo!ゲームで展開されているブラウザSLG「スターギャラクシー」は,総勢1万もの戦艦がぶつかり合う戦場を舞台に,プレイヤーは四つの軍勢に分かれて自軍の勝利を目指して戦う──という,戦略シミュレーションゲームだ。
 2013年5月22日の正式サービス開始以降,メインコンテンツである「戦争」も定期的に開催されており,順調なサービスが行われている。

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 もちろん,戦争だけではなく,惑星開発や士官(カード)育成といった要素があり,マッタリと自分のペースで遊ぶこともできるのだが,それらはあくまで“戦場で活躍する”ための前提要素。開発が進んで資源が増えて,戦力が整ってきたら,戦場に参加して自分の力を試してみよう。

 とは言っても,惑星開発だけで手一杯で,戦場参加なんて無理……なんて思っている初心者プレイヤーもいるかもしれない。
 そこで今回は,ゲームを始めて間もない筆者の戦場デビューまでのプロセスと,実際に戦場へ参加したときの様子をプレイレポート形式でお伝えしよう。レベルが低くても自分の力量に合った戦い方はあるはず。本稿を参考にしつつ,恐れずに戦場メニューから「予約する」をクリックして戦地に向かおう。

 なお,基本的なゲームシステムの紹介は「こちら」の記事を参照してもらいたい。

「予約」して戦場へと向かおう
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「スターギャラクシー」公式サイト



拠点を効率的に開発して兵器を量産しよう


 戦場デビューへの第一歩は,本拠地の施設を充実させることから始まる。そもそも,先立つもの……そして兵器がなくては戦えないのだ。

 まずはミッションの条件を確認しながら建築を行って資源を増やし,兵器を生産していこう。序盤はミッションどおりにプレイしていけば,資源を枯渇させることなく進めていけるだろう。

 本拠地で施設を建築可能なマスは,6×6になる。ミッションを進めていくと,その半分以上が電力/ガス/金属/食料といった4種類の資源を生み出すプラントで埋め尽くされるだろう。
 さらに,プレイヤーレベルが15以上になると生産量が増大する大型プラント,レベル20で各資源の収穫量を増やすブースト施設が建築できるようになる。ただ,そこまで成長させるには惑星探索や一部のミッション,戦場などで経験値を入手しなければならず,かなり時間がかかる。
 かといって,プレイヤーレベルが上がるのを待っているのも時間がもったいないので,ある程度,資源に余裕ができてきたら,最初から作れるプラントを数多く建てて,施設のレベルアップを行ったほうが効率的だ。

生産力を高めるためにも生産系施設を数多く建てるのが理想的。ただし施設のレベルが上がるほど,次のレベルアップ完了までの時間が長くなる。一つの本拠地/コロニーでは,同時に二つの施設までしか建設/レベルアップの命令が出せないことに注意しよう
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 ミッションに沿って資源プラント以外の施設,資源貯蔵庫,戦艦研究所,兵器製造関連施設なども一通り建てたら,資源プラントを中心にレベルアップしていこう。施設のレベルアップにも資源を使うため,とにかく資源プラントは重要なのだ。極端な話,資源施設と資源のストック量が増える貯蔵庫以外は,収穫量が安定するまではレベル1のままでもいい。

 ちなみにミッション達成でもらえる資源は,1か月のあいだプレゼントボックスに保管されたままになる。資源のストック可能量を越える分量を受け取ると,越えた分は破棄されるので,受け取るタイミングには注意してほしい。

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 本拠地開発と同時に行いたいのが,宙域マップで選択できる「惑星探索」だ。これにもレベルとして「イグニッションフェーズ」というものが存在する。これは,そのプレイヤーがどれだけ遠くの惑星が探索できるのかを示すもので,クリア条件となる戦艦の開発と,戦場で活躍することで入手できるイグニッションポイントを一定量溜めることで,次のフェーズに進んでいく。フェーズが進むと探索範囲が広がり,「?」で隠された惑星が探索できるわけだ。

 さて,初期に探索できる3惑星は,それぞれ探索完了までに掛かる時間(1時間半/3時間/6時間)が違う。その中では,3時間と6時間の惑星を優先的に何度も探索していこう。
 というのも,この二つの惑星は,探索によって「探索レベル」を上げることができ,レベルが一定以上になると,その惑星にコロニーを開発できるようになるからだ。開発すれば新たな拠点として,本拠地と同様に施設を建築できるため,早い段階で発見して収穫量アップを目指したい。
 1時間半の惑星を選択しない理由は,この星ではコロニー開発が行えないためだ。短時間で繰り返し探索して,士官の経験値を獲得していくこともできるが,まずはコロニー獲得を優先しよう。

 なお,探索に出した士官のBF(バトルフォース)値は,帰還後に減少してしまう。BFは,高いほど惑星探索の結果が良くなるので,続いて探索するときは,それらの士官は待機でBFを回復させ,BFが高いほかの士官を選択しよう。ちなみに,同じ士官カードは同時に探索や戦場に出せないが,BF値はそれぞれ別になっているので,数値の高いほうを探索に出そう。

惑星探索は最大4部隊(1部隊4士官)まで同時に行える。4部隊をフルで運用して少しでも資源を入手しよう
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 士官がレベルアップしたら,入手できるポイントを攻撃力/防御力/知力の三つのパラメーターに割り振って成長させていこう。振り直しはできないので,その点は慎重に。基本的には,その士官の成長値が高いものを選んでいけばいいだろう。スキル発動率に影響する知力については,発動率100%であれば上げる必要はなさそうだ。

 なお,カード合成により士官に新しいスキルを覚えさせたり,スキルのレベルを上げたりもできるが,ゲーム内通貨のエデンか有料で入手できるゴールドが必要となる。最初のうちはエデンも貴重なので,合成よりも士官の数を増やす目的で「ガチャ」に使ったほうがいいだろう。合成は士官の数が増え,高レアリティの士官を手に入れてからでも遅くない。そのころにはどの士官が有能なのか,また,どのスキルが使いやすいのかが分かってくるはずだ。

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 収穫量が安定して士官が増えてきたら,兵器を生産して「兵器編成」を行おう。「戦争」では,兵器を士官にセットしておかなければならないからだ。
 兵器は出撃直前にもセットできるが,可能なら生産後すぐにセットしておきたい。というのも,所有できる兵器の最大値は,兵器格納庫の状況によって変化する「格納兵器数」で決まるが,士官にセットした兵器は格納数に含まれないからだ。つまり,所有している士官すべてに兵器をセットしておけば,格納兵器数の最大値までさらに兵器が生産できるわけだ。

 とはいえ最初のうちは資源も乏しいので,兵器の生産もままならない。資源施設のレベルアップを優先しつつ,ミッションや生産で少しずつ兵器を貯め込んでいこう。

 ちなみに生産できる兵器は,機動兵器/航空兵器/対空車両兵器の3種類で,機動兵器は対空車両に強く,航空兵器に弱い,といった三すくみの関係(機動>対空>航空>機動>……)にある。それぞれ攻撃力/防御力/破壊力(敵拠点の耐久力やシールドを削る能力)が違っているが,最下級の兵器ではそれほどの差はない。また,自分のメイン士官のスキルと合致した兵器を多く生産したくなるが,最初のうちは全部平均的に生産して使い勝手を知っておいたほうがいいだろう。
 上位の兵器については,各兵器生産施設のレベルを上げていくことで生産可能になる。同時に生産速度も速くなるので,資源に余裕ができたらレベルアップさせていきたいところだ。

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領地を増やしつつ大まかな戦術を話し合う「戦闘配備期間」


 兵器数が増えてきたら,「戦場」ボタンから参加する戦場を選択し,レギュレーションを確認したうえで「予約」をしよう。予約は戦争開始時間の1時間前まで受け付けている。予約終了後でも,戦争が始まってからの参戦は可能だ。

 戦争が始まってから2時間は「戦闘配備期間」となる。プレイヤーは,四角いフィールドの四隅にある四つの軍勢(左上に赤色の共和国軍,右上に緑色の騎士団,左下に青色の帝国軍,右下に黄色の連合軍)のうち一つに振り分けられる。スターギャラクシーでは自分の国が決まっているわけではなく,戦争ごとにどこかの勢力にランダムで所属する,傭兵スタイルでの戦いになるのだ。

戦場の情報ではレギュレーションと,BP(バトルポイント)で決まる勢力報酬,そして個人のランキング報酬が確認できる
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 さて,配備期間にプレイヤーがすべきことは,本拠地や自軍領内のワープゲートから出撃し,空白のマスをどんどん領地化していくことだ。

 まずは,出撃するときにユニットの母艦となる戦艦を選択。戦艦の研究(開発)を行っていないなら,初期から使える高速艦FC-01か,大型艦LSC-11のどちらかから選ぶことになる。

 搭乗できる士官の合計コストと士官数を見ると大型戦艦が優秀に見えるが,艦速が遅く,フィールド内を移動するときに,その足の遅さがネックになってしまう。速度がアップするスキルを所持している士官が複数いたりすると話は変わってくるが,そうでないなら攻撃のときは高速艦,本拠地やワープゲートなど出撃可能な場所を防衛するときは大型戦艦,といった使い分けが無難だろう。とくに,初参戦のときは戦力も整っていないと思うので高速艦に絞るのも手だ。

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 以上,戦争に出るための準備を説明するだけで結構な分量になってしまったが,このようにして筆者の戦う準備は整った。いざ,戦場に出撃しよう。


 筆者が振り分けられたのは,青色の帝国軍だ。だが,配備期間中の参戦が遅れてしまい,すでに自国の本拠地やワープゲート周辺は少しずつ自国色の青色に染められていた。

 ほかの国を見てみると,赤軍の伸びが良く,緑軍と黄軍はやや伸びが悪いようだ。色が付くのは,その場所をプレイヤーが「占領」したことを表している。各軍の占領数は画面左のデータ欄で,リアルタイムに参照可能だ。配備期間開始直後からの占領数の伸びを見ていれば,各国のプレイヤーがどれくらいいるかが,ある程度は予想できるだろう。

空白のマスを領地化しようと艦を進める前に,同じ場所にほかの味方が向かっていないかを確認しておこう。それぞれの到着予定時間も重要となる。自陣営の占領数を増やすために,できるだけ移動先が被らないように注意しよう
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 赤軍にアクティブが多そうだと判断した青軍は,「勢力チャット」で話し合った結果,大まかな戦略として右側に位置する黄軍を優先的に攻めることを決めたようだ。
 マスの占領と作戦会議をしているうちに配備期間は終わりに近づき,そのころには各国ともに,自軍領域内の空白領域のマスはほぼ埋め終わっていた。出だしは互角か。さあ,ここからどんな戦いが展開されるのだろうか。

 なお,2013年7月3日に移動の仕様が変化し,移動時間が短くなる一方で,移動距離に応じて冷却時間が発生するようになった。これまでは,移動完了直後に別のマスへ向けてすぐに移動を開始できたが,この冷却時間中は移動の指示そのものができなくなる。そのため,移動直後の戦艦を狙った攻撃も容易になり,安易な移動は狙われやすくなる。細かく動いて冷却時間を短くするのか,それとも冷却時間を覚悟して一気に攻め入るのか。戦略の幅が大きく増すだろう。詳細は公式サイトの「こちら」を確認してほしい。

 こうして,それぞれの陣営の最終準備が整ったら,いよいよ開戦だが,バトルを行ううえで,一つ注意すべきポイントがある。それは,あまりに遠すぎる場所を攻撃(移動)すると“攻撃力が減少”してしまうことだ。移動時に表示される水色の円が,攻撃力の減少しない距離となる。

開戦前に,ワープゲートから出撃して敵軍に近いマスへと自分のユニットを移動させておこう
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いざ開戦! 仲間と連携して自国の勝利を目指そう


 開戦時間になると,フィールド中央にある×印で塗りつぶされていた進入できないゾーンが開放される。

 自軍の作戦通り,右側の黄軍近くへと布陣していた筆者のユニットも黄軍を目指して移動を開始する。
 開戦直後はとにかくスピード勝負。開放された十字型のマップ部分には,上下左右と中央にワープゲートが設置されていて,最初にこれらを占領できれば,その地点からも出撃できるようになるので,戦略的に優位に立てるのだ。

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 1マス1マス領地化しながらゆっくり進む筆者に対し,自軍の猛者が一気に黄軍との境界線上にあるワープゲートに到達し,占領に成功する。しかしワープゲートの完全な制圧にはしばらく時間が掛かるので,その間は同じワープゲートから出撃できない。
 そのため,後続の部隊が占領中のワープゲート周辺に移動して,防衛を固めなければならないのだ。座標詳細の「この座標に移動中のユニット」を見ると,占領中のワープゲートに向けて黄軍からの攻撃がいくつも飛んできている。筆者も1マスずつ移動しての占領を中断し,ワープゲートへと直接移動することにした。しかし,ワープゲートは遠い。移動完了まで30分弱も掛かるようだ。間に合ってくれるといいのだけれど。

開戦直後は思った以上に展開が速い。焦らず戦況を確認して最善の行動を取ろう
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 そうこうしているうちに,ワープゲートの制圧が無事完了する。しかし,筆者の部隊はまだ移動中。こんなことなら一度部隊を解散してから,制圧を完了したばかりのワープゲートから防御部隊を出撃する手もあったか。戦力に余裕があれば,ユニットを追加で出撃させるのだけど。まあ,最初は分からないことばかりで,こうした失敗をしていくことで学んでいくものだ。

主戦場から離れてしまった部隊は一度解散して,戦線に近いワープゲートから再出撃させよう。ただし,部隊を解散したときの士官は,HPが減っているため,回復するまで出撃できないことに注意
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 完全に占領したワープゲートだが,黄軍の攻撃は続く。味方のプレイヤーもそれを見て,ワープゲートに防衛部隊を配置。あっという間に迎撃体勢は万全なものになった。

 ただ注意しなければならないのが,攻撃側が最大10ユニットの連携攻撃ができるのに対し,防衛側が実際に対応するのは,そのマスにいる上位五つ(先着順)のユニットのみであることだ。兵器数が少ないまま防衛部隊に配置すると,厳しい戦いになってしまうわけだ。

 ワープゲートに対する黄軍の波状攻撃をなんとかしのいだ青軍は,さらに黄軍方面へと進軍していく。自分なりに大量の兵器を用意した筆者だったが,この防衛戦で半分以上の兵器を失ってしまった。ここからは慎重にいこう。

バトル終了後には,「バトルレポート」でその結果が確認できる。発動されたスキルや活躍した士官なども分かるので,戦いの参考にしてみよう
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 黄軍進行の手始めに,黄軍方面のワープゲート近くにある「制空ポイント(ひし形に十時のマークが入ったマス)」を狙うことになった。
 この制空ポイントで囲まれたゾーンは自軍の「制空エリア」となり,「制空勢力以外のユニットは攻撃力,防御力がもとの80%になる」というルールがある。そのため,敵軍に進行するためには,まず制空領域を削ることが鉄則となるのだ。

 ちなみに,この「制空エリア」や「本拠地」に移動する敵ユニットは,「敵襲リスト」で到着時間を含めて確認できる。逆に言えば,制空エリアがなくなってしまうと,自陣側の空域では神出鬼没に敵軍が出現するようになるわけだ。スターギャラクシーでは,味方の本拠地が陥落してしまうと,その時点で陥落した陣営の勝利はなくなってしまう。そのため,本拠地は死守しなければならないのだが,制空エリアが縮まっていけば,本拠地が強襲される危険性が出てくるのだ。

敵襲リストを見ると敵の攻撃がいつ,どれだけの連携で到着するのか一目瞭然
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プレイヤーがいるマスには,「防衛シールド」を張って敵襲に備えることができる。シールドを強化すれば,それを撃ち破るためには相応の攻撃力が必要になるので,制空ポイントなど,重要な防衛拠点では敵本体が戦力を整えるまでに時間が稼げる。なおシールドが張られたマスは,ブロックのように強調された表示になる
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 当然,敵軍もそれは分かっているので,制空ポイントには防衛部隊が配置されている。しかし,ワープゲートのようにその場所に出撃して即防衛部隊を配置できるわけではないので,継続して連携攻撃を行えば,必ず攻め落とせるはずだ。

 青軍の作戦は,基点になる人が攻撃目標ポイントの3マス前に移動し,連携する人はその内側のマスに入って号令を待つというもの。これはターゲットへの到着時間を計算して,うまく連携するためだ。
 しばらくして戦力が整ったようで,基点になるプレイヤーはチャットで出撃を宣言。その到着時間に合わせて,各自が連携に入る。この作戦がうまくいき黄軍の制空ポイントは陥落する。これで,制空エリアの効果はなくなった。次に狙うのは,黄軍の領地内奥深くにあるワープゲートだ。

 本拠地の近くだけに激しい抵抗が予想されたが,最初のワープゲートの攻防で疲弊していたことと,黄軍が緑軍を攻めていたためか,すんなりと目標のワープゲート近くに味方軍が集結できた。
 警戒はされていると思うのだが,やや強引に青軍は連携攻撃を開始。結果としては,それなりの被害は出たものの陥落させることに成功した。あまりに時間を掛けすぎると防衛軍が集まってくるし,防衛シールドを重ねられてしまう恐れもある。やはり速攻での強襲は有効な戦術だ。

 青軍では,そのまま黄軍の本拠地を突く作戦が提案された。さすがにそれは厳しいのでないだろうか……と思っていたのだが,開戦から1時間半が経ったころには,黄軍本拠地近くを我が軍が取り囲んでいた。実はそのころ,黄軍も緑軍の本拠地に肉薄していて,防衛に専念できない状況にあったようだ。

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 そして,黄軍本拠地への波状攻撃を開始し,開戦から2時間と6分。ついに青軍が黄軍の本拠地の制圧に成功する。

 本拠地制圧で黄軍から大量のBPを奪取し,青軍の勝利(1位)は確実か――と思われたところで,赤軍により緑軍の本拠地が陥落。トータルのBPで,赤軍が上回ってしまった。緑軍は十字マップの中央ワープゲートを占拠していたが,ここを最後まで守り通そうと中央に注力したため,本拠地周辺の守りが疎かになったのかもしれない。

敵本拠地の制圧に成功。戦争中一番チャットが盛り上がった瞬間だ
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 その後,赤軍と青軍は1位の座を争って,局地戦で小競り合いを繰り返すもBPの差は縮まらず,開戦から3時間が経過して終戦。筆者の初めての戦いは自勢力が2位という,まずまずの結果になった。もちろん,味方の力あってのものだが,占領したマスの数によって得られるボーナスポイントもあるので,結果を残す一因にはなれたはずだ。なお,報酬には同盟内での順位に応じたものもある。戦争における情報共有のしやすさを考えても,同盟に参加するメリットは大きいだろう。

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 さて,この戦いを振り返って,戦場で勝利するためには,個人の力よりも,プレイヤー間の連携力が大きいと感じられた。
 今回の戦いで筆者が在籍した青軍は,チャットが活発というかノリノリで,そのノリに引っ張られるように,仲間と一緒に戦場を駆け回っていた。初めての戦場で戸惑いは少なからずあったが,多くのプレイヤーと時間と空間を共有することで終戦時には大きな充足感が得られたように思う。

 実は筆者自身,士官のレベルアップやスキルの合成などが,満足に行えないままの参戦となったのだが,兵器をしっかりと揃えておけば,味方の動きに合わせて連携と防衛を行うことで,戦いに貢献できていたのではないだろうか。

 一方で,個人のバトルにおいては,やはり士官育成ができていないこと,経験不足からくる3すくみの読み負けといった要因で,手痛いダメージを受けてしまった。まだまだサービス開始から間もない作品なので手探りの部分はあるが,数に頼らない個人のバトルも研究のしがいがありそうだ。

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 以上,スターギャラクシーのメインコンテンツである戦場から,プレイレポートをお届けしてみた。

 筆者自身は結構な慎重派で,拠点の生産ラインが安定するまでは戦場には出たくない……と思っていたのだが,実際に参加してみると,自分の力量に合った戦場での楽しみ方が自軍への貢献の仕方やあるのだと気づかされた。
 ミッションには戦場に関連するものもあるので,ゲームをはじめて間もないプレイヤーも積極的に,そして気楽に参加してみてほしい。スターギャラクシーの醍醐味は,戦場での仲間との協力プレイと,兵器のぶつかり合いにあるのだ。

「スターギャラクシー」公式サイト

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