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Petroglyphの最新作,「Victory」のティザーサイトがオープン。第二次世界大戦を背景にしたRTSか
「Victory」ティザーサイト
2003年に設立されたPetroglyph Gamesは,メンバーのほとんどが,かつてWestwood Studiosに在籍していたというデベロッパだ。Westwood Studiosは,「Dune II」や「Command&Conquer」などでリアルタイムストラテジー(RTS)というジャンルを生み出したメーカーだが,1998年にElectronic Artsに買収されたあと,2003年にEA Los Angelesに編入され,スタジオは閉鎖されてしまった。Petroglyph Gamesは,2003年のスタジオ閉鎖に伴って退社したメンバーが中心となって設立したデベロッパであり,ラスベガスに戻ってからは,LucasArtsの「Star Wars: Empire at War」(2006年)やUbisoft Entertainmentの「Panzer General: Allied Assault」(2009年)などを制作してきた。
最近まで,MMORTS「End of Nations」の開発を進めていたものの,あまりうまくいかなかったようで,開発権をパブリッシャのTrion Worldsに譲渡し,120人ほどになっていたメンバーのうち,19人を解雇して話題になった。
Victoryは,そんな状況からの起死回生を狙った一撃になるはずだが,2013年にリリースされる予定の「StarCraft II: Heart of the Swarm」や「Company of Heroes 2」,そしてEA Victoryの「Command&Conquer」など,強力なライバルも多い。Westwood Studiosの流れを汲むスタジオらしいカラーを出せるのか,続報が入り次第お伝えしたい。
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