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約1万2000人が来場したイベント「ダンボール戦機・イナズマイレブンGO ファン感謝祭」をレポート。ハワイ家族旅行や次回作出演権などを手にした日本一のプレイヤーも決定
このイベントでは,「ダンボール戦機W」(PS Vita/PSP),「ダンボール戦機 爆ブースト」(3DS),「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ」(3DS),「イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013」の4タイトルにおける日本一のプレイヤーを決定する「アルテミス・ホーリーロード 超絶ゲームトーナメント 決勝大会」も行われ,約1万2000人ものファンが会場に足を運んだ。
本稿では,大いに盛り上がった本イベントの模様をレポートしよう。
イベントのオープニングでは,レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏が開会を宣言。そのあとに,「イナズマイレブン」シリーズのゲーム/アニメ主題歌を担当するT-Pistonz+KMCのライブが行われる。「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ライメイ」の主題歌「ライメイ!ブルートレイン」が披露され,会場は熱気に包まれた。
最初に,シリーズ最新作となる「イナズマイレブンGO ギャラクシー」(3DS),クロスメディアプロジェクト第3弾となる最新作「妖怪ウォッチ」(3DS),ゲームに先行してアニメ版が2013年4月3日から放送開始予定の「ダンボール戦機ウォーズ」の最新情報が紹介された,今回のイベントの目玉といえる“プレミアムステージ”の内容からお伝えしよう。
なお本ステージには,「イナズマイレブンGO」シリーズの主人公・松風天馬役の寺崎裕香さんがゲストとして出演した。
「イナズマイレブンGO ギャラクシー」では,先日「こちら」の記事でお伝えしたように,「ギャラクシー」で天馬がキャプテンとして率いる新生イナズマジャパンのメンバー情報が,最新プロモーションムービーとともに公開された。そのムービーは,レベルファイブの公式WEBサイトやYoutube公式チャンネルで公開されているので,まずはそちらをみてほしい。
ムービーでは,過去のシリーズ作品に登場したおなじみの選手達が登場するものの,新生イナズマジャパンに選ばれたのは,天馬,神童拓人,剣城京介の3人だけ。それ以外のメンバーはサッカーの素人ばかりという,謎に包まれた展開となっている。
また,イナズマジャパンの新監督となる黒岩流星の姿を,「どこかで見たことがある……」と思うファンも多いはずだ。
日野氏によれば,「ギャラクシー」のストーリー(のとくに序盤)は,ファンに「なんてことをしてくれたんだ!」と言われてしまいそうな内容だが,全体としては,自信を持ってお届けできる作品になるという。原点回帰を目指し,シリーズ初期に形作られた,イナズマイレブンらしい熱い展開のドラマになるとのこと。
なお,新生イナズマジャパンメンバーについては,以下の記事で詳細をレポート済みなので,そちらをご覧いただきたい。
関連記事:
松風世代のイナズマジャパンはサッカー素人集団? 「イナズマイレブンGO ギャラクシー」の最新情報が「ダンボール戦機・イナズマイレブンGO ファン感謝祭」で公開また,「ダンボール戦機」シリーズの最新作「ダンボール戦機ウォーズ」の最新情報も公開された。
本作は,「ダンボール戦機W」の4年後となる2055年が舞台となり,新主人公の瀬名アラタが,LBXプレイヤーの聖地として名高い“神威大門統合学園”に転入するところから始まる。学園の地下には直径10kmにもおよぶ巨大ジオラマがあり,そこでは世界戦争のシミュレーションが繰り広げられている。
“放課後の戦場”というコンセプトのもとに,アラタ達がどのような運命に巻き込まれていくのか,気になる物語となっている。なお,詳細は「こちら」のニュース記事で紹介しているので,気になる人はチェックしてほしい。
上映された第1話については,ネタバレを避けるために詳細は割愛するが,「学園もの」と「戦争もの」という2つのコンセプトがうまく融合していた印象だ。また,登場するLBX達もミリタリーテイストが濃いデザインになっており,筆者はその世界観にグイグイ引き込まれてしまった。
ちなみに,第1話の最後のシーンでは,会場から大きな歓声が上がるような気になる展開も待っている。ぜひ,テレビ放映を楽しみにしてほしい。
そしてもう一つ,レベルファイブのクロスメディアプロジェクト第3弾となる「妖怪ウォッチ」の情報もステージで紹介された。
本作は2013年夏に発売予定で,小学館の児童向け雑誌「月刊コロコロコミック」でマンガ連載が開始されている。また,アニメ化についても現在進行中とのことだ。
「妖怪ウォッチ」は,サクラニュータウンに住むケータという少年が,「妖怪ウォッチ」というアイテムを手に入れるところから始まる。実は,町には人間だけでなく妖怪達も暮らしていて,妖怪ウォッチを使うと彼らの姿を見られるようになるのだ。
本作では,個性豊かな妖怪達と友達になって,悪い妖怪達と戦うこともあるのだが,そのバトルシステムは特徴的だ。最大6体の妖怪でパーティを組み,サークル状に配置された上半分の3体がバトルに参加する「前衛」,下半分は「後衛」の控えとなる。状況に応じて妖怪を入れ替えるのが,バトルを有利に進めるためのポイントだ。
バトルについては,レベルファイブの公式WEBサイトやYoutube公式チャンネルにプロモーションムービーが掲載されているので,そちらを視聴して雰囲気を感じ取ってほしい。
なお,仲間の妖怪が悪い妖怪に取り憑かれたときは,タッチ操作でつついたりこすったりする「おはらい」で,治してあげる必要がある。また,タッチペンで下画面をぐるぐる回して妖力を溜めると強力な「ひっさつわざ」を出せるなど,さまざまな「妖怪タッチアクション」が用意されている。
アルテミス・ホーリーロード 超絶ゲームトーナメント決勝大会
本イベントでは,同時開催として「アルテミス・ホーリーロード 超絶ゲームトーナメント」の決勝大会も開催された。
これは「ダンボール戦機W」(PS Vita/PSP),「ダンボール戦機 爆ブースト」(3DS),「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ」(3DS),「イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013」(Wii)における日本一のプレイヤーを決める大会だ。
まず,愛知/東京/大阪/福岡での地区予選(関連記事),および「当日チャレンジ」(※「ストライカーズ 2013」を除く)を勝ち抜いたプレイヤーによる「決勝予選バトル」が,ジュニアクラス(小学4年生以下限定)とマスタークラス(年齢制限なし)で行われた。
決勝予選バトルを勝ち抜いた選手達により決勝トーナメントが行われ,最後まで勝ち抜いたプレイヤーが,日本一の栄冠を勝ち取る,という流れだ。
優勝賞品は,「ダンボール戦機」または「イナズマイレブン」次回作への登場権をはじめ,ハワイ家族旅行,台本やCDなどのサイン入りレアグッズなど,実に豪華なものに。とくにゲームに登場できる権利は,参加する子供達にとっては夢のような賞品といえるだろう。
「ダンボール戦機W」(ジュニアクラス),「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ」(ジュニアクラス/マスタークラス)の決勝戦はイベントステージで行われたので,本稿ではその様子をレポートしよう。
■「ダンボール戦機W」ジュニアクラス決勝戦
決勝戦の前には,「ダンボール戦機」シリーズの主題歌を担当している,リトルブルーボックスによるライブが行われた。アニメ「ダンボール戦機W」のオープニングテーマ「テレパシー」に始まり,「ダンボール戦機ゲームオープニングメドレー」の「Great Future War」「ファイティングポーズ」「三位一体」「レジェンド」で会場のボルテージは急上昇。さらに,2013年4月3日にテレビ東京系列で放送開始となる新番組「ダンボール戦機ウォーズ」のオープニングテーマ「無限マイセルフ」を披露し,会場の盛り上げて決勝戦へとつないだ。
「ダンボール戦機W」の決勝戦は1対1で行われ,レギュレーションは,ゼネラル/制限時間なし/3機破壊というもの。また,キャラスキル「ストロングガード」,剣の必殺ファンクション「リペアフィールド」,必殺ファンクション「インビジブル」,バトルアイテム全般と武器腕の使用は禁止となっていた。
ジュニアクラスの決勝戦に駒を進めたのは,プレイ時間が約212時間のゆいとくんと,プレイ時間約285時間のひかりくんで,両者とも使用機体にはオーレギオンを選択していた。
ゆいとくんはインフィニティドライブを多用する自己強化を中心とした戦い方で,ひかりくんの機体数を着々と減らしていく。ひかりくんも1機破壊して一矢を報いるものの,ゆいとくんが先に3機破壊を達成し,勝利を手にした。
■「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ」ジュニアクラス決勝戦
「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ」の決勝戦は,30分ハーフの前後半戦で延長戦/PK戦ありというルール。ドロータイムやアイテムの使用は禁止されているが,化身発動/ミキシトランスの回数は無制限となっていた。
なお,決勝戦の前には,「イナズマイレブン」シリーズの主題歌でおなじみのT-Pistonz+KMCによるライブが行われた。「ネップウ!ファイヤーバード2号」を皮切りに,「成せば成るのさ七色卵」「初心をKEEP ON!」「マジで感謝!」と,「イナズマイレブン」シリーズの名曲達を披露し,会場を盛り上げた。
ジュニアクラスの決勝に進んだのは,プレイ時間が約320時間のけんたくんと,プレイ時間184時間のこうへいくんだ。
試合のポイントはキーパーで,けんたくんが鍛えに鍛えたキーパー「セイ」は,こうへいくんのチームのシュートをことごとくセーブする。
けんたくんのチームが前半に1点,後半に1点を取り,無失点のまま終始有利に試合を進める。このまま試合が終わるかと思われたが,こうへいくんが試合終盤に怒涛の攻めを見せ,ついに,キーパー「セイ」の分厚い壁を打ち砕く。しかし,その直後にタイムアップとなり,けんたくんが優勝の栄冠を手にした。
マスタークラスの決勝戦は,チーム名「ヒロトサンライト」のきゅーさんと,チーム名「シオリワンツー」のいりほさんの対決に。きゅーさんのチームはヒロト/ガゼル/バーンを軸に,ライバル選手達を中心としたチーム編成,一方のいりほさんは,女子選手のみで構成されたチーム編成となっていた。なお,レギュレーションはジュニアクラスと同じである。
マスタークラスでは,ボールがラインを割るたびにすべての選手の配置をし直し,コマンドバトルが発生するたびに,選手の動きをこと細かに指示するなど,かなり戦略性の高い戦いが繰り広げられた。
前半14分に,いりほさんチームのベータが,シュートコマンド24(オメガアタック)で先制。その後は一進一退の攻防が続くものの得点までには至らず,前半に先制した1点を守りきったいりほさんが,優勝を勝ち取った。
表彰式では,ステージ外で行われた「ダンボール戦機 爆ブースト」,「ダンボール戦機W」(※マスタークラス),「イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013」の優勝者を含め,合計8人の優勝者達に,日野氏より,表彰状とクリスタルトロフィー,副賞のハワイ家族旅行,ダンボール戦機/イナズマイレブンの次回作登場権,サイン入り台本&CDといった豪華グッズが贈られた。
以上で,イベントレポートは終了だ。冒頭にも書いたように,約1万2000人ものファンが会場に足を運んだ本イベントは,大成功で幕を閉じたと言っていいだろう。
「イナズマイレブン」シリーズと「ダンボール戦機」シリーズの新展開に加え,新しくクロスメディア展開される「妖怪ウォッチ」も本格的に始動したことで,子供達のハートを今後もがっちりとつかむであろうことが感じられるイベントだった。新しい挑戦の姿勢を見せ続ける,レベルファイブの今後の展開にも注目したいところだ。
「イナズマイレブンGO ギャラクシー」公式サイト
「ダンボール戦機ウォーズ」公式サイト
「妖怪ウォッチ」公式サイト
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