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[G-Star 2013]「ELSWORD」のKOGが手がける,アクション要素満載の新作MMORPG「AIMA」。その詳細をCEOに聞いてみた
ELSWORDのプレイヤーならよくご存知のとおり,KOGは「キーボード操作による軽快なアクション」にこだわりを持つデベロッパである。プレイヤーにとってのアクションの手応えを重視しているため,これまでのタイトルは,登場するキャラクター数が限られるMOアクションRPGを中心に手がけてきた。そこでノウハウを十分積み重ねたことで,今作では同社初のMMORPGに挑戦したのだという。
基本操作はカーソルキーで移動,[X]キーで弱攻撃,[Z]キーで強攻撃,[C]キーでジャンプ,そして[A/S/D/F]等でスキルを繰り出す方式。(ELSWORDなどと同じく)キーの組み合わせによるコンボ技もたっぷり用意されており,そういった動作が,手をホームポジションからほとんど動かさずに行える。
スクリーンショットを見る限り,オーソドックスなアクションRPGに見えるかもしれないが,実は,攻撃を行うときに武器を振る方向は,「左または右の真横」に限られる。例えばマイキャラを上や下に歩かせながら[X]キーを押すと,攻撃そのものは左や右に向かってでるのだ。
実際にプレイしてみると,最初は不思議な感触がしたもののの,慣れてくると「意図しない方向に攻撃する」誤爆は少なく,ストレスが溜まらないことに気がついた。複数の雑魚を範囲系のスキルで「まとめ狩り」するのも,実にやりやすい。
キャラクター作成からしばらくの間は,マップも左右方向を中心に展開し,上で紹介した左右攻撃のシステムも相まって,昔ながらのベルトスクロールアクションに通じるプレイフィールとなる。そしてマップが進むにつれ,縦や斜め方向にもフィールドが広がっていき,次第にMMORPGらしくなる感じだ。今回のプレイでは,画面の景観が全体的にどんよりとしていることも相まってか,個人的には「Diablo III」のAct1を彷彿させられた。
現在開発中のキャラクターは,「男騎士」「女騎士」「魔法使い」「獣人」の4種+シークレットが1種。そのほかのゲームシステムとして,戦闘によって蓄積した特別なゲージを使用して,モンスターの能力を自分自身に一時的に憑依させる「ガーディアンモード」が用意されている。変身できるガーディアンは,クラス別に複数種用意されており,特別なクエストを通じてアンロックされるそうだ。
男騎士 |
女騎士 |
魔法使い |
獣人 |
サービススケジュールに関してだが,現在は韓国でのクローズドβテストが1度おこなわれた後とのことで,現在そのフィードバックを元にした改善作業の真っ最中だとか。コンテンツ追加やバランス調整の作業量はまだまだ山積みで,正式サービスの開始予定時期は「2014年後半以降」と,ちょっと先になりそうである。KOGが手がけるタイトルだけに,完成した暁には小気味良いアクションを満喫できるのは確実だと思うので,同社のファンは日本に来る日を楽しみに,心に留めておくといいかもしれない。
「AIMA」公式サイト(韓国後)
- 関連タイトル:
Aima: Chronicle Of Terahnoir
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