プレイレポート
スマホ向けTPS「ブラザーインアームズ3」のプレイレポートを掲載。グラフィックスの大幅進化やアクションの自由度の高さは必見
本作は,第二次世界大戦を舞台としたFPS「ブラザーインアームズ」シリーズの最新作だ。前作「ブラザー イン アームズ 2 グローバル フロント」から約3年ぶりとなるシリーズ作品は,いかなる進化を遂げているのだろうか。今回,正式リリース前に本作をプレイする機会があったので,プレイインプレションをお届けしたい。
なお,直撮りプレイムービーも掲載するので,実際に動いているシーンを見たい人などは確認してみてほしい。
本作を語るうえで外せないポイントの1つとして,既存の「ブラザーインアームズ」シリーズが一人称視点だったのに対し,本作では三人称視点を採用している点が挙げられる。いわゆるTPS(サード・パーソン・シューター)というものだ。
TPSになったことで,遮蔽物に隠れる/飛び越えるといったアクションがやりやすくなっており,間口が広がった印象を受けた。弾薬が切れたら自動でリロードしてくれる点なども初心者にはありがたい要素といえる。バーチャルパッドの操作感覚もすこぶる良好なので,「スマホでTPSって操作が大変そう」と躊躇している人も安心だ。
グラフィックスは目を見張るほどの進化を遂げており,木や川といった自然の描写はもちろん,武器やキャラクターの造形なども細かく描かれている。そのおかげか,第二次世界大戦を舞台にした本作の人間ドラマが,より一層映えている印象を受けた。個人的には,戦争をテーマにしていながら,ラブストーリーも展開される点が大変印象深い。濃密な人間ドラマがしっかりと描かれていることは,大きく評価すべきポイントだろう。
ミッションにはサポートキャラクターとして,隊員を1人連れて行ける(全部で12人登場)。それぞれの隊員には名前が設定されており,特殊能力やステータスなどが異なる。エアストライク(空爆でプレイヤーをサポートしてくれる)を使うジェイコブ,スナイパーライフルの名手ジェイムズ,ロケットランチャーで狭い範囲を爆破させるラリーなど,登場する隊員は個性豊かだ。
サポートキャラクターは,特定の場面で攻撃を行うだけではなく,プレイヤーが任意のタイミングで参戦させることもできる。ミッションの内容はそれぞれ異なるので,挑戦するミッションに適したサポートキャラクターをチョイスするのも,プレイヤーの腕の見せどころと言える。
ミッションではメインウェポン以外に,手榴弾やバズーカといったサブウェポンを2つまで装備可能だ。サブアイテムはドッグタグ(ゲーム内通貨)で購入できるので,お金に余裕があったらいろいろと購入してみるのもいいかもしれない。サブウェポンによってプレイ感覚がかなり変化するので,武器を代えるたびに新鮮な気持ちでプレイできるはずだ。
本作をプレイしてみて感じたのは「スマホでも十分にTPSを楽しめる」ということ。スマホ向けのタイトルが充実してきたとはいえ,一昔前まではTPSといえば,据え置きハードでプレイするのが一般的だった。「ブラザーインアームズ3」のように,スマホでのプレイにも十分耐えうるタイトルが出てきたことは素直に嬉しい。
据え置きハードと一概に比べることはできないが,TPSをプレイする選択肢として,今後「ブラザーインアームズ3」のようなタイトルをチョイスする人も増えてくるだろう。TPSが好きな人はもちろんだが,こうしたジャンルにまだ抵抗がある人も,本作を通じて「今」のスマホ向けTPSにぜひ触れてみてほしい。
なお現在,事前登録の受付が行われているので,気になる人は「こちら」もチェックしておこう。
ゲームロフト公式サイト
「ブラザーインアームズ3:Sons of War」事前登録サイト
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ブラザーインアームズ3:Sons of War
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Brothers in Arms, Gearbox Software, Gameloft trademarked. (C)2014 Bromo, LLC. All rights reserved.
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