MAGES.は本日(2013年6月13日),ライトノベル「
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」を原作とした,迷走系青春ADV「
やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。」を,PS Vitaにて
2013年9月19日に発売すると発表した。価格は通常版/DL版が7140円,限定版が9975円(共に税込)。
本作には,通常のADVにあるような「
行動選択肢」のほかに「
脳内選択肢」というものが存在し,行動選択が好感度,脳内選択が廃人度を左右するという少し変わったシステムが取り入れられてる。また,シナリオは原作者の渡航氏が
全面監修しており,原作ファンに応えるような内容になっているとのことだ。ゲームの詳しい内容などは以下のリリース文を確認してほしい。
ライトノベル原作・テレビアニメ絶賛放映中の
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」が
PlayStation Vitaのゲームになった!
■原作者、渡 航がシナリオ全面監修!
アニメ化もされ人気のライトノベル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(略称・俺ガイル)がPlayStation Vitaで登場します。シナリオは原作者渡 航(わたりわたる)が監修し、原作ファンに応える主人公の痛さをゲームでも存分に楽しめます。
■限定版同梱特典は渡 航脚本の新作アニメBlu-ray!
本商品の限定版には、特典として「オリジナルアニメBlu-ray」が同梱されます。テレビアニメの番外編となるこの特典は、原作者自らが脚本を書き下ろした完全新作でお届けします。
■「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」とは?
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、2011年3月にガガガ文庫 (小学館)より発売された渡 航原作、キャラクター原案ぽんかん(8)による ライトノベル。2013年5月現在7巻まで刊行されています。主人公をはじめとする、さまざまな登場人物たちの非リア充ぶりが読者の共感を呼び、3巻、4巻、7巻では特装版も刊行されています。そして、2013年4月よりテレビアニメ放映中で、人気はますます拡大をしています。
友達がおらず、むしろ作らないことを誇るほどひねくれた高校生・比企谷八幡が主人公。そんな彼が生活指導の教師によって部活動に強制参加させられることになる。それは、生徒が抱える問題の解決の手助けをする「奉仕部」であった。
これによって八幡は、それまでたったひとりの部長兼部員であった容姿端麗成績優秀、完璧主義者の完璧美少女(但しぼっち)雪ノ下雪乃。後に加入する明るく元気でコミュニケーション能力の高い(但し、周囲の顔色伺いすぎ)今風のギャル由比ヶ浜結衣らと、ひねくれながらも行動を共にするようになっていく。
■充実のぼっちライフ満喫!そのもくろみは崩れ去った
【ゲームストーリー】
季節は夏。
「プール、バーベキュー・肝試し・花火大会」その他もろもろ……みんなで楽しむイベントの数々。そんな世間のリア充ライフを他人事とし、誰とも会わず、遊ばず、働かず。これこそ非リア充面目躍如の夏休み。
主人公・比企谷八幡は、外界から引きこもり非リア充ならではの充実ライフを満喫しようとしていた。八幡はしかし、まだ知らなかった。抗いきれない流れに巻き込まれ、そして、「ボランティア活動」という名の“青春っぽいイベント強制参加”があることを
超大混雑の流れるプール。そんな人混みで不愉快な思いをするためにわざわざ出かけなければならないのか? 微妙な表情で流されてる八幡、雪乃、もりあげようと様子伺う小町。
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奉仕部顧問・平塚静からの強制で、八幡は奉仕部メンバーと共にさまざまなイベントへの参加を余儀なくされます。
■孤独と偏愛に満ちた充実のゲームシステム!
【特徴】
本作はアドベンチャー+各種モードによって、ゲーム性をアップし、ゲームならではの様々なエピソードが展開します。『非リア充』ならではの体験を主人公・比企谷八幡の視点で楽しめる孤独と偏愛に満ちた充実のゲームシステムを搭載。
【1】 『行動選択肢』と『脳内選択肢』
ゲーム中に現れる選択肢には、好感度に影響する「行動」と廃人度を左右する「脳内」選択肢があります。
【2】 廃人カウンタ
八幡の廃人度を表示する「廃人カウンタ」の状態によってストーリーや結末などが変わっていきます。
【3】 沈黙打破モード
ヒロインたちとのふたりきりのシチュエーションを楽しめます。「話題カード」を駆使して気まずい沈黙を打ち破るモードです。
【4】 ビジュアライズモード
原作小説でのお楽しみページをゲームで再現。ゲーム本編の進行状況によって内容が変わります。
■奉仕部の夏休み―それは、ぼっちライフとリア充イベントの二律背反
【特徴】
『行動選択肢』と『脳内選択肢』
“ぼっち”は友達がいない分、多くの時間を思索に費やすことができます。ぼっちなればこその深い思索に基づいた八幡ならではの「思考」と「行動」。ゲーム中の選択肢には、それまでの会話の流れで「行動」を決める「行動選択肢」と、問いかけに対し脳内でリアクションする「脳内選択肢」があります。その時々で選択した行動と思考のさじ加減により、その後の八幡の運命を決定します。
「行動選択画面」 四角い吹き出しの形で表示されます。どこへ行く、何をするといった行動を選択します。行動選択が八幡に対する好感度に影響を与えます。 |
「脳内選択画面」 雲型の吹き出しで表示されるのが「脳内選択肢」です。八幡の思考を示すもので脳内選択が八幡自身の腐れっぷり=廃人度に影響を与えます。 |
進行中に表示される選択肢は、基本的には行動のみの選択肢、脳内のみの選択肢となります。
場合によっては行動選択と脳内選択が混在することがあります。これらの選択によって好感度と廃人度のバランスが影響されゲームのシナリオが変化します。
■リア充には迎合しないしかし、独りよがりでは自分を見失う
【特徴】
廃人カウンタ
好感度のフラグもしくはパラメータによってシナリオ分岐するのは、従来の恋愛アドベンチャーゲームの基本的なシステムですが、本作ではそれに加え「廃人カウンタ」が影響します。
八幡の腐り具合を示すこの「廃人カウンタ」は、高すぎても、低すぎてもバッドエンドを迎えてしまいます。 また、廃人カウンタが一定値以上のときのみ選択できる「行動選択肢」があるなど、八幡の腐れっぷりをお楽しみいただけます。
「廃人カウンタ」
孤高のぼっちであれば、世間一般(リア充)の価値観を認識しつつ、それに疑問を抱き、自分の価値観を築き上げて成長するものです。腐り具合も過ぎると、ひとりよがりの我侭な廃人となってしまいます。この廃人カウンタは、自分の思考が腐りすぎていないか、リア充に日和見的になっていないかを推し量る尺度になります。
■俺の青春ラブコメはゲームだとまちがっていない!
【特徴】
沈黙打破モード
ときにより、女子(一部を除く)と2人っきりのラブコメシチュエーションへと展開することがあります。誰しもが経験する慣れない他人との「ふたりきりの気まずさ」。コミュ障の“ぼっち”ならばなおハードルの高いその雰囲気を、手元の「話題カード」を使って打破するのがこの「沈黙打破モード」です。
「沈黙」を含む3つの「話題カード」から、適切な話題を使って気まずい沈黙をなんとか切り抜けましょう。うまく切り抜けたその先には、胸が熱くなるシチュエーションが待っています。
ビジュアライズモード
小説内のさまざまなお楽しみカットがゲームで再現されます。小説では、本編では具体的に書かれていない八幡の残念な読書感想文やレポート、八幡と他の人物との電話やメールでのやりとりなどが、章の間に掲載されています。ゲームで、このお楽しみカットを再現したものが「ビジュアライズモード」です。しかしながら、ただ再現するだけではくゲーム本編での選択によって、新たな会話や物語が出現することがあります。
八幡と妹の小町とのメールのやりとり。本編で示唆されつつ、具体的には登場しなかった会話や電話でのやりとり、八幡の過去の読書感想文などを見ることができます。
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【キャラクター】
比企谷八幡(ひきがやはちまん)C.V.江口拓也
主人公。総武高校2年F組。働いたら負けであると考えている。ひねくれた性格から友達も彼女もなく、ぼっちであり、自分は友達だと思っていたら相手にとってはまったくそんなことは無かった、という経験を積み重ね数多くのトラウマを抱えている。「根性が腐っている」「目が腐っている」といわれる。
“国語は学年3位、顔はそこそこ いいので、基本高スペック である”と本人はのたまう。とても残念な高校生。結衣曰く「キョドりかたキモいし」
由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)C.V.東山奈央
ヒロインの一人。八幡のクラスメイト。派手な今風ギャルであるため、八幡からはビッチと呼ばれる。人当たりが良く、空気を読むため友達も多いが、周囲の顔色を伺いすぎてしまう。自分の悩みを相談するため奉仕部を訪れた際に、雪乃にキツイ言葉を浴びせられるが、本音で接する雪乃に憧れを抱き、なし崩し的に奉仕部の部員となる。勉強も料理も大の苦手。
雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)C.V.早見沙織
ヒロインの一人。奉仕部部長。総武高校2年。八幡とは違うクラス。趣味は読書。帰国子女で、学力テストは常に学年1位。運動神経も良く、楽器や歌など音楽の才能も有り、家事もできる美少女。しかし、徹底してクール。常に本音で話すため、悪意はないが、辛辣な物言いとなる。学内で誰もが知る存在。友達はいない。
平塚静(ひらつかしずか)C.V.柚木涼香
総武高校教師。生活指導担当しており、奉仕部の顧問を務める。八幡を奉仕部へ強制的に入部させた。見た目に反しておっさんくさく、熱血少年マンガに感化されている。年齢の話題に触れると殴る。八幡や雪乃のような、孤高であるが故社会への適応を危ぶまれる生徒を奉仕部へ入部させ成長を促す。未婚。
材木座義輝(ざいもくざよしてる)C.V.檜山修之
総武高校2年。重度の中二病患者。足利義輝にちなんで自分を「剣豪将軍」と呼んでいる。ライトノベル作家を目指している。八幡と別のクラスだが、おなじく友達がいない。 体育の授業では、残り物同士でペアを組んだことから、八幡を一方的に友人とみなしている。
戸塚彩加(とつかさいか)C.V.小松未可子
八幡のクラスメイト。所属しているテニス部を強くしたいという奉仕部への依頼をきっかけに八幡との交流が始まる。外見も性格も女子っぽいのだが男子。女子との交流を諦めている八幡はそれまで彩加の存在を知らなかったため、初めて会話したときには女子だと勘違いした。しかし、男子とわかっていても女子のように見てしまうことがしばしば。
比企谷小町(ひきがやこまち C.V.悠木碧
八幡の妹。兄とは真逆でコミュニケーション能力が高く、天真爛漫な中学3年生。兄の八幡とは仲が良く、八幡の特殊性もよく理解している。もちろん、それが非常に痛くて非常に残念であることを理解しているので、他人に対しては兄の良い部分をアピールすることもある。そして、それが良い妹だという自分の評価に繋がることも心得ている。曰く「今のは小町的にポイント高いかも」
タイトル:やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。
機種:PlayStation Vita
ジャンル:迷走系青春ADV
発売日:2013年9月19日予定
価格:
通常版 7,140円(税込)/ 限定版 9,975円(税込)
DL版 7,140円(税込)※PlayStation Store
CERO:審査予定
プレイ人数:1人
JAN /品番:
通常版 4582325378546 / VLJM-30052 限定版 4582325378553 / FVGK-0090
備考:限定版同梱特典 オリジナルアニメBlu-ray