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フォトグラメトリやAuro-3Dを採用したスリラー系アドベンチャー「GET EVEN」の日本語版はPCとPS4で2017年内に発売。謎に満ちたPVも公開
「GET EVEN」は,ポーランドのデベロッパであるThe Farm 51が開発したタイトルで,「ブラック」と「レッド」という2人の視点から,真実を解明するために一つの大きな謎を解き明かしていくという内容だ。
そこに,レッドと名乗る謎の人物から連絡が入る。
レッドによれば,ブラックの頭に装着されているデバイスは“パンドラ”という名前で,このデバイスを使って記憶を取り戻す“治療”を行っているのだという。しかもその“治療”は,ブラック自身が望んだものらしい。
ブラックは,自分自身が何者なのか,記憶に唯一残る少女が誰なのか,パンドラを使って記憶を呼び起こすことで,隠された真実に迫っていくことになるのだ。
今回の発表に合わせて,プロモーションビデオが公開されている。映画の予告編のように断片的なのでストーリーの大部分は謎に包まれたままだが,一人称視点で進行し,ときには銃を持って戦うことになるなど,ゲームの雰囲気が分かる内容になっている。
本作では,フォトグラメトリ(写真測量)という技術を使って世界が構築されている。実際の人間や物体をさまざまな方向から撮影,その画像から得られる視差情報を利用して,サイズや形状を求めるという理屈だ。ゲームでは,全方位から物体を撮影して,テクスチャごと3Dモデルを作成するといった使われ方をしている。
本作では,ゲーム内に登場する古びた廃墟や人物は“本物”をベースに作られているとのこと(関連記事)。
また,サウンド面では3次元オーディオ技術の「Auro-3D」を採用している。対応デバイスを使えば,ゲーム内のBGMやサウンドエフェクト,人物のセリフなどが非常に臨場感あふれるものになるとのこと。
「GET EVEN」公式サイト
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©BANDAI NAMCO Entertainment Europe S.A.S developed by The Farm 51 Group S.A. All rights reserved.
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