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欧米向けのソニックシリーズ最新作「Sonic Boom」のWii U版はCryENGINE 3を採用
これは,「Nintendo Official Magazine」オンライン版の記事により明らかにされたもので,緑豊かな熱帯雨林や太陽が降り注ぐビーチを表現するための選択であるとのこと。また,CryENGINE 3ではサポートされていないスプリットスクリーンに対応させるなどの独自のテクノロジーも追加しているという。
「Sonic Boom」は,今秋から欧米で放映される同名のTVアニメと連動する形で制作が進められている作品だ。開発を手掛けるのは,Wii U版がロサンゼルスをベースにするBig Red Button Entertainment,ニンテンドー3DS版はサンフランシスコのSanzaru Gamesで,ソニックチームが監修のみで直接的に関与していないという,異色の“海外産ソニックタイトル”である。
本作の制作発表が行われた2月の時点では,「こちら」の記事でもお伝えしたように,これまでのシリーズ作品とは少し異なるキャラクターデザインになっている。とくにナックルズは,筋肉増強剤でも使っているかのようなガッチリボディが印象的だ。
Wii U版の開発を手掛けるBig Red Button Entertainmentを設立したBarak Rafai(バラク・ラファイ)氏は,Naughty Dog在籍時に「クラッシュ・バンディクー」「ジャック&デクスター」「アンチャーテッド」などにゲームデザイナーとして関わってきた人物である。あくまでも「Sonic Boom」は,欧米向けのリリースを念頭に置いているようではあるが,その仕上がりに期待したいところだ。
「Sonic Boom」公式サイト
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Sonic Boom
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