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[TGS 2015]外山圭一郎氏が「GRAVITY DAZE」を語ったりした配信番組「JAPANスタジオ会議室出張版 in 東京ゲームショウ2015」まとめ
番組には,ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)ワールドワイド・スタジオのプレジデント・吉田修平氏を始め,先日「GRAVITY DAZE」シリーズの新展開を発表したばかりの外山圭一郎氏,「Bloodborne」のプロデューサー・山際眞晃氏といったSCEのクリエイター陣が参加(司会はSCE宣伝担当の北尾泰大氏)。彼らクリエイターが,時には実機プレイをまじえて,非常に和気藹々とした配信を行ったのだ。
紹介されたタイトルは,9月15日の「SCEJA Press Conference 2015」(関連記事)で紹介されたものが中心。以下時系列で,紹介されたタイトルとトピックを簡単にまとめておこう。
向かって画面左に吉田修平氏,右に北尾泰大氏が陣取り,中央に紹介タイトルを担当するゲストが登場するという趣向であった |
※本稿の画像は,すべて配信映像からキャプチャしたものです
■「New みんなのGOLF」
シニアプロデューサーの長井伸樹氏が登場し,PS4向けのみんごるシリーズ最新作「New みんなのGOLF」を紹介。今回の“みんごる”をあえてナンバリングタイトルにしなかったのは,これまでで最大といえるほど,内容の変化が大きいからだそうだ。 コンセプトとしては,みんごるの“ゴルフ部分”を中心としつつも,プレイヤー同士の会話や,ゴルフギアへのこだわりなど,ゴルフに関するさまざまな体験をゲームに実装する方向なのだという。
■「ぽっちゃり☆プリンセス 〜メタ冒険〜」
PS4用アクションRPG「ぽっちゃり☆プリンセス 〜メタ冒険〜」については,吉田氏を含めたスタッフ4人での実機プレイが披露された。
本作はオンライン,オフラインで最大4人のマルチプレイが可能。海外では“カジュアルアクションRPG”と呼ばれるほど操作は簡単で,みんなで集まってワイワイと楽しめるタイトルになるのだという。
なお,東京ゲームショウ2015の試遊版は“[×]ボタンで決定”などの少し慣れない操作方法となっているが,このあたりは発売前に調整されるとのこと。一般公開日の初日(9月19日)には,試遊コーナーで“ぽっちゃり好きにはたまらない体験”ができるらしい。
■「PlayStation VR」
「PlayStation VR」については,映像だけの紹介だった。
ゲームは「こちら」の記事でも紹介している「Monster Escape」。PlayStation VRを装着した一人が怪獣側,テレビを見つつDUALSHOCK 4で操作する4人が小人ロボット側を操作するという,変則的な対戦が楽しめるタイトルだ。
怪獣側,小人ロボット側共に操作は簡単であるとのこと。本作は,家族で楽しく遊べるようなタイトルを目指して開発中だ。
■「Bloodborne The Old Hunters」
「Bloodborne」の山際眞晃プロデューサーが登場し,大型DLCである「The Old Hunters」(関連記事)の実機プレイを披露した。披露されたものは東京ゲームショウ2015試遊版と同じもので,3つのステージが遊べ,うち1つのステージでボスと戦える。選べるキャラクターは3タイプだそうだ。
ちなみに,一般公開日となる19日,20日は,山際プロデューサーが試遊コーナー周辺をうろうろしているとのこと。(たぶん)19日は終日いるだろう,と語っていた。
Bloodborneは,日本ゲーム大賞 2015年間作品部門で優秀賞を獲得した(関連記事) |
■「ラチェット&クランク THE GAME」
PS4で登場する「ラチェット&クランク THE GAME」は,PS2で生まれた初代「ラチェット&クランク」をベースにしたリメイク作品だ。
出展バージョンでは,多くのガラメカ(ラチェット&クランクにおける武器)が使えるようにしてあるとのことで,番組では“相手をポリゴンにして倒す”という面白い武器も披露されていた。
■「GRAVITY DAZE 2」&PS4リメイク版「GRAVITY DAZE」
大トリとして,「GRAVITY DAZE」シリーズクリエイティブディレクターの外山圭一郎氏が登場。
まずはお詫びとして,9月15日に発表された,キトゥンのフィギュア(figma)が付いた「GRAVITY DAZE Collector's Edition」(関連記事)は完売したとの報告が行われた。スケジュールの都合で追加生産はなく,フィギュアの単体販売の予定もないそうだ。
PS4で発売される最新作「GRAVITY DAZE 2」(正式名称:GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択)は,外山圭一郎氏がメキシコに旅をしていた影響もあり,舞台の雰囲気は南米などの近いものになるとのこと。PS4の性能により,プレイヤーの重力操作によってキャラクターと共に近くの破片が一緒に“落ち”たりするなどの演出が可能になったのだという。“重力操作に巻き込まれるオブジェクト”も見どころの一つであると外山氏は語っていた。
12月10日発売される第1作のPS4リメイク「GRAVITY DAZE」(正式名称:GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動)は,PS Vitaで発売されたオリジナル版に比べて(当然ながら)キャラクターモデルや背景のポリゴン数がグッと増しており,フルHD,60フレーム/秒でぬるぬる動く,美しく気持ちのいいタイトルであるとのこと。遠くの背景にブラーがかかるなど,共同開発を行うBluepoint Gamesのアイデアによってグッとビジュアルの表現力が増しているそうだ。
なおPS4版のGRAVITY DAZEには,600点以上のアートを確認できるギャラリーモードが搭載される。“これまでで1度だけ雑誌に掲載されただけ”といった,ファンでも見慣れないアートがあるとのことなので,ファンはかなり期待していいだろう。
なおGRAVITY DAZEシリーズの今後の展開として,1話完結型(20分〜30分程度)のアニメーション,ソニーとのコラボによるウォークマンの“GRAVITY DAZEモデル”などが検討されているという。
東京ゲームショウ2015でPS4版GRAVITY DAZEをプレイすると,透明のシートで印刷された「重力ステッカー」がもらえることも覚えておこう。一般公開日も含めて,外山氏は試遊コーナーの近くにいるとのことだ。
さらに20日11:30から開催されるGRAVITY DAZEステージイベントのスペシャルゲストとして,作曲家・田中公平氏が登場するらしい。こちらにも期待しよう。
PlayStationの東京ゲームショウ2015特設サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2015特設ページ
- 関連タイトル:
New みんなのGOLF
- 関連タイトル:
ぽっちゃり☆プリンセス 〜メタ冒険〜
- 関連タイトル:
PlayStation VR本体
- 関連タイトル:
Bloodborne
- 関連タイトル:
ラチェット&クランク THE GAME
- 関連タイトル:
GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択
- 関連タイトル:
GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
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