イベント
[TGS 2014]スマホ用人気リズムゲームがPS Vitaに。「DEEMO ラスト・リサイタル(仮)」をさっそくプレイしてきた
本作は,大ヒットなったスマートフォン向けリズムゲームアプリ「Deemo」(iOS/Android)の移植タイトル。2014年9月1日に開催された「SCEJA Press Conference 2014」で今冬のリリースが発表されたばかりということもあり,プレイアブル展示は東京ゲームショウが初めてである。そんな本作をさっそく体験してきたので,そのプレイフィールをお伝えしよう。
関連記事
※以下,PlayStation VitaはPS Vitaと略記する
新要素に期待して足を運んだが……
実際のプレイフィールについて語る前に,本作をあらためて紹介しておこう。
「SCEJA Press Conference 2014」で公開されたトレイラーよれば,本作はスマートフォン版Deemoの移植にとどまらず,さまざまな新要素の実装が予定されているという。
本作の大きな魅力の一つであるストーリーには,後日談という形で新エピソードが追加される。さらに,イラストのみで表現されていたカットシーンは,アニメーションに置き換えられ,さらに詳細は不明ながら「協奏モード」や「対戦モード」といった新モードも搭載される予定だ。
PS Vita版は一体どんな進化を遂げているのか。勢い勇んでプレイステーションブースに試遊に向かったのだが,残念ながら肩すかしな結果となってしまった。
今回の出展バージョンで遊べるのは,既存の曲である「Dream」「Evolution Era」「Refrection(mirror night)」の3曲のみで,新要素などを確認することができなかったのだ。
また実際に遊んでみても,インタフェースや譜面の違いも認められなかった(操作はタッチパネルのみ!)。どうやら今のところは「ただPS Vita上で動く」という状態のようである。
一方で,プレイフィールそのものには,ハードウェアが変わった分の違いを感じることができる。
PS Vitaは一般的なスマートフォンと比べると本体サイズが大きいので,両手に持ってプレイするスタイルとなる。この点には「ちょっとプレイしにくいかな」という印象を受けた。
とくに,PS Vitaの左右両端をホールドした状態だと,タッチパネルの中央部分を親指で押すのは少し難儀しそうだ。もしこのままの形でリリースされるのであれば,タブレットでDeemoをプレイする時のように,机などに置いてプレイすることになるだろう。
そんなこんなで,今回の試遊ではPS Vitaならではの良さを感じるまでに至らなかった。インタフェースを変えたり,ボタン操作に対応したりする可能性もあるので,新要素も含めて新たなバージョンが披露されることに期待しよう。
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
- 関連タイトル:
DEEMO〜ラスト・リサイタル〜
- この記事のURL:
(C)2015 Rayark Inc. All rights Reserved