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「LoVA」Web番組「ろばすか出張版 in 秋葉原」で,アークシステムワークス作品との3か月連続コラボ情報が発表
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印刷2015/12/14 19:56

イベント

「LoVA」Web番組「ろばすか出張版 in 秋葉原」で,アークシステムワークス作品との3か月連続コラボ情報が発表

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 2015年12月12日と13日に,東京の秋葉原でイベント「Intel CLUB EXTREME GAMERS WORLD」が開催された。このイベントでは,スクウェア・エニックスがサービス中のPC用MOBA「LORD of VERMILION ARENA」を題材としたWeb番組「ろばすか出張版 in 秋葉原」の公開収録が行われた。

 今回の公開収録では,12月以降に行われるアップデート情報の公開や,2015年9月20日に東京ゲームショウ 2015にて行われた大会「LoVA Challenge Cup」の上位入賞チーム(関連記事)によるエキシビションマッチも行われた。本稿では,番組でお馴染みのパーソナリティ マフィア梶田さん生田善子さんに加え,声優の井上喜久子さんなどの豪華ゲスト陣も登場した,イベントの様子をお届けしよう。

会場は1階と地下1階に分かれており,1階には出展タイトルの試遊プレイ台も設置されていた
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「LORD of VERMILION ARENA」公式サイト

「Intel CLUB EXTREME GAMERS WORLD」公式サイト



マフィア梶田さんが新使い魔のボイスを担当。3か月連続となるコラボ使い魔の参戦情報も明らかに


 進行上,先に行われたのはエキシビションマッチだが,まずはプレイヤーが気になるであろう最新情報を紹介していこう。エキシビションマッチの内容については記事の後半で掲載するので,ぜひ最後まで読み進めてほしい。

発表ステージでゲストとして登壇したのは,声優の井上喜久子さん(左から2番目),同じく声優のうの ちひろさん(左から3番目),本作プロデューサーの和賀 潤氏(右から2番目)の3名
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 先に発表されたのは,以前から“ろばすか”内にて実施されていた,新使い魔の公募企画「ニコニコ使い魔」の続報だ。
 こちらでは,同企画内で実装が決定した新使い魔「振龍」「山羊のおかあさん」「ラーミア」の担当声優について,2015年11月9日から11月23日までに行われた視聴者投票の結果が明らかにされた。

使い魔のデザインは「キャラクターデザインコンテスト」で上位入賞を果たしたイラストが使用されている
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 それぞれの使い魔の投票で1位を獲得したのは,マフィア梶田さん(振龍),悠木 碧さん(ラーミア),井上喜久子さん(山羊のおかあさん)の3名だ。すでにオファーも完了しているとのことなので,投票に参加したファンは完成を楽しみに待とう。

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「山羊のおかあさん」役で本作への初出演が決定した井上喜久子さん。「こんなに可愛らしいキャラクターを演じられて嬉しいです」と,楽しそうに話していた
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大塚明夫さんや,杉田智和さんといった大御所を抑えて,1位に輝いたマフィア梶田さん。会場では振龍ボイスの生演技も披露してくれた
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 声優発表の後には「ニコニコ使い魔」に関する,今後のスケジュールが明らかにされた。それによると,ここで発表された3体の使い魔は1月下旬の実装が予定されているとのこと。詳細なステータスやスキル効果,および入手方法などについては,追って公開される予定なので,今後も発表を見逃さないように注意しよう。

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 続いて,12月中に実装予定の新要素「使い魔着せ替えシステム」と,1月下旬に追加される「ストーリー第2章」の2点が紹介された。

 「使い魔着せ替えシステム」は,既存の使い魔の衣装(見た目)を変更できる新システムだ。第1弾として実装されるのは「クリスマス衣装Ver」で,クリスマス前に配信が行われる予定となっている。

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 「ストーリー第2章」については,新たな物語のあらすじと,シナリオ中に登場する6名の主要キャラクターが公開された。
 プロデューサーの和賀氏は「ゲーム部分の難度も上がっていて,本気の攻略が楽しめる内容に仕上がっています」と,その内容について語っていた。腕に自信のあるプレイヤーは,実装後に攻略に挑戦してみよう。

新ストーリーの舞台は「トワイライト」から,獣のような容姿を持つ人類が支配する戦乱の世界「ライズ」へと移る
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ストーリー上で重要なカギを握る“刻印の者”に加え,2人の新たなドゥクスが登場
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実装情報の発表に合わせて,以前行われた“新ルールイベント”の第2弾「私立燐光学園高等部夜Ver.」の開催も告知された。こちらは2015年12月末より開催予定だ
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 最後の発表情報は,次期大型アップデートから始まる新使い魔の実装内容だ。
 2015年12月24日に実施予定のアップデートにおいては,過去の「LORD of VERMILION」シリーズから全30体の使い魔が復活を果たすという。会場では,その一部ラインナップと,各使い魔が使用するスキルが紹介された。

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 今回の参戦によってLoVシリーズ皆勤賞となる「レッドクイーン」や「ステラ」(初代LoVではスピカ),現在アーケードで稼働中のLoV IIIで活躍している「モルモー」と「エンプーサ」など,LoVファンに馴染み深い名前が公開されるたび,会場からは歓声が上がっていた。

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 LoVAに参戦するのは過去シリーズからの復活使い魔ばかりではない。
 アークシステムワークスの対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE CENTRALFICTION」および「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」とのコラボレーション企画として,両作品のキャラクターがLoVAに使い魔として参戦することが発表されたのだ。

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 本コラボレーションは3か月連続企画となっており,12月24日には「BLAZBLUE CENTRALFICTION」から真紅の死神 ラグナ,氷刃の英雄 ジン・キサラギ,蒼の継承者 ノエル,漆黒の断罪者 ツバキ,薔薇の女王 レイチェルが参戦。続く2016年1月には「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」から,ソル=バッドガイ,カイ=キスク,ミリア=レイジが登場する。

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 上記の合計8キャラクターはすべて,過去のLoVシリーズにコラボ使い魔として登場した“再コラボ”使い魔だが,3か月目の2016年2月には,初コラボとなるキャラクターも実装される予定だ。

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 合わせて2016年1月14日の発売が予定されているシューティングゲーム「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」から,コラボ使い魔「アイアンフォスル」の参戦も発表された。
 アイアンフォスルの実装は2016年1月を予定しているとのことで,詳細は追って発表される。その他の復活使い魔や,コラボ使い魔ともども,続報に期待しておこう。

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“ARC SYSTEM WORKS × LORD of VERMILION ARENA”コラボレーション特設サイト


公式大会の優勝&準優勝チームがステージで激突


 気になるアップデート情報に続いては,エキシビションマッチの模様をお届けしよう。

 対戦したのは,TGS 2015で実施された大会「LoVA Challenge Cup」で優勝を果たしたチームDiveと,準優勝のチームAssaultだ。今回の対戦は,本イベントのために用意された「スペシャルルール」と,先に行われた大会と同様のレギュレーションを用いる「通常ルール」で行われることになった。

実況はフリーアナウンサーの喜谷知純氏。解説役は本作の運営ディレクターである劔 俊彦氏が担当した
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 先に行われたのは,独自のスペシャルルールによる対戦だ。今回採用された特殊ルールは少々込み入った内容になっているので,以下のカコミを参照してほしい。
 簡単に言えば「あらかじめ用意されたカードリストの中から,順番に使い魔を選択していく」というルールだ。ほかの選手が選んだ使い魔は(敵味方問わず)選択不可となるため,デッキ構築の時点から激しい読み合いが展開された。

■スペシャルルール
○対戦回数
・15分1本勝負

○種族選択の制限
・チームは5種族すべてを使用しなければならない
・種族単デッキを使用しなければならない

○使い魔の選択
・先攻後攻を先に決定する
・規定されたカードプールから選択を行う
・選択は種族ごとに行う
(Aチーム神族選択→Bチーム神族選択)
・種族ごとに先攻後攻を入れ替える
・後攻は選択したデッキから使い魔1体を選択し,先行側のデッキの使い魔1体と交換できる
(プラスマイナス20コストまで)

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戦場に通行不能の壁を発生させるペルーダを組み込んだ人獣デッキや,風神雷神を絡めた神族デッキなど,特別ルールらしい個性的な構成が揃った
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 デッキ構築が完了したら,さっそくゲームスタート。先に攻勢を仕掛けたのは,開幕に3人を中央レーンに投入したチームDiveだ。その作戦が功を奏したのか,局地戦ではDiveが先行してキルを獲得していく。
 得たマナを活用してジワジワとDiveが戦力差を広げ,残り300カウント時にはチームAssaultの防衛戦を破って1本目のタワーを破壊。その余勢を駆って中央レーンに戦力を集中投入し,一気にアルカナコアを破壊したDiveが勝利を飾った。

LoVAにおいて,アルカナコアが破壊される段階まで進む試合はあまり多くない。戦端を開くタイミングの測り方や,戦術的な戦力運用の巧みさなど,チームDiveの精密な動きには目を見張るものがある
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 続いては,通常ルールでの対戦だ。こちらは1本勝負だった先ほどとは異なり,2本先取の最大3本勝負。デッキ制限が開放されるのはもちろんのこと,対戦間のデッキ組み換えなども認められるため,チーム全体での総合力が重要となる。

1試合目の編成。チームDiveは,CC(行動阻害)能力の高い不死デッキを中心とした集団での殲滅戦を重視する構成。対するチームAssaultは,瞬間的なスキルダメージと近接戦闘能力を備えた混色デッキが特徴だ
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 1試合目は,Assault側が中央レーンに3人を振り分け,先程とは逆の戦力配分でのスタートになった。中盤までは非常に拮抗した戦いが続くが,400カウント前後にAssaultとDiveが別レーンで同時に攻勢を仕掛ける。双方ともに相手タワーの破壊には成功するが,Assaultはタワー1本,Diveはタワー2本と戦果に開きが出てしまう結果に。この差を最後まで持ち越す形で,1戦目はDiveがモノにした。

 大きく注目を集めたのは,それに続く2試合目だ。Assaultのジィニス選手が,パーティにルールーを含めたジャングル(中立モンスター狩り)を得意とする人獣デッキを投入したのである。
 同選手は,戦力の位置が特定されない情報的な優位を活かした奇襲攻撃を仕掛け,頭ひとつ抜けて成長させることに成功。最終的には,細かくタワーを攻撃し,残り300カウントのタイミングで“ボスモンスター”を撃破したAssaultが逆襲を果たした。

Assaultのジィニス選手。ハイドエリアと連続ブリンク(瞬間移動)スキルの組み合わせにより,局地戦でキルを稼いだ
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 そして,勝敗を決する3戦目。構成に大幅な変化はなかったが,Dive側はジャングルによるファーミング(育成)を妨害する目的か,序盤から積極的な戦闘姿勢を見せていく。これにはAssaultも防衛に戦力を割かざるを得ず,各レーンでキルの奪い合いが発生していた。

 拮抗した戦いが続くが,460カウント時にAssaultのぬま選手が設置したアレクトーが効果を発揮し,タワーの破壊に成功。直後にDive側が決行したサイドレーンの集団戦をしのぎ切り,その勢いを持ってボスモンスターを撃破したAssaultが試合を制する。

 最後に2勝1敗で因縁の対決を制したのは,チームAssault。前回大会における決勝戦の雪辱を果たす形となった。

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 この試合を受けて,プロデューサーの和賀氏は,激戦を繰り広げた両チームに賛辞を述べた後に「こういった大会は,今後も公式としてサポートしていく予定です。普段チームで遊ばれている皆さんも,ぜひご期待ください」とコメントした。大会に出場したいというプレイヤーは,次回の開催までに腕を磨いておこう。

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 以上をもって,4時間にわたるステージイベントは終了となった。ステージの様子は生配信されており,その内容はタイムシフトで確認できる。試合内容の詳細などを知りたい人は,視聴してみよう。

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