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IOデータ,34インチでアスペクト比21.5:9,HDR対応のゲーマー向け液晶ディスプレイ「LCD-GCWQ341XDB」を9月中旬発売
VESAのHDR対応ディスプレイ規格「DisplayHDR 400」にも準拠しており,HDR表示が可能な点も特徴だ。「ファイナルファンタジーXIV」の推奨認定も取得している。メーカー想定売価が6万9800円(税込7万5384円)前後と,価格対スペック比が高いのも見どころと言えよう。
採用する液晶パネルは,IPS方式の派生形であるADS方式で,上下左右の視野角が178度と広めなことが特徴だ。最大輝度は400cd/m2で,コントラスト比は1000:1,中間調応答速度は通常時14ms,オーバードライブ設定時は最小2msといったスペックを有する。
なお,垂直最大リフレッシュレートは75Hzなので,120Hz以上の高リフレッシュレート表示に対応しない。一方で,ディスプレイ内部で生じる内部フレーム遅延が,最小0.48秒(約0.04フレーム)と短いのもポイントであるそうだ。
そのほかに,ゲーム向けの映像表示機能として,暗部の視認性を高める「Night Clear Vision」を備える。
映像入力端子としては,DisplayPort×1,HDMI×2(※いずれもバージョン未公開)に加えて,DisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-C×1を装備する。
スタンドはGigaCrysta共通のもので,チルト(上下角度調整)とスイーベル(左右角度調整),最大110mm高さ調整にも対応する |
インタフェース類は背面左側に配置。なお,写真に見えるUSB Type-Aはポートはメンテナンス用で,USBハブ機能はない |
大画面かつ高解像度で横長アスペクトのゲーマーディスプレイは,高価な製品も多いのだが,それらに比べるとLCD-GCWQ341XDBは比較的安めの価格設定がポイントだ。横長アスペクトディスプレイを導入してみたいという人には,選択肢の1つとなるのではなかろうか。
アイ・オー・データ機器のLCD-GCWQ341XDB製品情報ページ
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