加賀クリエイトは本日(2014年11月28日),PlayStation Vita向け恋愛アドベンチャー
「百花繚乱エリクシル〜Record Of Torenia Revival〜」を
2015年春に発売すると発表した。価格はパッケージ版が6800円+税,ダウンロード版が6000円+税で,限定版が8800円+税。
本作は,2013年2月にPC向けに発売された
「百花繚乱エリクシル」の移植作だ。物語は,新米巡察使の主人公「ブルーム・ベルフラワー」が大貴族の悪事を暴いたことで左遷されたところから始まり,左遷先の村で村おこしを進めながら,そこで暮らす女の子達と仲を深めていくことになる。
移植にあたり,主人公の先輩にあたる
「シュンラン(CV:伊藤 静)」,ちびっ子護衛騎士の
「セロシア(CV:矢作紗友里)」が,攻略対象のヒロインとして追加される。また,シナリオとイベントCGを多数追加,オープニングとエンディングには新規楽曲を用意と,さまざまな新要素が盛り込まれての登場となるようだ。
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■製品概要
2013年2月に発売され、好評を博したPCゲーム「百花繚乱エリクシル」が追加要素満載で、PlayStationRVitaに登場!!
◆新規要素1 攻略ヒロインの追加
原作ヒロイン5名に加え、新規ヒロイン主人公を指導した先輩巡察使「シュンラン・シンビジウム」と主人公と同じ施設出身のロリ姉護衛騎士「セロシア・ヒユ」 の2名追加
◆新規要素2 大貴族「トリロバ卿」の立ち絵を追加等演出面を強化!
主人公を左遷した大貴族「トリロバ卿」の立ち絵追加やカットIN演出強化等、演出面を強化します。
◆新規要素3 新規、修正シナリオの大幅な増加!
新規ヒロインシナリオ、原作版修正シナリオに合わせてシナリオを大幅加筆致します。執筆は原作版を手がける「長谷川藍」が担当します。
◆新規要素4 イベントCGを多数追加!
加筆シナリオ、修正シナリオに合わせて新規CGを多数追加致します。新規原画は原作の「瀬之本久史」先生が担当、枚数は30枚以上を予定しています。
◆新規要素5 新規OP曲&ED曲で作品を盛り上げます!
PlayStation Vita版専用のOP&EDを新しく収録!新ヒロイン「シュンラン」「セロシア」のED曲も2曲追加となります。
■ゲームの流れ
ゲームの基本的な流れは、主人公が大貴族の悪事を暴いたことで左遷され、その左遷先の村の村おこしを成功させるまでの共通ルートと村おこし成功後のヒロインルートの2部構成となります。共通ルートの選択により各ヒロインの好感度が変化、その好感度によりヒロインルートの攻略対象ヒロインが変化します。
■ストーリー
帝国の威信を一身に背負い、帝国の耳目として地方領主を監督する権限を持つ『巡察使』は、領内の孤児を集めて帝国が直接育成する機関で育てられる施設で特に優秀な成績を収めたものだけが就くことの出来る栄誉在る地位であった……建前上は。法的には皇帝の代行として行政、徴税、裁判等を独自に行う権限を持つ巡察使は帝国が安定するための屋台骨と言われているが、残念ながら、現実は閑職である。
帝国を構成する多くの地方領主は巡察使を煙たがっており、よほど大規模な不正でもない限り、巡察使がその職権を行使することはないのが慣例となり形骸化が進んでいるのだ。そして皇帝の威信があるとはいえ巡察使自信は貴族ではない為、政治力で圧迫される事も多い。主人公である新米巡察使は、巡察使になって3年目。いきなり何もない辺境の巡察への着任を命ぜられてしまう。
直前の研修任務で、大貴族の風情蓄財をあっさりと証拠完備で発見して皇帝に報告したことで大貴族の恨みを買い、やっと一人で任地に赴けるようになったばかりなのだが、地方に飛ばされてしまったのだ。期待された任務を果たした途端に訪れた不幸に、本人は意気消沈したが、皇帝自身から「……すまん」と言われたことで、「自らが帝国を救わなければならない」と情熱を持つに至る。
しかし現実は何もない牧歌的な辺境を巡察しろという任務。彼は「めざましい成果をあげて、帝国に返り咲き帝国を立て直す」という大望を胸に、最初の任地に赴く。ところがそこにいるのは人なつっこい村人達と、ぼろぼろの城に住む気位の高いお姫様だった。歓迎されざる客である巡察使は、みんなに溶け込むことが出来ない。当初税収を増やそうとしたり、隣国との密通を疑ったりする主人公だが、次第に村人達の本当の暮らしと温かい心根に惹かれていく。ただただ真面目に任務のために動く主人公の気持ちが伝わり、打ち解けていくにつれ、自分のような孤児を生む帝国末端の現状を理解することになる。
そして主人公はこの村を立て直して村人達を豊かにし、「今までの倍、税金が払えるようにしてやる!」という、村人達が苦笑いするしかない目標の為に奔走することになる。村人達も彼に協力して村おこしが成功していくにつれ、今度は「主人公を村に引き留める」という意志の元に一致団結し、領主の娘を始めとする村の美女達が頑張ることに。波乱万丈のラブラブアドベンチャー、ここに開幕!
■登場キャラクター
【主人公】 ブルーム・ベルフラワー
研修を終えたばかりの新米辺境巡察使。帝国直属の施設で育てられた孤児で両親の顔も知らないが、自らの父を皇帝、母を皇妃と定めて忠誠を誓っている。巡察使としては非常に珍しく武芸がからっきしダメで、仲間たちからもからかわれるほどだが、経理や法律に関してはトップの成績を誇る。性格は社交的とは言えず、いつも仲間とは遊ばずに本ばかり読んでいるので「ジミー」とあだ名される程だが、実際には頑固で思い込んだら絶対曲げない熱情家。
マーガレット・デルフィニウム・ミルトス(CV:石井ゆかり)
主人公が派遣された地方領主の娘。クールでまさしく「姫」然とした気位の高さと立ち居振る舞いを持ち、帝都の舞踏会に出ても(衣装以外は)見劣りしないであろう気品と美しさを持つ。病床の父に代わって当主代行を務めている。実は城には使用人を雇うお金もなく、使用人がいるふりをしてはいるが姫らしい姿の裏に、素晴らしい手際で料理や掃除、城の維持や父の世話をしている「覆面メイド」としての姿がある。いつも気を張りながら自分の治める民のことを気遣う姫は人気者であり、常に高慢な態度を取るがその裏側の優しさをみんなが知っている為「姫に怒られるのはご褒美」とみんなが思っている。主人公が来た事で、最初は早く追い返そうとみんなで妨害や嫌がらせをするが、その人柄を知り、次第に協力して村の立て直しをしていくことになる。
アンドロメダ・ヘリオトロープ(CV:友永朱音)
主人公の護衛として同行している美しい女剣士。 主人公の幼なじみであり、両親と死別して巡察使学校に入ったものの成績が十分でなく巡察使になれなかった身。主人公にとっては頼りになる相棒だが「この間までおねしょしてたくせに」とか「簿記と法律以外は全部私の方が優秀だったのに」と言われたりと扱いの難しい相手。「ジミー」と主人公を呼んで村人たちに伝えてしまうくらいの勢い。 巡察使の護衛は『巡察護衛使』と呼ばれ、巡察使に準ずる特権を持ち任務の副官などを担当するため巡察使に近い能力を求められる。 主人公の良いところを最初からよく分かっていて、なんだかんだ言いながらいつも一緒に身を粉にしてくれる相棒でありヤキモチ焼きでもある。
カトレア・ムーンフラワー(CV:飯野ユウ)
年齢不詳で超美人な村のマドンナ。 家事万能でみんなの相談役で頼りになるお姉さん。 主人公や他のヒロインたちにとっても頼りになる人物で、当初、みんなが主人公を追い出そうとする中、主人公に親身になってくれる最初の理解者でもある。ただし年齢の話をされると危険なスイッチが入って、泣くまで説教されたり口を利いてくれなくなって二週間くらい放置されたりするのでその点はみんなに恐れられている。 とても人気があるにも関わらず恋人等がいた気配はまったくなく、村の中心で雑貨と定食のお店を経営している。良心的な価格だが量が多めで、残すと怒られるのでそこは要注意。
バジル・マリーゴールド(CV:儀武ゆう子)
地方教会のシスターにされたことを不満に思っている腹黒な女の子。 帝都でエリート教会のシスターになるつもりが、他のシスターに足を引っ張られて夢を壊されたことから「目的のために手段を選ばない」というのが信条になっている。といいつつ、本質的にはいい子なため相乗効果的にドジっ子となり、比較的しっかりもの揃いのヒロインたちにいいようにコントロールされてしまっている。 教会の一員として知識と「奇跡」を所持している。 「奇跡」とは治療効果のある技術や薬草知識であり、村では医師としての役割も持っている。よく強欲医師を気取ってお金を取ろうとしては、みんなに弄られてしまったりしている。 信仰心の篤い人物であり、目の前で誰かに何か危険なことがあると必死で助けてしまい、後で後悔してお金を取ればよかったー、みたいなことになる。
ジャスミン・ヒヤシンス(CV:武石あゆ実)
歌うのが大好きな村長の孫娘。 城に行くのが好きでマーガレットをよく手伝っている。いつか都に行って歌い手として身を立てたいと思っているが、それは単なる夢で努力をしている訳ではない。 都から来た主人公に興味を持ち、当初の追い出し作戦では村側で頑張りつつも、主人公やアンドロメダに都のことを聞きたがる。 世間知らずで苦労知らずなので、天然でみんなを困らせるが、彼女の希望や夢をみんなが叶えてあげたいと思ってしまうくらい無垢で優しい女の子。村で一番若い女の子でもある。
【New】新規攻略ヒロイン
シュンラン・シンビジウム(CV:伊藤静)
主人公を指導した先輩巡察使。直属の上司。とても厳しい。「お前は巡察使に向いていない。高級官僚になれるのに」と言い続け、一見巡察使として主人公を認めていないように思えるが、実は、裏で主人公が首にならず、左遷程度で済んだのは彼女の説得のおかげ。今までもこっそり主人公の窮地を救っているが、それを絶対に言おうとしない。堅物で腐敗とは馴れ合わない、民のための巡察使でありたい主人公を陰で支えている。
セロシア・ヒユ(CV:矢作紗友里)
シュンラン付きの護衛騎士。ちびっ子ロリキャラだが年上。主人公たちより何年も前に、騎士になっている先輩。巡察使を目指していたが、アンドロメダ同様に、巡察使試験で失格して護衛騎士になった。失格した理由は、成績ではなく、身長。(容姿があまりにも子供で巡察使として信用されないと判断された)ブルームに好意を持っており、本当は護衛騎士として、ブルームの左遷についていきたかった。なので、アンドロメダをライバル視して、寄ると触ると喧嘩になる。
■サブキャラクター達
エトログ
マーガレットの父でミルトス領主。身体が弱いためほぼ城の中で暮らしている。自称・寝たきり。 引きこもりのオタクっぽい感じだが、実は結構出来る人。帝都にも知り合いが多い。
ユッカ
いつも城で馬の世話や力仕事を引き受けている若者。 主人公を目の仇にするが、主人公が尽力するのを見て心を入れ替え、以後は一番の友人であり部下として活躍する。
フロスト
ちゃらんぽらんな遊び人でカトレアにいつもまとわりついてあしらわれている。 いつも大言壮語するが弱虫で口だけ。しかし彼の持つ荒唐無稽なアイデアや村の長所、彼の隠れ家などが村おこしにおいて役に立つ。実は凄く歌が上手く、ジャスミンの先生。
アセビ
村長。マーガレットの相談相手でジャスミンの祖父。
【製品情報】
タイトル名:百花繚乱エリクシル〜Record Of Torenia Revival〜
対応ハード:PlayStation Vita
ジャンル:恋愛アドベンチャー
CERO:審査予定
発売日:2015年春発売予定
プレイ人数:1名
価格:限定版 8,800円+税
通常版 6,800円+税
DL版 6,000円+税