プレイレポート
カジノ&街作りを手軽かつじっくり楽しめる! コロプラ新作「東京カジノプロジェクト」先行プレイレポート
先日,すべて完全新作となるこれらタイトルの開発バージョンを,開発者の説明を受けつつ,実際にプレイすることができた。
この記事では,2015年1月20日より事前登録の受け付けを行っている,東京カジノプロジェクトのゲームシステムとプレイフィールをお届けしよう。
「東京カジノプロジェクト」公式サイト
本作は,そのタイトルからも想像できるように,ルーレットやポーカーといったカジノゲームをプレイできる作品。だがそれだけではなく,自身が経営するリゾートを開発,発展させていくという要素も併せ持つ。つまり,毛色の異なる二種類のゲームシステムが融合されているという特徴を持っているのだ。また,ほかのプレイヤーとのオンラインプレイにも対応している。
プレイヤーに与えられる役割は,東京湾のどこかにあるという設定の島で,リゾート地のオーナーだ。リゾートを開発して資金を得たら,その資金をカジノで増やし,さらにリゾート開発を進めるという,夢のような生活を送ることになる。夢の生活といっても,カジノを楽しむにもリゾート開発を行うにも,手持ちの限られた資金の中でやりくりする必要があるのは,現実同様に厳しいところである。
ゲームは「リゾートパート」と「カジノパート」に分かれていて,まずはリゾートパートでチュートリアルを受けることになる。リゾートパートは,島に施設を建てることで観光客を集め,集客に応じて資金を得られるという仕組みだ。
都市開発シミュレーションというと,作品によっては複雑で難しいイメージもあるが,本作の場合は建てられる施設が,ホテルやショップ,カジノなど,リゾート地に適した親しみやすいものに限られている。施設の配置は,リゾート開発ボタンをタッチして,建てたい施設を選ぶだけ。隣接する道路などは自動的に作られるようになっている。
また,リゾートにやってくる観光客は,この島へやってくるときや施設間を移動するときなどに乗り物を使うので,そのための交通手段を用意する必要がある。例えば,フェリーの桟橋から各施設までのバスのルートを引くときは,道路上を指でなぞればいい。
こうしてチュートリアルを一通りこなし,リゾートへ集客するための基礎ができあがると,観光客がやってきて,収入(単位:カネー)を得られるようになる。収入は施設の上に現れ,タッチすれば回収できる。この,手動による回収の感触は,効果音も相まって,なかなか気持ち良いものになっていた。
なお,リゾートでは,ビーチにサメが現れたり,バスやタクシーが詰まって効率が悪くなるなどのハプニングや,多めにお金を落としてくれるVIPの来訪など,さまざまなイベントも用意されているので,プレイしていて退屈することもなさそうだ。
リゾートにやってくる人々の最初の足がフェリーだ。画像では全部オープンしているが,最初は小型フェリーしか選べない |
観光客がやってくると施設から収入を得られる。コインをタッチすればOK |
リゾートにカジノを作れば,プレイヤーはそのカジノでゲームをプレイできるようになる。カジノというだけに,各ゲームは相応額のチップ(カネーで購入も可能)を賭けて,勝てばチップが増え,負ければ没収というルールに基づいてプレイする。
ゲームは「ルーレット」「ポーカー」「スロットマシン」「バカラ」「ブラックジャック」「リバーシ」「パターゴルフ」の7種類。カジノの定番ゲームだけではないのも面白いところで,さらにほとんどのゲームが,オンラインでカジノにいるプレイヤーと一緒にプレイできる仕様だ。
スロットのように黙々と一人でプレイできるものと,ルーレットやポーカーのように一つの卓に複数のプレイヤーが集まってワイワイと楽しめるもの,そしてリバーシやパターゴルフのようにほかのプレイヤーと1対1の対戦をするものまで,一つのアプリとしてはかなり充実した内容と言えるだろう。
カジノパートも単体でゲームアプリとして十分に楽しめるものになっているのだが,実はカジノでチップを稼ぎ,リゾートをさらに充実させられるという形で,リゾートパートと地続きになっている。
感じで稼いだチップで交換できる景品には,カジノでしか手に入らない特別な施設があるほか,リゾートの土地を拡大するための「エリア開放チケット」も手に入る。これがないとリゾートは初期段階以上には広くならないので,リゾート開発のためには必然的にカジノに通うこととなるだろう。
一方リゾートパートでは,施設のレベルをMAXにすることで,カジノで使用できるアバターが手に入る。本作のアバターのルックスは,ルックスは施設にまつわるものになっている。つまり,レアな施設を建ててレベルMAXにしている人ほど,レアなアバターが手に入り,カジノで自慢ができるというわけだ。
リゾートパートとカジノパート,互いのゲームを盛り上げる目的がそれぞれ用意されているので,両方をプレイするモチベーションは必然的に上がる。筆者も実際に遊んでみて,最初はリゾートパートをどんどん進めていきたい気分が先行していたものの,カジノを始めてみるとそれぞれのゲームの完成度の高さに驚かされ,リゾートパートのことを忘れてついつい熱中してしまうという具合だった。
序盤をプレイした限りでは,それぞれのバランスはうまく取れているように感じられた。
ほかのプレイヤーとはフレンド検索やカジノで出会い,相手のリゾートを訪れて進展をうかがったり,リーグ戦やランキングを争ったり,良きライバルとして意識することもあるだろう。
気になる課金要素としては,施設が建つまでの時間の短縮やカネーの調達などに使用する「ダイヤ」が販売される。とはいえ,カジノのゲームも最初からすべて遊べるし,ダイヤも課金以外で手に入れるチャンスがあるので,無料の範囲でも十分に遊べるのではないだろうか。なお,事前登録をしておけば,スタート後に潤沢な資金(7万7777カネー)とアバター3種,さらに50ダイヤをもらえるので,しばらくは文字通り“遊んで暮らせる”と思われる。
リゾート開発とカジノ通いという特別な体験をいつでも味わえ,マルチプレイによって常に賑やかな中でゲームを楽しめる本作。二つのタイプのゲームシステムのどちらかが好きならば,ぜひプレイしてみてほしい。
「東京カジノプロジェクト」公式サイト
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