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AMD,初代ZenベースのChromebook向けRyzenとAthlonを発表
AMD Ryzen 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー AMD Athlon 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー |
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配信元 | AMD | 配信日 | 2020/09/24 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
AMD(米国本社:米カルフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:リサ・スー)は本日、Chromebook向けとして初となる「AMD Ryzenモバイル・プロセッサー」と最新の「AMD Athlonモバイル・プロセッサー」を発表しました。今回の発表により、前世代と比較し、Webブラウジングを最大178%高速化しています(注1)。
Googleと共同で設計された「AMD Ryzen 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー」と「AMD Athlon 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー」は、初の 「Zen」 アーキテクチャー搭載Chromebookとして、Acer、ASUS、HP、Lenovoから2020年第4四半期に発売される予定です。また、「AMD Ryzen 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー」は、前世代のAMD Chromebook(注2)と比較して、マルチタスク処理およびコンテンツ制作のパフォーマンスが最大212%向上しています。さらに、「AMD Radeonグラフィックス」を内蔵することで、Chromebook(注3) で最もパワフルなグラフィックス性能を実現しています。
「AMD Ryzen 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー」と「AMD Athlon 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー」
「Zen」 アーキテクチャーをベースに構築され、「AMD Radeon」グラフィックスを搭載したChromebookは処理速度と応答性に優れており、Webブラウジング、マルチタスク、動画ストリーミングの高速化を実現しています。また、電力効率に優れた「AMD Athlon 3000 Cシリーズ・モバイル・プロセッサー」は、
薄型軽量のChromebookの設計を可能にし、バッテリー寿命の長期化を実現するとともに、Wi-Fi 6およびBluetooth 5への対応によって接続性を強化しています(注4)。
「AMD Ryzen 7 3700Cモバイル・プロセッサー」は、Chromebook向けに以下の性能を備えています。
前世代のAMD Chromebookを最大251%上回るグラフィックス性能(注5)
前世代のAMD Chromebookを最大104%上回るオフィスワークの生産性(注6)
前世代のAMD Chromebookを最大152%上回る写真編集性能(注7)
製品モデル | コア/スレッド | TDP(Watts) | ブースト(注8)ベース(注9)・クロック(GHZ) | グラフィックス・コア | キャッシュ(MB) |
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AMD Ryzen 7 3700C | 4C/8T | 15W | 〜4.0 / 2.3 GHz | 10 | 6 MB |
AMD Ryzen 5 3500C | 4C/8T | 15W | 〜3.7 / 2.1 GHz | 8 | 6 MB |
AMD Ryzen 3 3250C | 2C/4T | 15W | 〜3.5 / 2.6 GHz | 3 | 5 MB |
AMD Athlon Gold 3150C | 2C/4T | 15W | 〜3.3 / 2.4 GHz | 3 | 5 MB |
AMD Athlon Silver 3050C | 2C/2T | 15W | 〜3.2 / 2.3 GHz | 2 | 5 MB |
本プレスリリースは、2020年9月22日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳版です。リリース全文については原文(英語)をご参照ください。
AMD公式サイト
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Ryzen(Zen,Zen+)
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