PS Vita「俺に働けって言われても酉」が発表。やはり主人公は家から出ないがキャラ，マップ，シナリオは一新され新要素の追加も

　イースマイルは本日（2015年6月12日）付けで，PlayStation Vita（以下，PS Vita）用RPG「俺に働けって言われても酉」の制作を発表した。本作は過去のシリーズ作品と同様にダウンロード専用タイトルとなる予定。発売日や価格は未定となっている。


　本作は，2012年に発売されたPSP用ソフト「俺に働けって言われても」を皮切りに，PSPやPS Vita，最近ではスマートフォン向けに展開されてきた「俺に働けって言われても」シリーズの最新作。このシリーズでは「引きこもりの主人公がお金を稼ぎ家賃を支払って家から一歩も出ないこと」が目的となっており，自分の代わりとなる冒険者を雇い，チームを編成して派遣するダンジョンを決定。そして「ダンジョンを勝手に探索する冒険者を見守るだけ」という，美しい労働スタイルを提案したゲームシステムが特徴となっている。その名も“冒険者派遣型RPG”だ。

　最新作となる俺に働けって言われても酉は，前作「俺に働けって言われても 乙」（その後PS Vita向けに「俺に働けって言われても 乙 HD」が発売）の数十年後の世界が舞台となる。シリーズの面白さや特徴はそのままに，キャラクター，マップ，シナリオは一新。雇用上限が40人から100人に増加しているほか，「隊列」「ペット精霊」「街の攻防」といった新要素も盛り込まれるという。

アドベンチャー画面

冒険準備画面

ワールドマップ

冒険者ステータス画面

ダンジョン探索画面

リザルト画面

●ストーリー

前作から数十年後。

魔法による通信技術が発達した世界"エトワール"に浮かぶ島、"ティルカ・リリ島"。
そのリリ島に住む成人が仕事を辞め引きこもり生活を初めて早一年が経とうとしていたある日の事。
借家の大家さんが滞納した家賃を払えと言ってきた。
「お金はない。しかし動けない。というか働きたくない。」
そんな駄々をこねる成人に大家は最終手段だと祖母から教わったとある事業を紹介する。
悠々自適な引きこもりライフを継続するため、成人は紹介された事業を渋々と始めることにする。

その事業の名は「冒険者派遣業」

この決断が成人の、そして世界の行く末を大きく変える事になるとも知らずに･･･

　隊列システムの導入により，冒険者のパーティは8人になる。前衛，中衛，後衛の3列に5人を自由にセットし，それとは別に3人を“サポート”としてセットする形になるという。パーティ編成がさらに奥が深くなったと言えるだろう。

編成画面

冒険者募集画面

　ペット精霊とはプレイヤーのお手伝いをしてくれる精霊だ。マナを餌にして育成することが可能で，精霊を外に放すと一定の時間経過後，アイテムを持って帰ってくれるらしい。
　上記のほかにもさまざまな変更点，追加機能があるという本作。続報を楽しみにしておこう。

精霊管理画面

イースマイル公式サイト

■ユニーク冒険者

イリーナ（エペイスト）

エミリアーノ（シーフ）

ネレン（ノービス）

フルール（アーチャー）

■汎用冒険者

ノービス

エペイスト

クレリック

ウィザード

■大家

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