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[E3 2016]「For Honor」がUbisoftブースでプレイアブル展示。存在が明らかになったキャンペーンモードをプレイした
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印刷2016/06/15 17:33

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[E3 2016]「For Honor」がUbisoftブースでプレイアブル展示。存在が明らかになったキャンペーンモードをプレイした

 北米時間2016年6月13日,Ubisoft Entertainmentは,注目の剣戟アクション「For Honor」(邦題 フォーオナー,以下日本語表記。PC / PS4 / Xbox One)を,北米市場において2017年2月14日に発売すると発表した。日本における発売日に関する情報は今のところないが,そんなフォーオナーをE3 2016のUbisoft Entertainmentブースでプレイできたので,今回はその内容をお伝えしたい。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [E3 2016]「For Honor」がUbisoftブースでプレイアブル展示。存在が明らかになったキャンペーンモードをプレイした

 E3 2015で電撃発表されて注目を集めた本作は,プレイヤーが騎士,サムライ,そしてバイキングとなって戦うアクションゲームだ。雑魚相手には無双っぽいこともできるが,基本的には,大きな剣を振り回し,相手の体力を少しずつ削っていくという,重々しい剣戟シーンを繰り広げることになる。

 2015年のUBIDAY2015など,これまでの出展では騎士と騎士が戦うデモしかなかったので,そろそろサムライとかバイキングとか……と思ったのだが,Ubisoftブースの試遊スペースに置いてあったデモに登場するのは依然として騎士のみ。一応「E3 2016 Demo」とは銘打ってあったので,新しいバージョンだとは思うが,サムライソードとか戦斧とか使ってみたかった筆者としては,ちょっと残念である。

 プレイできたのは,「Loads and Cowards」というミッションで,もっぱら鎧がオレンジ色っぽい敵兵が押し寄せてくる中,ブルーっぽい鎧を着たプレイヤーが,自分の城を守って奮闘するという内容となっていた。Ubisoft Entertainmentのプレスカンファレンスでは騎士とサムライ,バイキングそれぞれにストーリーが存在することが明らかになったが,このデモにもカットシーンが追加されていたので,これが初公開のシングルキャンペーンであることは間違いなさそうである。


 まずは,8種類用意された騎士から1つを選び,ゲームスタート。すると,攻め込んできたオレンジ色の騎士を相手にするチュートリアルが始まった。
 ここでは,敵をターゲットして,ガードやブロック,そしてライトアタックなどを行う方法を学べる。基本的に[L2]ボタンと[R]スティックぐらいしか使わないので,覚えるのは容易だが,スティックを倒す方向を微妙に間違えただけで,意図しない行動をとってしまうことがある。そのため筆者の操作する騎士はよく斬り倒されていたが,隣の試遊台の騎士はミッションをどんどん進めていたので,たぶん慣れの問題だろう。倒されると,直前のセーブポイントからの再開となっていた。

画像集 No.003のサムネイル画像 / [E3 2016]「For Honor」がUbisoftブースでプレイアブル展示。存在が明らかになったキャンペーンモードをプレイした

 ミッション中は「東の塔を守れ」とか「中庭に出ろ」といった命令が次々に表示されるので,基本はそれに従っておけばいい。中庭では敵味方多数の兵士が入り乱れて戦っており,いかにも大規模な戦闘をしていますという雰囲気がよく出ている。兵士はあまり強くないので,ここで無双っぽいこともできるが,次から次に出てくるので,らちが開かない。

 やがて,奮戦むなしく敵が城門を破ってなだれ込んでくる。カットシーンが挿入され,いろいろあってプレイヤーと敵の代表が一騎打ちを行うことになった……,という流れで物語が展開。敵オレンジ軍の指揮官は,巨大な斧を持った不敵な面構えの人物だが,やっとの思いで敵の代表選手を斬り倒したあとは,意外な展開が待っていた。詳しくは書けないが,物語の続きが気になる感じだ。

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 華麗な立ち回りで敵をバッタバッタ倒す,という感じではなく,筆者の場合,しつこいほど何度も何度も剣をぶつけ合い,最後に敵のスキを突いて連打で倒すという流れが多かった。単調といえばそうかもしれないが,AIとはいえ敵騎士はなかなか強力なので,緊張感は高い。基本的にはシングルプレイは腕を磨く場所という位置づけで,慣れた頃合いでマルチプレイにゴー! ということになると思われるものの,物語次第ではシングルでも楽しめそうな印象だった。

 城といっても,お姫様がいそうな感じではなく,あちこちボロボロで材木などが無造作に転がっている荒っぽいな雰囲気だ。騎士もまた,鎧に錆が浮いていたり,塗装が剥げていたり,マントの裾がボロボロだったりと野性的で,きらびやかな騎士物語とは雰囲気が異なる。サムライやバイキングでプレイするとどんな感じになるのか,興味は尽きない。

 なお期日はまだ未定とのことだが,公式サイトでメンバー登録をすることで,αテストやβテストに参加できるとの告知もある。興味のある人は,下のリンクから公式サイトをチェックしてみよう。

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