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「ソニック25周年カフェ」で開催された,「ソニックトゥーン ファイアー&アイス」発売記念のファン交流会をレポート。開発陣との交流や「Sonic Mania」の試遊が楽しめた
発売日である2016年10月27日,会場には30人ほどのファンが集まり,ゲスト開発陣との交流を楽しんだ。本稿では,その模様をお届けする。
「ソニックトゥーン ファイアー&アイス」公式サイト
会場にはソニックシリーズプロデューサーの飯塚 隆氏と,「ソニックトゥーン ファイアー&アイス」ディレクターの中島玄雅氏がゲストとして登場した。
現在は北米に開発の拠点を置き,このイベントのために帰国したという飯塚氏は,「カフェの監修や,メニューの命名もさせてもらいましたが,実際に見るのは今日が初めて。とにかくワクワクするイベントで,一緒に開発を行っているチーム『ソニックピラー』のメンバーや,私のFacebookのフォロワーも口々に『行ってみたい』『アメリカでもやってほしい』と言っていました。こういうイベントは日本ならではなので,開催が本当に嬉しいです」と,会場を眺めつつコメントした。
ついに発売された「ソニックトゥーン ファイアー&アイス」だが,飯塚氏は現在,「Sonic Mania」(PC/PlayStation 4/Xbox One)と未発表の新作を引き続き開発中で,多忙を極める毎日だそうだ。これまでは北米の開発スタッフが飯塚氏の判断を仰ぎつつ開発を進めるという状況だったが,自分自身が現地に渡ってスタッフの一員に加わったことにより,彼らと一緒に目標を実現できるようになった。それが,渡米して大きく変わったことだと話した。
一方の中島氏は,本作の発売にあたって「発売延期もあって本当に大変でしたが,無事発売日を迎えられてホッとしています。従来のファンはもちろん,初めてソニックシリーズに触れるという人も楽しめるようになっています。この新しい出会いをきっかけに,ぜひソニックシリーズを楽しんでください」と挨拶した。この交流会について中島氏は,「こういう機会はこれまでなかったので,僕自身も楽しみたい」と笑顔で語っていた。
特別な段取りなどはなく,ざっくばらんな雰囲気で始まったこの交流会。飯塚氏,中島両氏もコラボメニューを味わいながらファンとの語らいを楽しみ,サインや記念撮影にも気軽に応じていた。
飯塚氏からは,北米のおみやげとして「Sonic Boom」のフィギュアが来場者にプレゼントされ,さらに,2017年発売予定の「Sonic Mania」のデモバージョンを試遊できるという,嬉しいサプライズも用意された。
飯塚氏の乾杯の音頭でイベントがスタート |
来場者の席を移動して談笑する中島氏 |
全員にフィギュアをプレゼント |
コラボメニューを楽しむ両氏 |
後者は完全なオリジナルステージで,テーマとなっているのは映画だ。ディレクターズチェアやポップコーン,フィルムなど,映画にまつわるものがステージにあしらわれ,「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」の「CHEMICAL PLANT」や「CASINO NIGHT」といったゾーンを合わせたようなギミックが用意されていた。
「Sonic Mania」には,「ドロップダッシュ」という新たなアクションも用意されており,これは,ジャンプしてから着地と同時にダッシュするというもの。これを使ったステージ攻略も,面白そうだった。
ファン同士が集まり,オフ会のような雰囲気の中,無事終了した当イベント。こうしたイベントは今回以降,とくに予定はされていないが,「ソニック25周年カフェ」は11月13日まで開催中。さらに大阪の「スイーツパラダイス天王寺店」での開催も発表となっている。
大阪の開催期間は2016年12月16日〜2017年1月9日となっているので,近くのファンはぜひ足を運んでみよう。
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