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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
公式サイト http://www.dq11.jp/
発売元・開発元
発売日 2017/07/29
価格 8980円+税
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
89
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 過去最低のストーリーと演出が全てを台無しにした作品 20
    • 投稿者:ksk(男性/30代)
    • 投稿日:2021/03/27
    良い点
    ・キャラの覚える技やステータスのバランスが良く、完全な戦力外になる仲間がいないこと
    ・不思議な鍛冶システムによって装備を揃えるための金策の負担が軽くなったこと
    悪い点
    ・矛盾だらけかつ興醒めなストーリー
    ・オマージュの域を超えて使い回される過去作のBGM
    ・職業システムがなく、キャラ育成の幅が無いこと
    総評
    ストーリーと演出以外はドラクエのナンバリング続編として完璧な作品です。
    難易度は適正レベルであれば程よく苦戦しつつ最終的には勝てるようにきちんと調整されています。また、それぞれの仲間キャラで得意な分野が明確に分かれているため、道中の雑魚戦やボス戦、相手の種類などに応じて戦闘メンバーを使い分けながら攻略を進めていくのも面白かった。不思議な鍛冶の存在によって、お金が足りなくて装備を揃えられずにキャラの強さに格差が生じる、といったような事態が起こりにくくなっているのもよく考えられていると思います。

    一方でストーリーと演出に関しては間違いなく過去最低クラスです。「過ぎ去りし時を求めて」の部分が完全にいらなかった。前半の感動が後半ことごとくくだらない茶番に成り下がったり、進めれば進めるほどに致命的な矛盾がボロボロ出てきたり、過去のナンバリング作品を後付けで侮辱するような結末になっていたりと擁護のしようがありません。

    BGMも使いまわしが酷いです。過去作品との繋がりを強く打ち出しているのでオマージュが多めになるのはわからなくもないですが、それにしてもクライマックスやラスボス戦まで過去作と同じというのは明らかにやりすぎです。
    どうしても、高齢のすぎやまこういち氏が一作分の曲を書き下ろせなかったのではと思ってしまいます。

    総じて、ドラクエを支えてきた鳥山明・堀井雄二・すぎやまこういちのいわゆる御三家の衰えを強く感じる作品でした。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 1 4 1 4
  • 洋ゲーにはない、まさに「心躍る冒険」ってやつだ 95
    • 投稿者:ace(男性/10代)
    • 投稿日:2019/11/07
    良い点
    ・先の展開が楽しみでわくわくする
    洋ゲーにはなかなかないのではないかな?
    これぞ和ゲー!

    ・バトルが楽しい
    古臭いターン制なのになぜこんなにおもしろいのだろうか・・・
    大好きです

    ・手抜きがなくて素晴らしい
    町1つ、人1つ見ても手抜がない!
    いいねぇ、「さすが」という言葉しか出ない

    ・ストーリーが長い
    長いのは嫌いって人もいるけど
    俺は長いゲームは好きなので・・・・

    ・やりこみがある
    本編終了後のやりこみがある
    しかもけっこう長いので遊びつくす気になれる
    悪い点
    マジでない
    総評
    隅から隅まで「純日本ゲーム」といった感じです
    なぜ日本でドラクエが人気なのかわかるはず

    不愉快なところ、悪いところがないんだよね
    それなりに全てが優れている

    しかし100点満点は・・・・オリジナリティの欠如から、ない
    オリジナリティないんですよ、唯一の欠点かなぁここ
    つまり、誰がどう育てても結局最後には同じキャラになる
    んでもって恐らく装備も同じでしょう
    このへん嫌いなのよ俺
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 子供だましの一作 25
    • 投稿者:pibon(男性/40代)
    • 投稿日:2019/04/03
    良い点
    シンボルエンカウントだが、敵から逃げ回っても敵を倒せるようにそれなりにバランスが取れている。まぁそれくらいしか褒めようがない。
    悪い点
    ストーリーは歴代最悪の出来。ネタバレをあえて避けるがクリア後にトゥルーエンドを迎えたり、世界が崩壊したりなどどっかで見た世界が満載。そもそも主人公の存在価値がよくわからないままにサブキャラに一方的に振り回され、プレイヤーの楽しみはかなり少ない。キャラも年寄りばっかりが出てきたり、シリアスな世界でエロ本ネタを入れたりとかなりチグハグ。売りであろう素材を集める鍛冶屋も作るより武器屋で買ったほうが性能が上。
    ドラクエの本来持っていた要素は殆ど消えたと言って良い。これは完全に似て非なるもの。中途半端に物語をやろうとして見事に失敗している。ベタだがツマラナイという最悪の典型だろう。
    総評
    細部に宿っていたドラクエらしさはほぼ消え失せた。世界は狭く自由度は低くやたらに話が暗い。それも全てはED後の展開のため。かといってその部分は一転してノーテンキでボリュームも薄い。要するにやろうとしたことが全て裏目に出ている。ああエニックスは死んだのだなぁと思わせるには十分な一作。戦闘バランス以外はほぼ見るべきところはない。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 3 1 2
  • やっぱりDQだった。(駄目な意味で) 50
    良い点
    グラはよし、サウンドもよし
    ストーリーはまあまぁ 子供向けと考えると良作のシナリオ
    まだ途中なのでやりこみはよく分かりません。
    悪い点
    戦闘バランスが最悪。DQシリーズが好きになれない一番の理由がこれ。
    まだファミコン時代のころのがマシな気がする。
    フィールドマップでの移動がだるい。好きになれない。
    全体的にサクサク進まないのと、旧作の使いまわし的なシナリオが多い。
    プレイしていると「あーはいはい」的な感じになってくる。
    総評
    DQ7以来のプレイの感想になります。
    良くも悪くも昔のままで、特にキライなところは全く変わらず。
    シナリオは良いと言うレビューを受けてみたものの
    まだ途中だけど「そんなにいいか・・・?」というのが率直。
    名作といえば名作だけど、一度やればいいやとしか言いようがない。
    小さい苦行で積み重なっただけで、その達成感もどこか薄っぺらい。

    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 3 1 3
  • 洗練されたRPGのマスターピース 95
    • 投稿者:キリコ(女性/30代)
    • 投稿日:2017/12/11
    良い点
    ■BGM
     ストリングスによるBGMが迫力あり情緒ありで世界を彩ります。
     NES時代の音楽がPS4で通用するというのもすごいことだと思います。

    ■テンポの良さ
     町から町へと冒険していく過程で一つずつの町の滞在時間とイベント量がちょうどよく配置されていて、どんなプレイスタイルでもキリよく進めていけます。ゲームスタート時に「これまでのあらすじ」としてストーリーの現在地、次の目標が毎回おさらいされるのも、プレイ期間が開いた時には地味にありがたい気づかいです。

    ■ボイス無しという可能性
     このイベントボリュームを仮にフルボイスで搭載したらおそらくこの定価では売れなくなってしまうのではないでしょうか。ボイスがないからこそ実現できたシナリオボリュームだと思います。さらに本作が優れているのは、単にコストダウンでボイスを抜いた妥協の産物にはなっておらず、ボイスがあったら実現できない世界観という領域まで切り拓いていることです。
     例えば、ひらがな表記を巧みに使い、そのキャリアの長さを武器にしたノスタルジーに訴える手法や、声に出すと違和感が拭えないメタ発言や説明セリフ、ギャグなどもボイスレスだからこそといえると思います。

    ■本作に対する「愛」
     町の何でもない民家の本棚を調べると世界の豆知識やレシピ本が見つかったり、片隅の突き当りのツボを割るとアイテムが入っていたりと、本当に世界の細部までクリエイターの手が入っています。こういう部分は、制作サイドがこの作品を大切に思っていないとできないことだと思います。プレイヤーに対して、「楽しんでほしい!」という熱意が作品から非常に強く伝わってきました。

    ■シナリオ
     次々とめまぐるしく展開する物語を鳥山明氏による独特な絵柄と軽快なタッチのストーリーテリングで描いていきます。グイグイとプレイヤーを世界に引き込んでいくシリーズのお家芸は健在で、あくまで王道ジュブナイルながら時折感動的であったりシリアスな展開を織り交ぜていて、最後までフレッシュなモチベーションでプレイできます。
     お色気や声優に頼らず物語でプレイヤーを引き込める作品は、今となっては本シリーズしかないのではないでしょうか。

    ■ファンサービス
     終盤使える勇者のスキルの構えが、完全に某ストラッシュだったり、メドローアが撃てたり、昔ながらのファンが思わずくすっとしてしまうようなサービスが良かったです。
     ゲームシステムとしても、種狩りでステータスをマックスまで育成できたりするあたりは、SFC時代のRPGを彷彿とさせて、中々に昔ながらのRPGを踏襲した一面もある作品です。
    悪い点
    ■クエスト
     最近のRPGにはただ面倒くさいだけの作業を数十個も入れなければならない決まりでもあるのでしょうか。本作も、クエスト一つずつに軽いショートストーリーを入れるなどの工夫は感じられるものの、結局のところ「〇〇へいって〇〇を〇〇というスキルで倒せ」みたいな作業がズラリと並びます。
     「れんけい」を指定されてしまうと、該当キャラがゾーンに入るまで無意味な戦闘を繰り返さなくてはならず、タイミングが悪いと数十回の戦闘が必要だったりするので、結果的にゲームバランスが崩壊するほどにレベルが上がってしまうこともしばしばです。
     また、最悪なのは「カジノでジャックポットを当てろ」というものです。運次第で数十時間これでハマってしまうこともあります。カジノは確かに力が入っていますが、あくまでミニゲームなのにやや主張しすぎていると思いました。

    ■会心必中
     このスキルはちょっと強すぎました。これのせいでメタル系を倒すことの敷居がガクンと落ちているため、メタル系との戦闘が「ボーナス」ではなく「基本的義務」となってしまった印象です。レベル上げがほぼこれ前提なのでメンバーも固定化されてしまい、爪や両手剣スキルの「高会心率」、斧の「魔神斬り」あたりのメリットも死にました。端的に、バランスを壊したスキルだと思います。

    ■ローディング
     かなり長いです。せっかくルーラの消費MPを0にして、使用制限もかなり取っ払ってファストトラベルを実現しているのに、ルーラのたびに10秒程度のローディング、町への出入りで10秒程度のローディングでは台無しです。

    ■状態異常のバリエーション
     ラリホー、おたけび、混乱、魅了、誘う踊り、麻痺などいくつも状態異常がありますが、結局効果は全て行動不能というだけで芸がありません。
     こちらが使う側にたって考えても、一撃で行動不能にしてしまう問答無用の効果のみでは、効果的に使えるようにすると強すぎてゲームバランスが取れません。したがって、ほとんどのボス、あるいは雑魚敵でさえも、状態異常攻撃は絶望的な成功率しか有さず、「戦略」において何の役にも立っていませんでした。
    総評
    個人的にはシリーズ最高傑作だと思います。
    やり込み、ストーリー、BGM、インターフェース、イベント等さまざまな要素が全て高水準で作り込まれていて、欠点は絞りだしても上にあげた数点しかありません。
    ぜひまたこんなRPGが遊びたいものです。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 5 5 5
  • 全キャラlevel99までプレイした感想 60
    • 投稿者:黒助(男性/50代)
    • 投稿日:2017/12/08
    良い点
    ・非常に懐かしく学生時代を思い出させてくれた
    ・とっつきやすく操作性も良い
    ・確実に進化を遂げている
    ・懐かしいサウンド
    悪い点
    ・対象年齢層が低く内容が幼稚に感じられる
    ・ストーリーがどうしても一辺倒になってしまう
    ・モンスターの動きがイマイチ
    ・昔みたいなドキドキ感がない
    ・自由度の低さ
    総評
    最近のゲームは自由度がずば抜けて高いものが多く、それらと比較すると不自由さが目立ち、探索の楽しみがなく、寂しく思えるゲーム内容でした。
    対象年齢層も低く設定しているため、この歳ではかなり内容がかなり幼稚に感じられました。
    若い方には良いのかもしれませんね。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 4 4 2
  • 王道なシナリオに普通のシステム、だがそれがいい 95
    良い点
    ・シナリオが素晴らしい
    クエストも含めて、シナリオはある種ありがちといって良いだろう。要約しても、勇者が魔王を倒すお話、がそれがいいのだ。いまだに水戸黄門が高い評価を受けている理由をお考えいただければ、分かりやすいだろう。そう、分かりやすく基本に忠実なシナリオは最強である。王道の物語に下手なごまかしなど必要ない。

    ・BGMが素晴らしい
    賛否両論ではあるが、過去作のアレンジをはじめとして高水準なのは間違いない。

    ・システムが素晴らしい
    ごちゃごちゃとした複雑な機能はあまりない。成長もレベルとちょっとしたスキルを選んで、成長させていくタイプ。武器鍛冶も簡単なミニゲーム程度、ソーシャルゲームの枠を入れても、これほど簡素なつくりは滅多にない。だが、それでいい! 
    レベルを上げてボスを殴りつけるのはRPGの醍醐味である。難易度はそこで調整できるから、製作陣もプレイヤーもやりやすかったと思う。簡単ならば、縛りを入れた上で低レベルクリアすればよいし、私などは余裕を持ってクリアするためにレベル上げに勤しんだ。一戦闘に必要な時間が余りかからないのもグッドである。
    悪い点
    特にない。
    強いてあげるなら、キャラクターデザインとモンスターデザインが鳥山明先生らしいところだが、それでこそドラクエなのも間違いない。そしてそれを活かすために、モデリング班がつくりこんでいるのは、プレイヤーから見ても明らかである。欠点とするには弱いといえるだろう。
    ボイスがないというのもあるが、これもモデリングがしっかりしており、その表情から受ける感情を噛みながら進めていくほうが正道ではないかと思う。
    総評
    ボイスはなかった、目新しいシステムも追加されなかった。
    あったのは基本に忠実で、贅肉を削ぎ落としたような簡素なシステムで作られた、だからといって手抜きはまったくない、さいこうのRPGである。
    私がFF7をプレイしたとき感動、戦慄した新しい3DのRPG、そしてスクエアとエニックスが合併すると聞いたとき、不安よりも遥かに上回った期待、すべてはこういった正統派RPGへの期待だったと思う。
    ゲーマーでこれを買わないのはもったいない。もう大分歳を食ったので、さすがにゲームも楽しめなくなったのかな、とこれをプレイするまで思っていたが、そんなことはなかった。名作は名作、ハマル作品はハマル、それだけのことだった。故にネタバレはしない、内容は是非、皆さんの目で確かめてくだされ!
    さいこうのゲームをありがとう。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 高品質な普通 80
    • 投稿者:ジャス(男性/40代)
    • 投稿日:2017/09/13
    良い点
    ・ドラクエらしいグラフィック。
    ハード性能の向上に伴い、かなりリアルな感じになってきているが、ドラクエらしい親しみやすい雰囲気は顕在。ロードは長いが処理落ち等は無く、見た目が変わる装備も8よりは多い。

    ・BGMが良い
    フィールド曲、戦闘曲共に雄大かつドラクエっぽくて素敵だった。新曲が良い曲な分、数が少ない事が本当に残念。

    ・王道なストーリ
    勇者が運命に翻弄されつつ、仲間と出会い、数々の苦悩を乗り越え、世界を救う。所々強引な展開や、ベタな演出等もあるが、昔ながらの古き良き王道ストーリ。少なくともドラクエが好きな人なら安心して楽しめる内容だと思う。

    ・全体的なクオリティが高い
    敵の強さや難易度、マップの構成、ストーリ展開なども、プレイヤを飽きさせないよう良く考えられており、バグも無くゲームに集中できる。どこが良いと言うよりも、全てがバランス良く高クオリティ、高品質。流石日本の国民的RPGと言った所。

    ・敵の動きが躍動感溢れている
    スライムのプルプル感もドラゴンの重量感も躍動感があり、道端でモンスタ同士が挨拶していたり寝ていたり、親しみやすいデザインもありとても個性的。

    ・サクサク進む
    難易度はかなり低く、特にレベル上げなどしなくても苦戦する事はほぼ無い。一部状態異常持ちのボスなどに壊滅させられたが、すぐにリトライできる親切設計で、対策も簡単に取れるので、クリアできずに詰む事はまず無い。
    むしろ上がりすぎな勢いでレベルが上がるので、逆に歯ごたえが欲しい人は、意図的に雑魚戦を避けなければいけないのが大変。

    ・余計な事をしないのが良い
    変に声を付けてキャライメージを固定させたり、主人公が身勝手な俺様正義を押し付けてきたり、主人公信者の仲間がそれを褒め称えたり、ラスボス直前に性欲全開でイチャつきだしたり、仲間同士が勝手に泥沼化して本来の目的から逸れたり、そんな余計な蛇足が無く、淡々と勇者の冒険をするのが安心できる。
    悪い点
    ・ストーリに矛盾や説明不足が多い
    ネタバレになるので詳しくは言えないが、明確に「これはこういう事だ」と説明される内容に矛盾があり、結局何がどういう事なのか解決しない。ぼかす事で深まる設定もあるだろうが、今回の場合はただの矛盾、説明不足。設定が崩壊しているだけ。

    ・ストーリが悪い
    基本的な内容は良い点通り満足しているのだが、上記の矛盾点や、それに伴い、今までの冒険や、共に戦ってきた仲間との絆などが「全部無かった事」になる展開には本気で萎えた。
    ファンサービス的な展開も多いが、何の脈絡も無く唐突にねじ込まれてる事が多いのも残念。

    ・使い回しが多い
    呪文や特技のモーションやエフェクト、鍛冶、BGM、効果音、グラフィック、多くのものがドラクエ10からの流用。10の他にも過去作品からの流用が多数。
    その他にも中盤、後半のモンスタは、前半の使い回しばかり。所謂色違いモンスタよりも酷く、体のとある一部分の色が違うだけの敵ばかり出てくる。

    ・戦闘AIが馬鹿
    まず2人がかりで敵を倒すという発想が無い。HP200の敵が3匹出てきたら、全体100ダメージの技を2人で使えば倒せるのに「一撃で倒せないなら出来るだけ大ダメージを与えよう」という発想にでもなってるのか、単体150の技を使い出す。それを6回使い敵を倒すという何とも無駄な行動をとる。
    他にも止めを刺す事を優先しているのか、イオを使えば敵5匹全員倒せるのに、1匹だけ弱っている敵に通常攻撃したり、MP消費を考慮せず優先順位が設定されてるのか、同じダメージで消費MPが4と10の技があっても消費10ばかりを乱発する。

    ・快適さがイマイチ
    無駄にかかる移動時間、長いロード時間、リセットすると鍛冶が出来なくなる陰湿仕様、室内や木々がある場所だと何も見えなくなる操作性最悪のカメラ、こっちが背後から先制攻撃したのに逆に不意打ちをしてくる敵、敵への攻撃と挑発とアイテムを拾うボタンが全部同じで誤爆が多い事など。

    ・乗り物がただの別マップ程度
    お約束の船や空飛ぶ乗り物だが、自由度が全く無く、決まった場所にしか降りられない。世界が広がったワクワク感などまるで無く、ただの特定のダンジョンに降りるためだけの中継マップ程度の扱い。

    ・開発者の価値観の強要が鬱陶しい
    これもネタバレになるので詳しくは控えるが、例えるなら「ドラクエ5で3人目の花嫁デボラを追加したから結婚してね。でないと天空装備や王者のマントとか手に入らないようにしたから」って感じ。ただの嫌がらせ。

    ・キャラ性能の差が悪い
    過去作品に比べるとだいぶ良くはなっている。少なくとも某6の引換券のような、明らかな役立たずは居ない。だがそれでも1人ぶっ飛んだ強さの奴が居てバランスを壊している。しかも設定上はそれほど強くない、ただの盗賊にもかかわらず。

    ・キャラデザインが酷い
    中分けロング主人公、デコっぱちヒロイン、パッツン幼女、のっぺりオカマ。ゲームを進めればどれも魅力的なキャラだったが、イラストを見た時はかなり購買意欲が落ちた。せめて主人公ぐらいはキャラメイクしたかった。

    ・ミニゲームがつまらない
    PS4限定のボウガンとか馬レースとか、こっちはRPGをやりたくて買ってるのであって、レースゲームに興味は無い。しかも最強装備をレースの高難易度部門の商品にするとか問題外。
    仮にするのならFF7のチョコボレース的に、馬の育成をゲームに取り入れて、楽しみつつ時間をかければ誰でも手に入るようにしなければ、それはRPGじゃない。
    総評
    良くも悪くも普通。ただし高品質な普通、といった感じ。
    フルコース料理でも斬新な料理でもないが、すごく美味しい焼魚定食みたいな。変わらない良さとか、王道の安定感が流石と言える内容だった。
    基本的な出来が良いだけに、細かい不満点が多く出てしまったが、総評としてはかなり楽しめた、オススメできるゲームだと思う。

    あからさまな水増しなどは一切無く、一通りクエストなどはやる自分で、クリアまで110時間ほど。道中も目的が絶えず示され、イベントも頻繁にあり、サブクエストもあり、クリアまで飽きるとか面倒になるとか全く無く、これだけ安定して長時間楽しめたゲームは中々無い。

    もちろん、どんなゲームにも人それぞれ好みはあるだろうが、ドラクエが好きな人ならプレイして損は無い、中々の名作だと思う。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 2 3 5
  • アニバーサリーに相応しい古き良きRPGの傑作 85
    • 投稿者:2LH(男性/30代)
    • 投稿日:2017/09/09
    良い点
    ・まさしく王道、正道を地で行く良質なシナリオ

    ・キャラクターボイスが無いからこそ深く感情移入出来る所が随所にある

    ・美麗なインゲームのグラフィックでこれでもかと動く、魅せるカットシーン

    ・モンスターのモーションやPTメンバーの個別ダンスモーションと言った、キャラクターの振る舞いの細かな作り込み

    ・レベリングに時間を割かなくても何とかなる、今の時代に即したバトル難易度でクリア(便宜上クリアとする)まではサクサク進める

    ・控えメンバーもスタメンと同じように経験値を獲得できる為、PT編成を柔軟に行える

    ・屋内屋外に多数のキャンプ可能ポイントがあり、休息とセーブがこまめに取れる。屋内でルーラも使える

    ・ドラクエらしい"お約束"がきっちり残っている
    悪い点
    ・公式に搭載された縛りプレイは存在するものの、単純にハードにする方向でバトル難易度を選ぶという概念がない

    ・バトル難易度が緩めな反面、サブクエストは条件が面倒なものばかりで致命的に進行に噛み合っていない

    ・仲間を呼ぶ、増殖するタイプの戦術が兎に角面倒くさい。使用するボスも多い

    ・ゾーン状態を任意で制御する方法が限られているにも関わらず、ゾーン状態を消費するれんけい技が多すぎる。フィールドサイズに縛られたり日の目を見ることすら無い技も

    ・"燃費が良くて威力も高い特技"が極端。最終的にかなりの数の技を覚えるが、選択肢として覚えられるというだけで真に実用的なのは一握り

    ・方向指定で威力が上がる訳でもなく、ただ動けるだけのバトル中におけるフリーカメラモード。これがデフォルト設定なのが信じられない

    ・カットシーンがとてもカッコいい反面、バトル中の通常攻撃モーションが地味。特に至近距離の片手剣と大剣

    ・プレイヤーが攻撃後にエンカウントしても入るのはダメージだけで、逆にモンスター達に先制される事すらあるちぐはぐなシンボルエンカウントの仕様

    ・そしてシンボルエンカウントの阻害にしかなっていないボウガンの存在。解放しないほうが良いレベル

    ・恒例の空をとぶ乗り物が自由な場所に着陸できず何故か常時オートラン状態と、船やルーラ以下の利便性しかない不便の塊のような何か

    ・今の時代では古き良きを通り越して苦痛すら感じる、アイテム管理UI

    ・進入出来る所、飛び降りれる所が曖昧なレベルデザイン

    ・メニューを開いてもゲームが一時停止しないというMMOのような仕様

    ・家探しを強要する鍛冶レシピ探しと、後半にならないとマトモなスキル回しが出来ず運要素が強い鍛冶

    ・インゲームに反映される見た目装備と性能が切り離せない。お気に入りの装備も性能差もあって泣く泣くお蔵入りに

    ・FFシリーズとは対象的に、進化することを止めすっかり停滞してしまい記憶にも残らない、鉄板過ぎて聴き飽きたサウンド

    ・これまたFFシリーズとは対象的に追加コンテンツを出さないという姿勢もあって、今後のオンラインアップデートによる改善や拡張が期待できない点

    ・PS4版では実装されていない装備やアイテムがあり、3DS版にある時渡りの迷宮に準じたコンテンツもない。総じてPS4版の方が遊びの幅が狭い


    -クリア後関連-

    ・クリア後もシナリオは続いていく。寧ろここからが本番という感じで最初こそ大変盛り上がるのだが、
    ・ある地点からの冒険や仲間たちと築いてきた絆、プレイヤーが抱いてきた感情が全て無かったことにされる
    ・展開的にはクリア前シナリオよりも重要にも関わらず淡白で駆け足気味。特に最後に仲間になるキャラクター関連が味気なさ過ぎるetc...
    と言った感じで、クリア前シナリオが持っていた熱をそのまま最後まで持ち続けられなかったのが非常に残念

    ・クリア後ダンジョンは唐突にボス撃破までの行動数を強制的に縛るという、
    これまでプレイヤーが通してきた戦い方を否定するような、正反対のゲームデザインが組み込まれている。耐えて倒すというやり方は認められない。レベルを上げて物理で殴れ

    ・クリア後ダンジョンを含めた殆どのフィールドやモンスターが使い回しばかりになり、シナリオ以上に先ずゲームとして急に失速した感が否めない

    ・終盤はカミュの火力が更に高まりバランスブレイカーにも等しくなる。それこそ主人公やマルティナでダメージを稼いでいくのが馬鹿らしくなる程に
    総評
    もう一度言うが、今作のサウンド方面は本当にどうしようもない
    偉大な楽曲の数々を生み出してきたすぎやまこういち氏も年齢を鑑みれば新曲も難しいのだろうが、サウンドを割り当てる側が余りにも過去作の曲を乱用し過ぎている
    今作自体がロトシリーズや天空シリーズとの繋がりを意識したタイトルだとしても、
    "ドラクエ11そのものを彩る"曲作りをしていないのが本当に致命的
    過去作やビルダーズでも散々聴いた同じ曲を、今作でもまた延々と聴かされたのは正直苦痛でしかなかった。素晴らしい筈のゲーム音楽でこんな気分になったのは初めてだ
    同社のファイナルファンタジーシリーズが、植松伸夫氏から始まったサウンドを他のクリエイターが"らしさ"を継承しつつも新しいものを生み出して今に続いているのとは対象的に、
    ドラゴンクエストシリーズは良く言えば伝統的な、悪く言えば異常なまでに保守的で前時代的。ただただ、聴き飽きた

    このように、「ドラゴンクエスト11のここが駄目」という話題なら軽く1時間以上は喋れる。不満点、改善すべきと思える要素は枚挙に暇がない
    どのレビューも全体的に"ドラゴンクエストというタイトルだから"こそ甘めの評価になっているのも間違いない。FFで同じような不満があればこうはいかないだろう

    しかしそれでも尚、このゲームは近年リリースされたRPGの傑作の一つであると感じたし、他の方と同じようにオススメ出来る
    如何に不満点が多くても、改善するべき箇所があっても、ドラゴンクエストとしての骨子が非常によく出来ている為だ
    ナンバリングはドラゴンクエストVII以来だったが、プレイして本当に良かったと思えるタイトルだった
    FFXVといいドラクエ11といい、国産RPGの看板が揃って良作揃いなのが非常に嬉しい

    ただしネルセン、お前だけは絶対に許さんからな・・・
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 1 2 4 5
  • 久しぶりに満足のいくドラクエ 95
    • 投稿者:enk(男性/40代)
    • 投稿日:2017/09/03
    良い点
    ・ルーラで天井にぶつからない
    今回一番良かったところと言っても過言ではない
    広い3D空間をロードを挟みながら屋外に移動してからでないと
    ルーラが使えない仕様は完全に時代錯誤だったので
    やっと改善してくれてすっきりした

    ・呪文の威力が高い
    ドラクエは6くらいから完全に特技ゲーで
    大量のMPを消費して威力もショボい攻撃呪文の価値が低かったが
    今回は複数出現するボスが多いこともあって十分に強い

    ・多段技全てにバイキルトが乗る
    確か6くらいから多段技や複数攻撃の初段にしか
    バイキルトが乗らない仕様になったが
    今回はつるぎのまいもブーメランも全て攻撃力がアップする
    計算が簡易になるし爽快感がアップするし
    それによってバランスが崩れているということもない
    また、特技で会心が出る仕様も良い

    ・キャラのバランスもまあまあ良い
    ドラクエにしては比較的バランスが取れている
    強キャラ弱キャラは存在するが、8のヤンガスのように
    物理攻撃しか出来ないのに物理攻撃すら弱い救いようのないキャラはいない
    全員それなり以上には役に立つ

    ・はやぶさの剣弱体化
    今回ははやぶさの剣で特技を使うと一回攻撃になるので大きく弱体化した
    せっかく色々と入手困難な強い武器があるのに
    結局はやぶさの剣が最強というのは下らないと思っていたので

    ・メダルが簡単に集められる
    クリア後にメダルが簡単かつ無限に入手できるようになる
    そのため新しい街につくたびにしらみ潰しにメダルを探す必要はなくなった
    2Dならともかく3Dであの作業をするのはとてもつらい

    ・スキル振り直しが簡単
    ゲーム後半からローコストでスキルが振り直せるようになる
    色々なスキルを気軽に試して遊べるため非常に良い変更点
    悪い点
    ・敵が弱すぎる
    ドラクエは万人のためのゲームだから難易度低めになるのは仕方ないが
    それでも8までは「こいつは強かった」というボスがいた
    今回はある程度ゲーム慣れしているプレイヤーなら全滅する要素が無い
    せめてクリア後にもう少し強いボスがいてほしかった

    ・音楽の使いまわしが多い
    すぎやま氏も高齢であるため事情は察するが
    クリア後に3の曲をこれでもかと連発してくるのは正直萎えた
    みんな3が好きなのはよく分かるが、安売りしすぎると逆効果だよ

    ・街や城が広すぎる
    街の入り口から奥まで移動するだけで1分近くかかるのでは
    ダッシュできる機能がほしかった
    総評
    ドラクエはファミコン版の1から全作品プレイ済(10を除く)
    特に好きな作品は2、3、5、8

    今作はストーリーもキャラクターもシステムも
    万人に受けいれられる最大公約数のためのドラクエとして
    高いレベルで完成されているのでは
    印象としては8の正当進化版という感じ

    個人的な感想としては、良い点に挙げたように
    過去作の細かい不満点が数多く改善されているため
    快適かつ新鮮にプレイが楽しめた

    ただ、何かと3とのつながりを匂わせる演出はあまり好きになれない
    1〜3は綺麗につながって完結している作品だが
    30年経って無理につながりを作ろうとしても不自然なものになるし
    今さらつなげる意義も感じない

    単体で十分に完成度の高い作品なのだから
    そのような演出は過剰かつ不要だと感じた
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 4 5 4
  • 道は交わる 85
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2017/09/03
    良い点
    少し前置きを。プレイ範囲はプラチナトロフィー獲得まで。プレイ時間は239時間(ただ私はかなり頭が悪いので時間がかかっているところもある。プレイ時間目安は参考にならないかも)。
    オススメのシステム設定はオートカメラバトル、カメラオート移動しない、カメラ速度ふつう。

    良い点ですが、まず演出がすごく良い。地味の良さがよく出てるし、独特の描写もあり。話しもわかりやすく、音楽の入れ方も良い(気が付いたら鳴ってたみたいな)。
    バトル中の呪文や特技も無駄な派手さがない仕様。
    ただ同じくバトル中のれんけいは2.3悪いもの(主にマルティナというキャラ関連)がある。

    そして次にキャラクターデザイン。主人公は男性固定なんですが、女性でもプレイしやすいように「真」を使っている。
    他のキャラクターもいままでになく良いと感じた。

    それからストーリー、「クエスト」に道理(どうり。どうりでおもしろいワケだわーの、どうり。人が生きていく過程で見つける事ができる筋道とか法則性みたいなもん)がシッカリ入っている。
    これが無いと、ただの虚構やお使いクエストになるため重要。
    これも創る側が表現して、プレイヤーが「うん、合ってる合ってる」ということを確かめて、時がたっても変わらなければ真・・ということになっていたと思う。
    アンケートでゲーム内容が決まるっていうのが最近流行ってきてる・・のかは知りませんが、これはクリエイターさんの人生をアンケートで決めるみたいな変な事だったり。因果関係(原因から結果がでますよのヤツ)が逆の相関関係(これとそれが関係しあってますよのヤツ)だったり。個人的にはミスリードや勘違い、齟齬の面白さは好きだったりするんですが、なんかもやもやしてたんです。
    ゲームの遊び方も体感できたり。要は「ドラクエはけっこうシッカリしてるぜ!」ってことだと思う。

    オープニングが笑ってしまうほど豪華。

    独特のモーションや、おどりが良い。

    過去作に搭載されていた、ふっかつのじゅもんが復活。パスワードを入れるとお楽しみ要素が。

    ちょっと変わったモンスターも出現。
    カジノに新しい要素あり。

    グラフィックはきれい。特に良いのは水。

    声が入っていない。電子音?はある。最初は驚いたが、作品の価値を下げられる事もあるので良い判断だと思った。

    ターン制なのでのんびりプレイできる。戦闘中におかしを食べても問題なし!
    ただ、おかしのカスがコントローラーのミゾに入ると大変なので、気を付けてくれよなっ!!

    スキルパネルを使った育成システムは個性がでて良い。ポイントふりなおしが可能なので気軽にスキル取得できる。

    仲間の人数は多いかなと思ってましたが、ゾーン状態を戦略的に運用できるようになっていたのでイイカンジだった。
    悪い点
    難易度が最初から最後まで、あまりに簡単すぎる。ターン戦闘の魅力も減るし、これは真ではない気が。最初はかんたん、中盤〜後半ふつう、やりこみ難しいくらいの方がプレイしやすいと思います。

    私は音楽担当の方の創る曲は大好きなんですが、本作品では新曲数が少なかったのが残念。ちなみに一番いいなと感じた曲はブギー戦闘曲。

    難易度の具合と、過去作の曲、フィールド曲の「どこのフィールドでも合う感じ」(曲自体は優れている)で「いままでにない眠たさ」を感じました。この点が悪いと言えば一番悪い点かと。
    ただ、ストーリーなどもそうですが、創った方が満足のいく表現ができたのならそれが一番だと個人的には思います。
    そうじゃないとRPGの道は価値を失うのかと。

    公式のしばりプレイがゲームシステムとしてあるが、私には意味がよく分からなかった。もしかしたらゲーム上級者向けシステムなのかも。

    ミニゲームのウマレース(馬に乗って競争するヤツ)がかなり難しい。ゲームのできは良い(苦手な人でも1位はとれる・・頑張ればですが)が、私がアクション・タイムアタックが苦手なので・・・RPGで、こんなことやりたくないなーと感じた。

    無駄・・というか隙がある。3D空間の情報は少ない。フィールドに落ちているキラキラ(復活する宝。素材とか)はまたコレかと。
    武器や防具など自分で作る鍛冶ができるんですが、ドラクエ10と似た感じで若干ガッカリ。まとめて一気に作るシステムも欲しかった。時間の無駄。
    あとボウガンでフィールドに設置してあるマトを撃つシステムが。これは別の角度でフィールドを見る機会をつくれるシステムですが、何回も同じところを行ったり来たりでストレスがたまった。ヒントがほしい。
    バグがチラホラ。街中でモンスターが一瞬見える、敵の名前が体力と連動していない時がある、ゾーン(ステータスアップ+れんけい技の使用可能状態)に入る時コマンドが出ない時がある、味方キャラクターと敵キャラクターグラフィックが重なる時があるなど。これは減点するにしても1点か2点くらいの軽微なものかなと。
    総評
    いままでのRPGの中で一番の内容。私がプレイしたドラクエの中でも最高。価格に対しての評価もある(だからかなり厳しめ)ので85点としているが、本物のRPG(真のRPGといった方がいいかもしれませんね)をプレイしたいというなら、ドラゴンクエスト11をすすめたいと思う。
    ただ真は両極あわせもつということ「でも」あるので主人公たちが強すぎた感が・・。

    騙す事、偽物などが溢れているなら真をしめせばいいというのは、人の根源的なところに対して戦略的だと思うので「王道」大作RPGといってもいいと感じました。
    人の無意識の部分に本当の事を見せ続ける事ができたら、人も自然の生き物なので自然界の法則性に、ちょっと影響があるかもしれません。

    あと他のRPGにも共通しますが、早く攻略するのもいいかもしれませんが、街や村のなんのヘンテツもない人がポロッと面白い事を言ったりするので、そういうのを楽しんだりもできます。

    結構売れているみたいですが、メーカーの方はドラクエの名前のおかげで、若しくは上手い?販売方法で売れたと判断しない方が良いと思います。
    あくまでドラクエを信じてくれた人たちのおかげで売れた(買ってくれたから売れた)。それは忘れない方が良いと思います。
    信じる事をやめさせるには騙せばいいということでもあるかなと。
    ドラクエ1.2.3のリメイクもPS4で発売されていますが、次はドラゴンクエストビルダーズ2ですかね??ドラクエ11のプレイを通して次作も期待したいと強く思いました。



    ※ついでに真のかんたんな見つけ方を。
    矛盾=間違い というのを、ちょっと横においとくと割とかんたんです。
    たとえばテレビなどで活躍するオカマっぽい人たち。オカマさん=真ではないんですが、男だの女だの言う前に、「そもそも一人の人だ」こんなかんじ。
    進路で悩む高校生くらいの子供。先生とお母さんどちらのいうことを聞いて進路を選べばよいか。「自分を信じる」。ただこの場合は自分を騙していない場合にかぎります。こんなかんじ。まぁでもそれを決めるのはあなたです。
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 4 5
  • RPG初心者に対して非常に易しい作りが大変評価が出来る。 100
    良い点
    まだ序盤しかプレイしていないですが、初心者RPGプレイヤー向けに色々チュートリアル的な説明がきちんとされていて大変システム面でもきちんと作られている。
    ドラゴンクエストは、やはりオフラインゲームに向いたゲームなので10とは違い自分のペースで快適に遊ぶ事が出来る。
    世界観の違いがシリーズによって異なるので前作を完全にプレイしていなくてもとっつきやすいゲームに仕上がっている。
    ゲームに慣れて物足りない部分があっても現在はDLCによるアップデートが期待出来るので中古販売に走らずに済む。
    オフラインゲーム化しているので、ドラゴンクエスト10による逮捕者がもう出ないので安心してプレイが出来るゲームになっている。
    ゲーム難易度もドラゴンクエストらしさが出ていて、やはりドラゴンクエストだな〜と思わせる。
    悪い点
    復活の呪文の意味が現在においてあまり意味が無い所です。
    復活の呪文を使ったチートが可能なのでゲームバランスが多少狂ってしまう点。
    総評
    この作品は子供からマニアまで通用するゲームなのでRPG初心者からベテランまで層が幅広く遊べる作品に仕上がっています。
    世界観からの違いがいきなり11から遊んでいても遜色無い。
    今のメインストリームハードがPS4や3DSなので、どちらかのハードが欠けていてもプレイが可能な点が評価出来る。
    私はドラゴンクエスト全てをプレイしているので(10に関しては体験版しかやっていません)全体を考えるとドラゴンクエストらしさが失われていない部分が評価出来る。
    ドラゴンクエスト10による失敗がこの作品によって、ドラゴンクエストシリーズの評判を取り返せる内容に仕上がっている。
    悪い点を抜かして普通にプレイをしていれば、このゲームがとても楽しいです!!
    まだ序盤しかプレイしていなくても、感動的なストーリーが期待出来る。
    ドラゴンクエストの基本がコマンド式なので変えていない部分が評価出来る。
    今のドラゴンクエスト11が物足りなくても現在においてDLCが存在するので、急いで中古販売に走る必要が無い。
    このゲームは完璧に自分のペースでゲームを進めればいいので、全年齢対応に仕上がっている点が大変評価出来ます。
    ドラゴンクエスト11自体がPS4や3DSに対応しているので、子供が快適にプレイ出来る点が評価出来るので、私が見た限りでは完璧な作品です!!
    プレイ時間
    5時間以下
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • もっと作りこめるとおもいますが、満足度の高いJ-RPG 95
    • 投稿者:imcha(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/23
    良い点
    シナリオが素晴らしい
    ロトシリーズへの関連のさせ方も上手いとおもいました。
    それぞれのキャラクターがきっちりと背後の事情を描かれているので
    ストーリーへの絡みがとても良いです。
    過去の勇者たちの話も素晴らしかったです。

    EDで終わらずに、そこから真EDへ向ける展開は素晴らしいです。

    追加でDLCを出さないと明言したぶん、ボリューム豊かですし
    PTキャラも8名なので、編成の自由度も高いのが好きです
    悪い点
    ボスのHPが少なかったり
    LV上げすれば簡単に倒せてしまうような難易度や
    ルーラができる場所、できない場所とか
    モンスターの種類(グラフィック)とか
    まだまだ作り込める部分はあったとおもいますが
    それでも今回は発売を延期しませんでしたし
    適度な開発期間で作り終えたことへ拍手です
    総評
    この調子でDQ12も作ってほしいです!!
    次は天空シリーズとの絡みを期待してしまいます
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • ドラクエ30周年に相応しい大作 90
    • 投稿者:motoohya(男性/50代)
    • 投稿日:2017/08/18
    良い点
    ・シナリオはほぼ一本道ながらも「追われる勇者」をテーマに
    壮大かつ感動的でシリーズ屈指の会心な出来だと思う。
    裏テーマと思われる「家族愛」が泣かせる。


    ・PS4だからこそ表現出来た美しいフィールド。ムービーも秀逸。


    ・集大成的な作品という事もあり旧作にあったエピソードやBGMが多々あり往年のファンなら思わず唸る事うけあい。


    ・普通にレベル上げしていれば鍛冶も自動的に上達するのでDQ10と比して面倒が無い。


    ・「ロトシリーズ」に一応の回答が出ている処も良かった。


    ・シナリオ進行によって行けなくなった場所のアイテムでも取り損なわないようになるべく救済措置が用意してある。


    ・超感動的なエンディング。
    悪い点
    ・他の多くのオープンワールドゲームと違って
    飛び降りたり崖をよじ登ったりは出来ない仕様である為にどこが歩けないのか最初の内は戸惑う場面もある。


    ・屋内や洞窟内でもルーラが出来るのでリレミトの存在理由が希薄。


    ・ムービーの予算との兼合いなのか一部の装備以外は見た目が変化せず少々残念。


    ・天候や昼夜の違いはプレイ上あまり意味があるように思えなかった。


    ・勇者が持つアザの扱いについてイマイチ消化不良。公式HP上のキャラ紹介で仲間たち各々に割り振られているアザのようなものに至っては裏設定レベル。


    ・悪い点と言うか残念なのは簡単にL99になるだけに有料で良いからDLCが欲しいところ。
    総評
    レベル上げが簡単だったり目的地を仲間が教えてくれたりと、ゲームとしての難易度はシリーズ中でもかなり低く楽な部類に入るが、ドラクエファンは中高年層が多く普段ゲームをしない人が大多数な事も予想される。
    そういった人達が途中で投げ出さず『ドラクエらしい』シナリオのおかげもあってラスボスまで誰でも付いて往けるようになっているのはサスガ。

    長大なシナリオだが安易な難易度もあって次は「縛りプレイ」で挑戦しよう等ともう一度最初から遊びたくなる(現在は3DSで縛りプレイで再スタート)

    ドラクエ30周年・集大成の名に恥じない名作でした。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
  • 不満点は多いものの、完成度の高いゲームです 80
    良い点
    【キャラクターの魅力が強い】
     3Dキャラクターのグラフィックは文句無しです。
     事前情報であまり興味の無かったキャラクターにも非常に愛着が沸き
     キャラクターの魅力に関しては過去作でも一番かもしれません。
     特に女性キャラはみんな好きですね。

    【ストーリーが大変素晴らしい】
     ストーリーの良さは過去作と比べても全く劣る事無く。
     むしろシリーズ中トップクラスに自分好みのストーリー。

    【DQ8あたりからもやもやしていたゲームシステムの完成版】
     スキルパネルによる使用技の管理の完成系。
     テンションシステムを廃止し、ゾーンシステム化。

    【このゲームの「全クリ」はただのストーリー中盤】
     このゲームの○○○○○○の意味に気付いた時は心底感動しました。

    【鍛冶システムが素晴らしい】
     事前情報では「どうせあまり面白くは無いだろう」と思っていた鍛冶ですが
     「打ち直し」というシステムが搭載されており、非常に面白いと感じました。
     この鍛冶システムなら今後は毎回のように欲しいと思う程です。
    悪い点
    悪い点というより残念な点を挙げます

    【モンスターが手抜き】
     中盤以降からモンスターが明らかに手抜きになります(やれば分かるかと)
     個人的に一番残念な点です。
     グラフィックはしっかり作られているのに、どうしてこうなってしまったのか。
     せめて色違いで良かったのに。
     転生モンスターとか要らないんでこの点を何とかして欲しかったですね。

    【難易度が低い】
     ゲーマーにはかなり物足りない難易度になっております。
     PS4版の方が難易度が高いとは言われていますが、それでもね。
     特に残念なのが、「一番強くなくてはいけない敵」が弱い。
     ある程度やり込み要素があるだけに、この点が本当に凄く残念でした。
     ゲーマーとまでは言いませんが、ある程度RPG慣れした人には
     「ある程度までやり込んでやっと倒せるぐらいの敵」は欲しくなるものです。
     シリーズ過去作はある程度満足出来るのが居た気がするのですが。


    上の2つが非常に大きい欠点だと感じました。


     【音楽は過去作使いまわしが多い】
     すぎやま氏にも色々あるかとは思いますが
     盛り上がりシーンや印象的な町のBGMは過去作の名曲がほとんどです。
     その分、「この曲こんなに良かったんだ」と気付く部分もあったりしますが。
     ドラクエ11のオリジナルBGMはあまり印象に残ったものはありませんでした。
     好みの問題にはなりますが、せめてボス戦の曲だけでも好きになりたかった。
     DQ10のボス戦がかなり良かっただけに残念でした。

     【レベルが上がりやすいのにメタルの出現頻度が低い】
     過去ドラクエシリーズで一番メタル遭遇率が低いんじゃないかと感じます。
     やはりドラクエは「メタルを倒してレベル上げ」が一つの楽しみではあるので
     あまりにも低い出現率、なのに獲得経験値は過去作よりも高い為、さくさくレベルが上がる。
     Lv99なんて簡単に到達してしまいます。

     【見た目が変えられる装備が限られている】
     外見が変わる防具アイテムが一部しかなく
     防具が変わると外見も変わってしまう為、必然的に強さ重視にしづらくなります。
     最終的に見た目が変わる装備に落ち着きますが
     既に獲得した外見はいつでも変更可能などがあれば最高でした。

     【縛りプレイがお粗末】
     今作では公式縛りプレイという変わったシステムが存在しますが
     防具が装備出来ないので見た目が変えられない。
     せっかく鍛冶システムがあるのに防具が付けられないのももやもや。
     恥ずかしい呪いも面倒臭いだけで、NPCに対して恥ずかしがるのもうっとおしいだけです。
     オマケ要素なので多くは追求しませんが、やってて楽しいものではありません。

     【3DS版との差】
     一見PS4版の方が要素が多そうに見えますが
     実際は3DS版の方が充実した作りになっていると感じます。
     PS4版ではボウガンアドベンチャーとマジスロというものがありますが
     ボウガンアドベンチャーははっきり申し上げて何が楽しいのかさっぱり分かりません。
     マジスロも、30分ぐらいやったらもういいかなというもの。
     グラフィックに差があるのでPS4版で満足していますが
     PS4版に無い要素が3DS版には色々とある為、この点は不満があります。

     【スキルパネルの種類が少ない】
     今回のスキルパネルはかなり良質なものだと感じますが
     それでもまだまだ理想系からは遠いと感じます。
     技の数が少ないですし、結局のところ「強技」を覚えるだけのパネルでもあります。
     また若干の武器格差も感じますし、ムチや爪や短剣が相変わらず弱い。
     武器による使用スキルの制限は今作の物は完成度が高いですが
     それでも武器による差別化は個人的には好きではありません。
     ただ「いつでも振りなおせる」ようにしたのは本当に面白い要素ですね。
    総評
    全体的な印象としては「神作」と呼べるレベルから
    欠点をいくつか差し引いた「かなりの良作」といった印象です。
    特にやっとまともなハードでのオフラインドラクエと言う事もあり
    期待していた人は多いと思いますが、予想以上に良い出来でした。

    一番特出すべきはやはりストーリー展開ですね。
    この点に関しては一切文句は無い出来です。
    私は盛り上がるシーンや神展開なんかが来ると涙が出てきてしまうのですが
    作中に出てくる塔でのシーンではボロボロ泣いてしまいましたね。
    あんな素晴らしい展開を思いつくのは尊敬に値すると思います。

    PS2が登場して以来まともなRPGがほとんど出てこなかったので
    このご時世にこんな素晴らしいRPGが出来るとは思いませんでした。
    やはりドラクエシリーズは日本の国宝だと思います。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 3 4 4
  • 楽しい仲間と世界観光の旅 90
    • 投稿者:カモメ(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/17
    良い点
    ・楽しいストーリーとバランスのとれた難易度
     おそらくほとんどの人が楽しく1回目のラスボスまでは倒せるように作られている。段階的に難しくなっていくあたりのバランスはよかった。

    ・ドラクエの職業に合った魅力的なキャラクター
     NPC含め、どのキャラもいい味を出していてプレイしていて楽しかった。
    特に、某オカマが神輿に乗って再登場した時は爆笑した。ソロでゲームやっててここまで笑ったのは初めてかもしれない。

    ・世界観とグラフィック
     ドラクエの世界観・イラストを違和感なく再現。キャラクタも違和感なくよく動いているし、自然の表現も綺麗でした。

    ・1回クリアさせといてからの副題回収
     と同時に某メインキャラの復帰。かなり個人的ですが、某キャラがちょっと娘に似てて、娘もなんか喜んでいたので、退場したときはショックだった。なのでこの流れはホッとした。
    悪い点
    ・カメラ
     はじめ酔いました。レシピ本、宝箱、壺、タル、タンス、ボウガン…はいいか。まぁこれだけの隠しアイテムを画面グリグリして探すからには、もう少し快適であってほしい。

    ・不便なUI
     「さくせん」以下にあるコマンドを頻繁に使うのにメニュー位置が悪く階層も深い。新しいエリアに着くたびにモンスター確認で開けに行くんですよ。「どうぐ」もめんどくさいからラスボス系以外は放置していた。

    ・世界が狭い
     小さなエリアが扉で繋がって世界ができているためか狭く感じる。また、今どこにいるか把握しにくい。(ということで、同じ世界を3回歩かせるのは計算なのかも…)

    ・長いロードと不便な移動
     エリア間にあるロード時間が短くないのでちょっとイラッとした。それに加えて、ルーラで女学園へ飛ぶたびに、「入り口に落ちるのはやめてくれ、もうど真ん中でいいじゃないか」と思わずにはいられなかった。
    総評
    「楽しい仲間と世界観光の旅」のような冒険でした。

    この後につながるドラクエ3を遊んだ頃から大分時間が経ち時代が変わりましたが、今また楽しめるドラクエになっていると思います。

    不満は上に書いた以外にもいくつかありますが、ゲームの大事な部分がとても良くできていて魅力的なのでそこまで気にならないのかもしれません。

    最後まで手を抜かずに物語もきちんと完結していて、「良い仕事だな、さすがドラクエ」という印象が残りました。総合的にとても楽しめました。

    楽しい時間をありがとうございました。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 3 5 5
  • ここ数年で一番面白いと思えるRPG 95
    • 投稿者:えびすけ(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/17
    良い点
    ◎シナリオはおそらく歴代DQシリーズの中でも指折りの良さ。これもDQらしさがあるものの、いい意味で予想外の展開もあり飽きさせない。期待を裏切らない出来です!!

    〇DQらしさを残しつつもPS4版では特にキャラの表情やモーションも相まって演出がGOOD。映像も思った以上に綺麗。

    〇鍛冶システムを使うことで通常よりも強めの装備品を作ることも可能。うまくいけばしばらく装備の更新が必要なくなることも。

    〇スキルパネルによりキャラクターごとにそれぞれ役割がある。
    悪い点
    ×戦闘が単調なこともあってか、ある程度プレイすると眠気が襲う(個人差アリ)

    ×過去作のBGMが多用されておりニヤリとすることはあるもののその分BGMに関していえば今作のイメージが薄い。

    ×PS4版とDS版のデータの互換性が『ふっかつのじゅもん』のみに寄るため、頻繁に交互にプレイしていくと仕様上仕方がないとはいえ毎回あらかじめ設定された所持品となるため自分で冒険しているという感覚が薄れてくる。

    ×スキルパネルがある反面、転職システムがないこと。
    総評
    視点の悪さや過去作BGM多様による本作独自色の薄さなどもありますが、それがあまり気にならないほどやはりシナリオがいいです。これにつきます。
    グラフィックスやゲーム性も確かに大事ですがRPGはやはりシナリオが一番大事だなと痛感しました。
    その点では同じ会社の二大看板RPGの片割れであるFFシリーズとは対極にあるように思いました。

    まだまだ終盤に差し掛かる前ではありますが、久々に懐かしさを覚えつつも新しさが盛り込まれた楽しいRPGに出会えたように思います。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 5 5 5
  • こんなに泣いたドラクエは初めて 100
    • 投稿者:goodnight(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/16
    良い点
    こんなにゲームで泣いたのは初めてです。素晴らしい音楽、素晴らしい映像、素晴らしいバランスが融合して一つの大きい物語を作り上げています。
    いい意味で予想を裏切り続けるストーリーは、とくにクリア後のストーリーは圧巻でした。
    技術の展示会のようになってしまいがちな高性能機にあってユーザーの楽しみを追求している数少ない傑作だと思います。
    キャラクタの一人ひとりが輝いています。また、ボイスがないことを逆手にとったエンディングの演出も見事という他ありません。
    悪い点
    今の所とくにここが悪いと思うところはありません!
    強いて言えば3DSのプレイヤーと感動したポイントが違うので話が盛り上がらなかったのが寂しい。みんなにPS4版のベロニカを見てもらいたいところです。
    総評
    こんなに素晴らしいゲーム今までやったことがありません。
    映画的な見とれるような演出も、ゲーム的な能動的にアクションを起こさせる仕掛け作りも成功していると思います。
    全ての人が遊ぶべきとは思いませんがRPGを面白いと思ったことがある人ならば、古臭いと思わずに遊んでみるべきです。きっと引き込まれることでしょう。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • これぞドラクエ。正当な進化。 90
    • 投稿者:tetsu.m(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/16
    良い点
    ・グラフィックがキレイ(他の一部ゲームに比べれば劣るがドラクエだとこれで十分すぎる)
    ・キャラクターはセリフ表示中は口パクで動いている
    ・鍛冶は上手くいくと性能が高い武器が出来るため、のめり込める
    ・各キャラクターに個性が分かれていて、バトルメンバーのパターンも豊富且つ、このキャラクターを絶対に組み込まないとならない、というのもあまりない
    ・一部おしゃれ装備がある
    ・サラウンドを組んでいると、後ろから滝の音が聞こえたりとリアリティは高い
    ・フィールド上にいるモンスターは生態が分かるような挙動をしており、見ていて面白い
    ・町や城、ダンジョンなどでやたら長い通路等がある時にオートランは結構便利
    ・ストーリーは非常に重厚、やりだすとかなりのめり込める(涙腺にくる要素も多い)
    ・乗り物に乗るギミックは結構面白い
    ・隠しイベントやクエスト、チャレンジ的要素など寄り道要素が多い
    ・操作性は色んな所で親切
    ・素材や装備がどこで手に入る…など、親切要素も多い
    ・カジノの新要素、マジスロはスロット苦手だけど結構ハマる
    悪い点
    ・ロードが長い
    ・BGMの使い回しが多いし、新曲も微妙(どうせ使いまわすのならなるべくロトシリーズにする方がよかったのでは?)
    ・今作の真ボスは相当に強いが、それでもボス敵は少々物足りない気がした
    (DLCになってもいいので、DQ9はDQHのように歴代強ボスステージがあっても良かったんじゃないだろうか…クリアーで新たなおしゃれ装備が手に入るとか…。ちゃんとできているDLCなら歓迎だとは思うが…)
    ・鍛冶で出来る最終武器入手後に戦う強敵がいない
    ・ボウガンの暴発が多い(ボウガン要素は正直不要だったと思う)
    ・ボウガンに関するギミック攻略がない(3DS版の影響か…)
    ・パンチラ要素は徹底されてガードされている(笑)(CERO:Aの影響か…)(まぁ不要ですが…)
    ・上記のせいか…カジノバニーも色気ゼロ…(あれ、でもマルティナの装備にバニーがあるけど…?)
    ・船及び空を飛ぶ乗り物での着地点が限られている(FFの飛空艇のような役割ではない)
    ・一部クエストにストレス溜まるものがある
    総評
    8、9は未プレイであったため、久しぶりのドラクエだったが、かなり楽しめた。
    システム全般も非常にユーザーフレンドリー。ストーリーも王道ではあるものの、かなり重厚で面白く、物語の続きが非常に気になる毎日が続いた。
    バトル演出もド派手で見ていて飽きない。「戦略的要素がない歩くこと」に意味があるのか、と最初は思ったが、自分的演出要素で意外と歩いていた。必要なかったり歩いたりしない人はオフにも出来るし不要な要素とは感じなかった。
    残念だったのが、BGMの使い回しと完クリ後のやりこみ要素…。聞くところによると、DQ9には歴代ボスバトルや歴代キャラクター装備などの要素があったことから、DLCでもいいので、そういった要素もほしかったところ。また、最終武器の鍛冶レシピが入手できた後に戦う相手が既に倒した相手だと、ちょっと物足りない。最近はレベルMAXでも苦戦する敵が出るゲームも多いので、そういったところは欲しかった。私にとってボウガン要素はあってなかったようなものだった…。
    不満な要素はあったものの、余程じゃない限りは万人に受けて非常に楽しめる内容になっていると思う。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 5 5 4
  • 不満点こそあるものの…… 85
    良い点
    ・ドラクエらしさを残したまま、よりリアルに表現されたグラフィック

    ・鳥山絵を違和感なく取り込んだ、素晴らしい3Dモデル
     キャラ、モンスターいずれも細かなところまで作り込まれている。

    ・過去作と比較しても遜色のない熱いシナリオ
     中でも中盤〜終盤にかけては、シリーズの中でもトップクラスの盛り上がりを見せてくれる。

    ・古参プレイヤーを思わずニヤリとさせるオマージュ要素と懐かしのBGM

    ・個性溢れる魅力的なキャラクター

    ・プレイヤーを迷わせる事のない、徹底的なまでに親切な冒険ガイド

    ・過去作以上に充実したカジノ
     スロット好きならマジスロにドハマりする事請け合い。

    ・武器次第で様々な方向へ特化させる事が可能な、幅のある成長システム
     転職システムほどの自由度は無いが、スキル振り次第では十分にキャラごとの個性を活かす事が可能。

    ・上手く調整された程よい難易度&バトルバランス

    ・ストレスなく進める事の出来るレベリングのバランス
     過去作ほどレベリングを意識せずともシナリオを進める事が出来る。

    ・バグの圧倒的なまでの少なさ
    悪い点
    ・ドラクエ10からの流用要素の多さ
     特技や呪文のエフェクト&モーションや、転生モンスター、ふしぎな鍛冶など、前作ユーザーからするとあまり新鮮味を感じられないであろう要素が少なからずある。

    ・安定しないフレームレートと、扱いづらいカメラワーク
     3D酔いすると言われる原因は恐らくこれ。頻繁にカメラがブレる上、木や柵などのオブジェクトを透過しないためややストレスを感じる。

    ・細かなUIの面倒臭さ
     アイテムを9個単位でしか売買出来なかったり、装備品を1個単位でしか購入出来なかったり等、主に「どうぐ」面でUIに不便さを感じる事が多い。

    ・新曲の数の少なく、かつ印象が薄い
     すぎやまこういち氏ももう歳なので仕方がないのかもしれない。

    ・キャラクターのボイス無し
     せめてプリレンダムービーくらいはボイスを付けても良かったのではなかろうか。

    ・透明な壁の多さ
     一見飛び越えられそうな柵や段差にも透明な壁が設定されている事が多々あり、ストレスを感じる。オープンワールド系のゲームに慣れているプレイヤーであれば尚更だろう。

    ・サブクエの単調さ
     いわゆる「お使い」のようなものがほとんどで、どうしても作業感が付きまとう。ドラクエらしいと言われればそれまでなのだが……。

    ・ややシンプル過ぎる戦闘システム
     序盤は取得スキルポイントが少ないため、○ボタンを連打するだけの戦闘になりがち。またレベルアップでHPとMPが全快するのも単調な戦闘に拍車を掛けており、MP管理の必要性が薄く、中盤以降も雑魚戦では高火力技をぶっぱするだけになる事もしばしば。

    ・任意で発動する事の出来ない運任せの連携技
     いくつも連携技が用意されているが、意図的に発動する事が難しい為、結局エンディングまで一度も使う事のなかった技がいくつもある。もう少し手軽に発動出来るようにして欲しかった。

    ・後半になると面倒臭さの感じられる鍛冶のミニゲーム
     序盤は目新しさが感じられるが、終盤はレシピも増え、一度に大量に装備品を作る事になるので飽きがくる。これならドラクエ9の錬金釜のような仕様で十分だった。

    ・敵の落とすゴールドの少なさ
     店売りの装備品の価格と敵が落とすゴールドが釣り合っていない。恐らくは鍛冶で装備品を作る事への誘導だと思われるが、オンラインではないのだからもう少し金策をし易くしても良かったのではなかろうか。

    ・攻略サイト必須なボウガンアドベンチャー
     マップに点在する的を探し出して壊すPS4版限定のミニゲームがあるのだが、この的が非常に小さいためノーヒントで探すのは困難を極める。これなら無い方がマシだった。
    総評
     不満点こそ多々あるものの、総評すれば十分な良作だと断言出来る。
     特にシナリオの出来は秀逸で、序盤こそ地味に感じられるものの、中盤以降の展開は素晴らしいの一言。特に今作は過去作のオマージュ要素が強いため、ロト三部作をプレイしてる古参ユーザーであればエンディングでの感動もひとしおだろう。是非ともネタバレ抜きでプレイする事をお勧めする。

     ただ、戦闘や探索に関してはこれといった進歩がなく、それほど新鮮味は感じられない。ただでさえドラクエ10から流用した要素が多いのだから、もう少し進歩というか、時代に合わせた独自性を持たせても良かった気はする。最も、その進歩の無さがドラクエらしいと言えばドラクエらしいのだが……。
     良くも悪くも、「古参の為のドラクエ」という印象だった。

     とまあ、ここまで文句をつらつらと書き連ねた訳だが、フルプライスで買うだけの価値は十分にあると思うので、ゲームを離れていた古参の方も、まだドラクエをやった事がない方も、これを機に“勇者”を始めてみては如何だろうか。
     このゲームはきっと、貴方の忘れかけていた冒険心をくすぐってくれる事だろう。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 5 4
  • フルスケール3DRPGとストーリードリブンとドラゴンクエスト 90
    • 投稿者:Crayon(男性/30代)
    • 投稿日:2017/08/08
    良い点
    ・壮大で驚きに満ちたドラゴンクエストらしい物語
    ・魅力溢れるキャラクターの表現
    ・カットシーンを使った巧みなストーリーテリング
    ・優れたアニメーション(モーション)
    ・丁寧に作り込まれた美しい世界
    ・カジュアルゲーマーに配慮した設計
    ・ストーリードリブンのゲームデザインと探索の幅のバランス
    ・ドラゴンクエストの過去作を懐古させる仕組み
    ・「れんけい」の面白さ
    ・キャラクターの見た目が変化する装備があること(ドラゴンクエストではわりと珍しい)
    ・バグがほとんどなく動作が非常に安定している
    ・シンボルエンカウントにより敵と戦うのを避ける事ができる
    ・鍛冶システムがミニゲーム化されている
    悪い点
    ・DQXIの新しい音楽は印象が薄い(過去作の楽曲の再利用は優れているが)
    ・いくつかの場面でのフレームレートの低下
    ・素材が同じ場所に湧くのは思慮がない
    ・キャラクターボイスのオプションはあってもよかった
    ・れんけいは使い勝手が悪い
    ・スキルパネルは成長の幅が狭い
    ・オンライン要素の欠如(非同期のちょっとしたものでもあったほうがよかった)
    ・鍛冶での装備作成は探索による装備入手の魅力を弱める
    ・最初からマップが全て見えているのは情報過多
    ・過去作同様に利用価値の低い呪文・特技が結構ある
    総評
    シングルプレイヤーRPGとしては、おそらく過去15年でも特に優れたドラゴンクエストのゲームです。

    まず、根底としてドラゴンクエストXIは近年のRPGに慣れていないカジュアルゲーマーでも戸惑うことなくゲームを楽しめるようなギブアンドテイクをしている印象です。

    そして何より、多少時代遅れであったとしてもドラクエを貫く姿勢。
    ターン制の戦闘は昔から全く変わっていません。

    しかし、ドラゴンクエストとしては過去最高のグラフィックスで遊ぶことができ、さらにキャラクターのモーションが非常に洗練されているので見ていて楽しかったです。
    建物の中が細かいところまで描写されていたり、植物の表現が非常に美しかったりと見応えがありました。

    一方で新しいスキルパネルシステムは、スキルビルドという程には柔軟性がなく、振り直しができるとはいえ転職システムにしたほうが遥かに面白いのではないかと思いました。
    また、転職システムにした方がキャラクターの成長の自由度が増えるかと思います。

    個人的には意外に思いましたが、ドラゴンクエストXIで最も良い点はストーリーと冒険でした。
    新しい場所を訪れる面白さや物語を追っていく楽しさ、新しい仲間に出会う楽しさ、仲間との会話、新たな敵との邂逅など、日本のRPGらしい良さが満載だったように思えます。

    ネタバレは避けたいので伏せますが、やはり●に乗れるようになった時と、○○がプレイアブルキャラとして仲間になった時には大きな感動がありました。

    ドラゴンクエストXIは正しい方向性で作られたゲームだと思いますし、堀井さんのディレクションと遊び心も素晴らしかったです。

    ドラゴンクエストは欧米のオープンワールドRPGとは真逆の哲学を持ったタイトルだと思います。ストーリーの分岐があるわけでもなく、オープンワールドでもない。しかし、ドラクエの哲学を突き詰めることで他に代えがたい体験も生まれるのだと実感させてくれました。

    自分はCDProjektのウィッチャー3にゲームプレイの面で非常に感動しましたが、ドラゴンクエストXIは違うベクトルで同じレベルの満足感を味わえた気がします。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 4 5
  • 世界観とストーリーは素晴らしい出来 85
    • 投稿者:canosuke(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/04
    良い点
    ・ストーリーは文句なしの王道英雄譚。
    ・キャラクターも文句なしに魅力的。青臭く悩んだりギスギスしたりしないのが良い。
    ・次に何をすべきか一切迷わない、徹底的に親切な冒険ガイド(OFFにもできる)
    ・豊富なキャラ会話。
    ・バグっぽい挙動が皆無。
    ・グラフィックはDQとしては文句なく過去最高。(ただし普段からPS4の大作を遊ぶ人にとっては驚くほどでもない)
    悪い点
    ・本編クリアするまで、戦闘面でのやり甲斐や達成感がかなり乏しい。レベル上げも装備吟味も不要でワンパターンで殴って倒せるボスが多い。至る所にキャンプがある上、なぜかレベルアップでMP全回復する仕様のため、雑魚戦もMP節約せず全体攻撃で危なげなく蹴散らすのをフルオートで見ているだけになりがち。
    ・3Dで移動する操作が気持ちよくない。近年の自然なモーションで自由に移動できる系のオープンワールドに慣れていると、しょうもない段差や柵や溝にいちいち引っかかるのがつらい。特に馬。
    ・音楽は「くどい」「場面に合っていない」と感じることが時々ある。個人的には「往年の名曲が華麗に復活」というより「DQXでも散々聞いてる復刻曲ばかり」という印象。
    ・やや世界が狭く感じる。
    ・スキル、武器、システム、アイテム名、UI、魔物のモデリング・モーションなど、多くの要素がDQXからの引継ぎ。DQXファンとしては嬉しくもある反面、新鮮味に乏しい。
    総評
    基本的には、普段ゲームしない社会人でも一切ストレスなしに最後までストーリーや世界観を楽しめるよう作られている印象で、ストーリー重視で楽しむなら素晴らしい出来です。
    一方でシステムや技術面で意欲的だとか、戦闘や謎解きで歯ごたえがあるだとか、そういう感じではありません。
    まあ現代のドラクエナンバリング、特に久しぶりの据え置きのドラクエとしては、これでいいのかなと思います。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 4 5
  • こういう方向性を望んでいた でも改善できる箇所はまだあるかな? 85
    • 投稿者:ガイン(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/03
    良い点
    8以来のプレイです。
    過去作はリメイクロトシリーズ、5から8をプレイ。外伝系はやっていません。
    進行度はネタバレになるので伏せますが、終盤の終盤に差し掛かったあたりです。

    ということで良い点

    変わらないドラクエらしさ

    探索の楽しさ

    キャラクターの個性全般、挙動全般

    モンスターの挙動やサイズ

    懐かしのBGMの数々

    程々の難易度とレアアイテム収集の楽しさ

    サブクエストの開放と開始地点がすぐわかる

    命の木の実などの上昇値の固定

    中盤から終盤にかけての話の盛り上がり

    カジノの力の入れっぷり。マジスロはパチスロ経験一度でやめた自分でもハマります
    悪い点
    近距離カメラワーク全般。
    木を透過しなかったり屋内だとやたらとカメラが寄るので、酔います。

    ボウガン全般。
    ノーヒントで的を探すのが大変で、敵への奇襲やアイテム拾おうとしたら他の相手に誤爆したりする

    バトル中のフリーカメラ。必要性を全く感じない
    総評
    良くも悪くも8や10(未プレイなので聞きかじった程度ですが)の発展系だと思います。
    睡眠時間を削る程度には没頭しています。
    ストーリーは多少隠し玉はありますがドラクエらしい王道展開ですし、

    BGMも新気分があまり評価が芳しくないようですが、気になるほどでもありません。耳に残るほどでもありませんが。

    あえてボイスなしにしたのも英断だと思います。
    声優によるキャラ付は良くも悪くも作用するので
    プレイヤーの想像に任せるのもありかと。最初は戸惑いますがw


    ただ正直なところ、ボウガンに力を入れるなら3DS版の過去作の一部イベントに介入できるシステム、導入してほしかったかなーと。
    復活の呪文もあるので、クリアしてやりこんだらそっちも購入しようか検討しています。

    おっさんなので、やや懐古よりの意見ですが、購入するときの指針にして頂けたら幸いです
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 5 5
  • カメラとモーションでかなり損をしている 60
    • 投稿者:有家(男性/40代)
    • 投稿日:2017/08/01
    良い点
    1.モンスターのグラフィック
     モデルの作り込みや仕草が過去最強に可愛い。

    2.ドラクエ的なお約束
     歴代作品をやってきた人にはわかりやすい小ネタがちらほら。

    3.キャラクター
     はっきりと「役割」や色付けがされており、特徴をつかみやすい。

    4.わかりやすさ
     次に何をすればいいか、不自然にならない形で説明が用意されていたり、視覚でもわかりやすいガイドやアイコンが表示されていたりと、ユーザーフレンドリー。
    悪い点
    1.カメラ
     デフォルトでは視点が主人公に近すぎる上、壁側や町中では視点が変わりまくる。おまけに視点も低下して、建物内では視界のブレが凶悪に。個人的な感覚としてはかなりの3D酔いゲーとなっている。町は広いが、屋内に入る度に不意の視点移動に耐える必要があるため、探索するになれない。
     一応、設定で直したりL3ボタンで近さを調整できるが、基本的な部分を改善することはできない。

    2.音楽
     過去作の使い回しが多く、最初は懐かしさを感じたが途中から飽きる。またバリエーションも乏しく、新曲はあまり印象に残らないか、悪い意味で耳に残るかどちらか。すでに作曲者や曲調縛りがシリーズにとってかなりの足かせになってきているかも。

    3.長いムービーや限定された展開
     オープニングムービーは非常に素晴らしいのに、ゲーム本編で始まるムービーはしょぼく、長い。その中で操作可能なシーンもあるが、むしろこれでミスったらまたムービーかと、煩わしさと緊張感を強いられる。

    4.モーション、テンポ
     モンスターのモーションは褒めたが、人のモーションは何というか、非常に低予算な感じ。さらに戦闘でも特定のモーションがトロくて、その武器や呪文を自主的に避けたくなるレベル。

    5.仲間との会話
     仲間のキャラクター自体はドラクエっぽくて気に入っているのだが、過去のリメイクなどと比べると仲間との会話が乏しい。

    6.UI
     メニューの一部が使いづらい。特に「道具」
    総評
    見た目はしっかりドラクエだが、カメラや音楽などの細部で調整不足、あるいは作りかけといった雑な点が目立つ。最初はドラクエ8からの正統進化かと思っていたが、進化は別にしていなかった。
     もちろん、ドラクエ的なグラフィック表現やシステムの親しみやすさといった基本は押さえているので、ゲームとして欠陥があるわけではなく、平均以上の作品にはなっている。60点の「まあまあ満足」というのが率直な感想。
     しかしペルソナ5の挑戦的なシナリオ、システムや、海外RPGの名作や、以前のドラクエのきめ細やかさを体験した後だと、今の時代にこれだと物足りないという感覚がでてしまう。
     また、プレイして酔う、疲れるといったカメラの副作用は熱中度を著しく低下させてしまうし、テンポの悪さがそれ拍車にかける。
     とりあえずは、その二点の改善を期待したい。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 1 1 2 4
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