［TGS 2016］「デモンゲイズ2」のステージイベントで，謎のDLC「PROJECT CODE-KENGOU-」が「柳生斬魔録 コール・オブ・ザ・グリモダール」として正式発表

　角川ゲームスは，東京ゲームショウ2016の最終日である2016年9月18日，同社ブースで，9月29日発売予定のPS Vita用ソフト「デモンゲイズ2」のステージイベントを開催した。
　ここでは，6月に発表されるも，「作家のベニー松山氏がシナリオ・監修を務める」ということ以外，謎に包まれていたDLC「PROJECT CODE-KENGOU-」の詳細が明かされたので，その模様をレポートしよう。

　ステージには，本作のプロデューサーを務める河野順太郎氏，ディレクターの安宅元也氏，出演声優の高木友梨香さん，立花理香さん，公認コスプレイヤー「革命ガールズ」，そして本作のイメージガール「夢みるアドレセンス」の京佳さんが登場。ステージ前半は，京佳さんの撮影タイムや「デモンゲイズ」シリーズの紹介などで進行した。

左から高木友梨香さん，河野順太郎氏，安宅元也氏，立花理香さん

　ステージ途中で，「PROJECT CODE-KENGOU-」のシナリオ・監修を務めるベニー松山氏が登場。そして，初公開となる「PROJECT CODE-KENGOU-」のPVがお披露目され，正式名称が「柳生斬魔録 コール・オブ・ザ・グリモダール」となることが発表された。


　PV中の映像でも確認できるが，漫画「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」などで知られる萩原一至氏デザインのキャラクターが登場することも判明している。

「柳生斬魔録 コール・オブ・ザ・グリモダール」の舞台となるのは，初代「デモンゲイズ」に登場したミスリッド地方。賞金稼ぎたちの憩いの場だった竜姫亭は，巨大なキノコに覆われそうになっている

物語は竜姫亭の副管理人，ピーネ（左）からのSOSで始まり，柳生の女剣士（中央），黒衣の美女（右）といったキャラクターが登場

アストロ

ヴィーナス

前作のデモンたちがさらに手強くなって登場するようだ

ウラヌス	エリス	クロノス
コメット	ネプテュヌス	プルト
ヘルメス	マルス	ユピテル

萩原一至氏デザインのキャラクター

　続いて，「特殊諜報員 立花と突撃隊長 京佳の調査レポート」と題された「柳生斬魔録 コール・オブ・ザ・グリモダール」の一問一答コーナーに。


　Q1は，「完全無料でついてくるの？」。河野氏は，完全無料なのは間違いないと回答。アイテム課金制のようなシステムにもなっていない模様だ。

　Q2は，「無料だからおまけ程度の内容なんでしょ？」という少々手厳しい質問。安宅氏によると，プレイ時間を本編と同程度（30時間〜40時間）と想定しているとのこと。クリア後がやりこみのスタートとも言える，ダンジョンRPGに相応しい内容となっているようだ。


　Q3は，「ベニー松山さんと萩原一至さんの関係は？」。ベニー松山氏は萩原氏と20年以上の付き合いで，「BASTARD!!」の小説やゲームのシナリオを手掛けたという。そういった縁もあって，「今回非常に気合いが入っています」とのことだ。

　Q4は，「デモンゲイズ2の最終形態とは如何に？」という質問。安宅氏はまず「だれでも楽しめるダンジョンRPGを目指したはずが，前作はゲームクリア率が5割程度という結果で悔しかった」と語り，2は本編のクリア率100%を目標に作っていると明かした。そして，さらにやり込みたいプレイヤーに向けて「柳生斬魔録 コール・オブ・ザ・グリモダール」を用意し，誰もが満足できる「デモンゲイズ2」を提供したいと語った。


　最後の質問であるQ5は，「どうすれば入手できるの？」。河野氏は「まず本編をクリアして待っていてください」と回答した。
　気になる配信日は本編発売翌月の10月中を予定しているとのことで，うかうかしていると本編クリア前に配信日が来てしまうかもしれない。

　本編と同等のボリューム，豪華なクリエイター陣によるDLCであることが判明し，大いに盛り上がった今回のステージイベント。「デモンゲイズ2」の発売が待ちきれなくなった人も多そうだ。

　なお，上で掲載したイラスト以外に，本作に登場するデモンたちのイラストも届いているので，以下に掲載しよう。

アクエリアス

アリエス

ヴァルペ

カプリコーン

キグナス

キャニス

スコーピオン

センタウル

タウロス

ドラコ

ハイドラ

パボ

ライブラ

レオ

レプス

ペガサス

「デモンゲイズ2」公式サイト